UI/UXデザイナーはUIとUXを使い、利便性の高いWEBサイトやアプリを戦略的に組み立ててデザインする職業です。
近年の急速なIT化に伴い、UI/UXデザイナーの需要はますます高まっています。
ここでは気になるUI/UXデザイナーの平均年収や、年収アップの方法、おすすめの資格について詳しく解説します。
なお「UI/UXデザイナーってやめとけって言われる事があるけど将来性はあるのだろうか?」とお感じの方は以下の記事をご参照ください!
目次
そもそもUI/UXデザイナーとは
UI/UXデザイナーは、利便性の高いサイトやアプリを戦略的に組み立ててデザインする職業です。
UI(User Interface)はユーザーと製品・サービスの接点すべてを、UX(User Experience)はユーザーが製品・サービスを通して得られる体験を意味します。
従来のWebデザイナーがサイトやアプリの見た目だけをデザインするのとは違い、操作性や導線・手順など、使った時の印象や感動などの体験すべてをデザインするのが特徴です。
ユーザーが「使いやすい」「心地よい」「また使いたい」を体験できるサイトやアプリを構築する役割を担っています。
UI/UXデザイナーの仕事は「5段階のモデル」と呼ばれる、戦略・要件・構造・骨格・表層の5つのフェーズに分けて考えられます。
マーケティングからコンテンツ・機能の要件定義、使い勝手を考慮した設計、見た目まですべてのフェーズに関わる重要なポジションです。
UI/UXデザイナーの平均年収
UI/UXデザイナーの平均年収は日本の平均年収と比較しても高いです。
IT化に伴い需要が高まる一方で人材は不足しているため、市場価値はますます上がることが予測されます。
UI/UXデザイナー全体の平均年収
大手求人サイト「Indeed」の調査によると、UI/UXデザイナーの平均年収は700万円とされています。
2020年2月時点での平均年収は510万円だったので、この4年4か月で200万円近く上がっていることがわかります。
フリーランスのUI/UXデザイナーの平均年収
2021年6月時点でフリーランスのUI/UXデザイナーの平均年収は792.1万円でしたが、2024年6月時点では813.3万円となっています。
このように、UI/UXデザイナーの市場価値は全体的に上がっているといえます。
参照:)「UI・UXデザイナーのフリーランス求人・案件一覧」エン・ジャパン株式会社 フリーランススタート
UI/UXデザイナーが扱う開発言語/スキル別の平均年収
使えるスキルによっても年収は変わります。
例として、Sketch・CSS・HTMLの年収と、どのようなことができるのかについて紹介します。
Sketch
Sketchは一番高く843万円です。
SketchはBogemian Coding社によって開発されたMac用のグラフィックデザインです。
アプリのUIデザインやWebデザインの作成ツールとして使われています。
UI/UXの設計を効率化する機能が搭載されており、プラグインが豊富です。
Sketch上でアニメーション検証、画面遷移図生成、デザインのチェックなども実行できます。
制作のあらゆる作業が時短され、デザイン細部の作り込みに集中できます。
CSS
次に高いCSSは750万円です。
CSS(Cascading Style Sheets)は、Webページのスタイルを指定するための言語です。
HTMLで構築された文書構造に対してデザインを加え、Webサイトの見た目を簡単に美しく装飾できます。「文書構造を保てる」「メンテナンス性が向上する」「メディアごとにスタイルを指定できる」などのメリットがあります。
HTML
HTMLの平均年収は741万円です。
HTML(HyperText Markup Language)はWebページを作成するために開発された言語です。
ページのタイトル、見出し、段落、箇条書きなどの文章構造を記述する言語です。ほとんどのWEBページはHTMLとCSSで見た目が作られています。
UI/UXデザイナーのフリーランス求人で公開されている案件を多い順に見ると、
CSS3、Sketch、Illustrator、JavaScript、React、Photoshop、Figma、Adobe XD、Unity、HTML5となっています。
