未経験からRPAエンジニアになる方法と独学の勉強方法について解説

「RPAを社内で活用して技術に感動した!」
「IT業界の取り掛かりとしてRPAを学びたい!」
RPAという技術を知り、興味が出る方も少なくないのではないでしょうか。
そこで今回は、未経験者でもRPAエンジニアになりたい!という方向けに本記事を制作しました。

POINT
未経験でもRPAエンジニアになれる方法が詳しく載っているので、RPAエンジニアになりたい方はこの記事を最後まで見て役立ててください!
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未経験でもRPAエンジニアになれる?

未経験でもRPAエンジニアになれる?

結論をお伝えすると、未経験からでもRPAエンジニアになることは可能です。
なぜならRPAエンジニアは主にプログラミングを必要としないRPAツールを使用して決められた操作を行うため、他のIT領域の中ではチャレンジしやすい職種だからです。
とはいえ、RPA自体新しい技術であり、初めて使いこなすには見合った学習時間が必要となります。

RPAはデジタルレイバー(仮想知的労働者)とも呼ばれ、人間がキーボードやマウスを使って操作していることを自動で行うことができるデジタル技術の一つです。
近年、業務効率化による、コスト削減や少子高齢化による労働力不足を補うデジタルソリューションとして注目を浴びており、RPA関連業務を専門とするRPAエンジニアの需要が高まっています。

RPAの特徴として「単独では効果がない」ため自動化するExcelやWord、VBAの経験、使用するRPAツールの理解、資格取得などが必要となります。
未経験の方でも、過去にExcelを使用してデータの管理やグラフの作成、事務的な作業を行っていた人であれば、RPAを使ってどんな業務が自動化できるのかを想像しやすいでしょう。
ともすれば、システム開発の経験やExcel VBAなどに関する知識・経験があれば、RPAは非常に馴染みやすい業界といえるでしょう。

未経験からRPAエンジニアをオススメする理由

未経験からRPAエンジニアをオススメする理由

本記事を読んでくださっている方は「将来RPAエンジニアに転身」したいと考えていらっしゃる方が多いと思います。
その背中を押せる根拠をいくつかご紹介致します。

日本中でIT人材の不足

近年第4次産業革命により、大企業から中堅・中小企業まで、DXを推進することが求められてきています。
しかし、少子高齢化による労働人口の減少により、RPAを含むDXに関わるIT人材の確保が重要になっている状況です。
経済産業省が行った2019年の調査※によると2030年にはIT人材の不足数が最大79万人に拡大する可能性があると発表しました。
こうした背景は日本中でIT人材の募集に繋がり、未経験の方がこれからチャレンジするIT領域として、参入しやすいRPA業界は非常にチャンスと言えるでしょう。
後述致しますが、RPAエンジニアのキャリアパスも多様化しており、その後のキャリア設計もしやすくなるのでオススメなのです。

参照:)IT 人材需給に関する調査

前職の経験を活かすことができる

RPAの役割は主にホワイトカラーの定型業務を自動化し業務の効率化をすることにあります。
したがって前職に総務や人事など事務処理をメイン業務にしていた方は、RPAエンジニアとして働く際に、ユーザの目線でシナリオ構築しやすいメリットがあります。
例えば、顧客の管理データ入力や集計データの抽出、データ照合などに活用されます。
過去にそうした業務経験がある方であれば、よりユーザ目線のRPAの導入が可能になり、前職の経験を活かしやすい特徴があります。

RPAを通してプログラミング言語が学べる

RPAはプログラミングを必要としないことが印象的な機能の1つですが、RPAエンジニアとしてプログラミング言語を学んでおいて損はありません。
そもそも、RPAツールとはプログラミングされているパーツを組み合わせて使用しているソフトウェアです。
プログラミングの知識をつけることで多様な業務の自動化に対応できるようになり、RPAエンジニアとしての活躍の幅が広がります。
未経験者がRPAエンジニアを通してプログラミング言語を学ぶキッカケを作り、将来的な新しい道が開けるメリットがあります。

未経験者がRPAエンジニアになるための独学で行うオススメの勉強方法

未経験者がRPAエンジニアになるための独学で行うオススメの勉強方法

先述しましたが、未経験からRPAエンジニアになることは十分可能です。
はじめは誰でもRPAに関することは何も知りません。
ここでは、RPAエンジニアになるためのRPA知識を独学で学ぶ勉強方法を解説していきます。

基礎知識をつける

本、インターネット、新聞、動画、などでRPAに関する基礎知識を習得しましょう。
その後は、実際にRPAベンダーのサイトを確認してソフトウェアの概要、機能、各ベンダーが発行する資格などについて、掘り下げて学んぶことがオススメです。

基礎知識の中でオススメ学習方法は「Udemy」です。
Udemyは100,000以上の講座があるオンラインで学習できるプラットフォームです。
RPAに関する講座も400件以上。
価格は平均2,000円程度で学べるため取り掛かりやすいメリットがあります。

基礎知識を応用して学ぶ

「RPAとは」を理解したら深く学びを深めていきましょう。
勉強方法は、基礎知識を応用して資格取得に向けて行う方法が最も合理的でオススメです。
特に取得したい資格はUiPath社が発行する公式認定資格「UiPath Certified Professionalです。
学生でも、知識とスキルを構築できる基礎的な試験で、プログラミングの知識が無くても業務自動化スキルを学べて実践に活かしやすいことが魅力的です。
資格の勉強を行えば、体系的にRPAについて知ることができ、実践部分も学べるメリットがあります。
RPAエンジニアとして仕事を始めたい方はコンタクトアースマッチングなどの無料案件紹介サービスに登録しておきましょう。

実際にRPAツールに触れてみる

学びが深まってきたらいよいよRPAツールに触れてみたくなるのではないでしょうか。
資格取得と並行しながら進めていただいても問題ありません。
RPAシステムは特別なソフトを使用せずに、元ある業務を最適化するものですので、技術面のハードルは比較的低いです。
実はRPAの企業によってはRPAソフトウェアを無料ダウンロードすることができます

例えば、UiPath社が提供するRPAツール「Community Edition」は無料で使用できるRPAツールの一つです。
先ほど説明した「Udemy」にもUiPath社が提供するRPAツールについての学習方法が多く上がっているので、学びやすいツールの一つです。

また「RPA導入方法」とYouTubeで検索するとRPAをインストールから導入までの方法を解説しているコンテンツもあります。
「RPAツールでシナリオ構築経験がある」だけでも将来転職する際に好材料にもなります。
使用感を感じながら「RPAはこうやって使うのか」実践的に学んでいきましょう!

RPAツールに関する独学で学ぶ方法を解説いたしました。
資格取得を目指しながら実物に触れて学んでいく方法が習得の近道です。
ただし、RPAは多様な製品が販売されており、1つの製品を学習しても、他の製品では通用しないことが往々にしてあります
一つの製品だけでは、RPAの本質的な部分は見えづらい可能性もあることは念頭に入れて学習に励みましょう。

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RPAエンジニアに向いている人の特徴

RPAエンジニアに向いている人の特徴

RPAエンジニアの転身を考えている人向けに、向いている人の特徴を解説していきます。

業務効率化の視点で判断できる

RPAは、業務を改善、効率化させるために存在しているため、プログラミングやツールの理解で乗り越えるのは本質的ではありません。
RPAを導入することで、浮いた工数を別の仕事に回して生産性を向上させる目的を正しく理解し「RPAを導入すれば業務が改善できる」クライアントの要望に合わせて柔軟に対応できる人が向いています。

定義力

RPAの他ソフトウェアと違う点に「ロボットの動作まで細かく定義」しなければなりません。
人間であれば「こんな感じでお願いします」の一言でなんとなくは伝わるものですが、ロボット相手には通用しないのです。
RPAエンジニアは、自動化対象業務を細かく定義して一つ一つ指示していかなければならないため、定義して進められる人が向いています。