案件が多いほど需要が高く、それだけに年収も高くなる傾向です。
UI/UXデザイナーが年収を上げるにはフリーランスもオススメ
先に記述した通り、会社員と比較してフリーランスの平均年収は1.2倍程にもなります。
フリーランスになるにはそれだけにリスクもありますが、ある程度の経験と実績があれば安定した仕事と収入が得られるでしょう。
また、短期間で豊富な経験ができ、知識やスキルの向上が収入アップに直結するというのは大きなメリットです。
フリーランスになると掛け持ちも可能なので多くの案件に関わることができ、短期間でさまざまな知識やスキルが得られます。
また、経営者とのやりとりなど会社員ではあまりできない経験もでき、会社員と比べて成長するスピードが速いです。
能力を上げながら案件を掛け持ちすることで収入もアップするという、良いサイクルが生まれます。
最近ではフリーランス向けのエージェントも増えているため、フリーランス初期はうまく活用し、案件の紹介や事務処理をサポートしてもらいながら経験や実績を積むと良いでしょう。
フリーランスになることを検討しているUI/UXデザイナーの方は「コンタクトアース」がオススメです。
「まだ仕事を受けることは考えていないけど、どんな仕事があるのか知りたい」
「これまでのキャリアがどんな分野で活かせるか、確認しておきたい」
「UI/UX系案件の市場調査をしたい」
最新の案件情報を見逃さないためにも早めに登録を済ませておきましょう。
UI/UXデザイナーの年収を上げるために取り組むべきこと
必要なスキルを身につける
先に説明した「スキル別の平均年収」の通り、スキル次第で年収も変わってきます。
Sketch・CSS・HTMLなど、UI/UXデザイナーに関わるスキルを習得して能力アップとともに年収も上げましょう。
資格を取得する
UI/UXデザイナーはさまざまな能力が求められるので、関連した資格を持っていると証明材料にもなり、収入アップも可能です。
ここでは、UI/UXデザイナーの年収アップにおすすめの資格をいくつか紹介します。
①人間中心設計(HCD)専門家 資格認定制度
人間中心設計に関して一定水準の能力を有する人材を「専門家」として認定する制度で、「認定人間中心設計専門家」と「認定人間中心設計スペシャリスト」があります。
製品やシステム開発において、人間中心設計を実践できる専門家を認定するための試験です。
受験資格として、ユーザビリティ・人間中心設計(HCD)・UXデザイン・サービスデザインに関わる実務経験が数年必要です。
ハードルは高いですが、UI/UXデザイナーとして保持しておくと強みになるでしょう。
詳しくは「特定非営利活動法人 人間中心設計推進機構(HCD-Net)」
②ウェブデザイン技能検定(国家資格)
Webサイト制作に必要な知識やスキルを問う試験です。
1級・2級の受験資格として実務経験が必要(1級は7年以上、2級は2年以上)なので、キャリアの証明になることも魅力のひとつ。
Web業界で唯一厚生労働省が認定する国家資格であるため、UI/UXデザイナーとしておすすめの資格です。
詳しくは「特定非営利活動法人インターネットスキル認定普及協会」
③Webクリエイター能力認定試験
Webサイト制作に必要とされるデザインおよびコーディングの能力を測定・評価する資格試験です。
実践的な能力がどれだけ備わっているのかを測る試験なので、持っていれば技術を持っている証明になるでしょう。
認定基準にはエキスパート(上級)とスタンダード(初級)の2種類あります。
スタンダードは最低限の知識問題が出題され、エキスパートはよりデザインに関連する技術の問題が出題されます。
詳しくは「Webクリエイター能力認定試験」株式会社サーティファイ
UI/UXデザイナーは高年収が期待できる!
近年、IT・デジタル化が急速に進む一方、IT人材は不足しています。
UI/UXデザイナーもそのうちのひとつで、今後ますます需要が高くなるでしょう。
開発言語の習得や資格の取得、フリーランスになるなど、スキルを上げれば年収アップも可能です。
働き方や方法を工夫し能力を上げていくことで、さらなる高年収が期待できるでしょう。
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