傾聴がきちんとできる人

RPA導入にあたって最も重要になるのが、現場にいる業務ユーザのヒアリングです。
RPAエンジニアは、導入するべき業務を明確にする為に深く掘り下げた傾聴する必要があります。
最初は、業務のマニュアルから日々の仕事の進め方、そしてパソコンで操作する内容まで聞き取ります。
そうしなければ、先述した細かく定義してロボットファイルの作成をすることができないからです。

RPAの市場動向

RPAの市場動向

RPAエンジニアに転身を考えている方が知っておくべき情報の一つにRPAの市場動向があげられるでしょう。
RPAの市場動向として働き方改革や残業時間の削減などを目的として日本国内でRPAが急速に広まっている状況です。
特に、メガバンクを始めとした金融機関での導入がRPAの市場価値を押し上げています。
金融業界では他業種に比べて、システムを利用した事務関連の業務が最も多いため、RPAとの親和性が非常に高いのです。

・人が行っている業務の自動化
・処理の正確さ
・人的リソースの最適配置

状況の取り組みを行い、金融業界がRPA市場をけん引しています。
なお、RPAは、深夜や休日などでも稼働させることができ、時間を選ばずに事務処理を行えるメリットもあります。
そして近年では、金融業界のみならず、公共機関、サービス業、航空業、建設業など多くの業界がRPAの導入を進めています
矢野経済研究所によると、2021年度以降もRPA市場は継続的に成長する好材料が多く、2023年には売上高ベースで1520億円まで拡大する見込みがあります。
多くの業界、業種でRPAの市場は右肩上がりで伸びているため、今後RPAエンジニアに転身したい方にとって好環境と言えます。
RPAエンジニアの今後の将来性について深く知りたい方は以下のサイトを参考にしてみてください。

参照:)RPA市場に関する調査を実施(2020年)

未経験でRPAエンジニアになるには求人サイトを活用する

未経験でRPAエンジニアになるには求人サイトを活用する

先述したRPAエンジニアになるための勉強方法で知識を身に着けたら、求人サイトで積極的に応募をしていきましょう。
RPAエンジニアの求人件数は増加傾向にあり「RPAエンジニア 未経験」と検索すれば多くの求人がヒットする状況です。
2018年時点の調査ではありますが、人手不足の深刻化に伴い「RPA」求人数が前年比6.4倍になり「RPAエンジニア」の求人数は9.1倍にまで上昇していることから、未経験者でもRPAエンジニアになれる可能性は大いにあります。

とはいえ、筆者が実際に未経験者の求人募集を調査したところ「RPAツールの経験がある方優遇」や「WordやExcelの理解が必須」等の要件がありました。
未経験者とはいえ、RPA関連やExcelなどのMicrosoft製品の業務理解について学習をしてから望む必要性があるということは覚えておきましょう。

参照:)【求人検索エンジン「スタンバイ」調べ】

RPAエンジニアにオススメのキャリアパス

RPAエンジニアにオススメのキャリアパス

テクノロジーが変化し続けるIT領域では、持ち合わせているスキルセットだけでは、RPAエンジニアとして生き残ることは難しいかもしれません。
そこで、本記事の最後にRPAエンジニアにオススメのキャリアパスをご紹介致します。

・RPAコンサルタント
・他領域の知見と組み合わせて ITコンサルタント
・独立してフリーランスRPAエンジニア

などが挙げられます。
やはり目指すべき道は年収も上がりやすいコンサルタント系、もしくは独立して高収入を目指せるコースがオススメです。
上流工程に入れるように、システムの要件定義力や問題解決能力を磨きつつ「ユーザ業務の豊富な知見」「RPAに特化したプログラミング知識」のスキルを習得をしましょう。
多くのRPA案件を通して、上記のスキルアップを図り理想のキャリアパスを描けるように自己研鑽を行っていくのが重要です。

未経験でもRPAエンジニアになれる!

いかかでしょうか。
今回は未経験者でもRPAエンジニアになる方法を解説致しました。
あらかじめ決められたツールがあるものの、業務ユーザとの折衝や導入するためのRPA関連の知識が必要になります。
これからRPAエンジニアに転身を考えている人はぜひ参考にしてみてください!

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