こんにちは。当メディアを運営するストラテジーテックコンサルティング編集部です。
フリーランスになったものの、仕事用の印鑑を作ったほうがいいのか分からずに悩んでいませんか?
なぜ、どんな場面で必要なのかが分からないと、どの種類の印鑑を作ればいいのか迷ってしまうこともあるでしょう。そこで、本記事では、フリーランスが作っておくべき印鑑について、分かりやすく解説します。
フリーランスに印鑑が必要な理由や使用シーンについてもご紹介するので、あわせて参考にしてみてください。
読み終わる頃には、自分が作るべき印鑑がどれなのかが明確になりますので、是非最後までチェックしてみてください!!
目次
フリーランスに印鑑が必要な理由は?
フリーランスとしてこれから本気で活動しようと思っているのなら、印鑑のような細かい部分にまで気を配ることが大切です。
会社に属していたときには、あまり使うことがなかった人もいるでしょう。
しかしフリーランスになると意外にも使う機会が多く、準備をしていないことでデメリットが生じることも少なくありません。ここでは、なぜフリーランスに印鑑が必要なのかを解説します。
信用アップのため
仕事用にしっかりした印鑑を作っておくと、仕事上での信頼度アップにつながります。
まず、フリーランスは仕事の獲得から、クライアントとの値段交渉や契約まで全て自分で行います。
契約にあたっては電子契約書を使うこともありますが、なかには契約書を自宅まで郵送してもらい、紙の契約書を使う場合も少なくありません。
あなたがクライアントの立場だとして、仕事相手が契約書に押した印鑑が、慌てて購入したような適当なものを使っていた場合を考えてみてください。
受け取った側からすると「この人はあまり本気で仕事に取り組んでいないのだろうか?」と、あまりよい気がしないこともあるでしょう。「人の本質は細部に現れる」といわれています。自分の仕事に対する姿勢を示すためも、印鑑はしっかりしたものをあらかじめ準備しておきましょう。
場面によって使い分けるため
フリーランスは、使う場面によって印鑑を変える必要があります。
ひとえに「印鑑」といっても、銀行の口座開設の手続きなら銀行印、請求書に押印するなら角印のように、それぞれに適した種類が存在するのです。
また、いくつもの印鑑の種類を所持することで、盗難や紛失などのトラブルが起きた場合のリスクを分散させられるメリットもあります。
印鑑をまとめるのは、それだけ1つの印鑑に紐づいた情報が多くなるということ。
つまり、悪用された場合の被害が甚大なものになってしまうことが考えられるでしょう。
最近では本人確認が必要な場面が増え、悪用のリスクは昔より下がっています。
とはいえ、それでも危険は少なからずあるため、用心しないに越したことはありません。
フリーランスが持っておくべき印鑑は、後ほど詳しく解説します。
フリーランスが実際に印鑑を使用する場面や場所、手続き
「フリーランスは場面によって印鑑を使い分ける」とお伝えしましたが、印鑑を使う場面がそんなにあるのか疑問に思う人もいるでしょう。
具体的にどのような場面で使用するかは、以下をご確認ください。
- 開業届
- 銀行
- 市役所や税務署
- 業務委託契約書
- 見積書
- 発注書
- 請求書
- 領収書
- 確定申告
あくまで一例ですが、ざっと挙げただけでもこれだけ多くのタイミングで印鑑を使うことがあります。
昨今では脱ハンコの動きもありますが、それでもいまだに使用する場面が多いのも事実です。
急に必要になったときに困らないように、早めに作っておきましょう。
フリーランスが持っておくべき印鑑の種類は?場面によって使い分けよう
ここでは、フリーランスになったら持っておきたい印鑑を解説していきます。印鑑を作るときは「ビジネス用」と「個人用」で分けておくのがおすすめです。それぞれの使用シーンや特徴について、一緒に確認していきましょう。
ビジネス用の印鑑
フリーランスとして活動していくうえで特に重要なのが、ビジネス用の印鑑です。
クライアントから「この人は仕事用の印鑑を用意していて意識が高いな」と安心して仕事を任せてもらうためにも、十分に知識を身につけておきましょう。
✓丸印
自分が事業を代表する人物であることを示すときに使うのが丸印です。
使用シーンとしては、契約書のような書類を提出するときが挙げられます。
印面が二重になっていて、外側に屋号、中心に代表者の名前を入れるのが基本ですが、屋号や名前のみでも作成可能です。
大切な場面で使うことが多いため、屋号を持っていない人も準備しておくとよいでしょう。
✓角印
角印は、納品書や領収書などに押印するときに使うもので、フリーランスが特に使う機会の多い印鑑といえるでしょう。
いわばビジネス用の認印ともいうべき印鑑で、印面には会社名や屋号を記載するのが一般的です。
屋号で活動している人であれば、信頼度アップのためにぜひ作っておきたい印鑑でしょう。
✓ゴム印
ゴム印は絶対に必要なものではありませんが、持っておくと何かと役に立ちます。
個人の名前や屋号のほか、住所や電話番号などをまとめて押印できる印鑑です。
封筒や領収書のような、手書きで記入すると手間のかかるものに使えます。
これまで紹介してきた印鑑とは異なり、どちらかといえば業務の効率化に一役買ってくれる便利なアイテムの立ち位置です。
仕事でよく住所や名前を書くことがあり、面倒に感じている人は作ってみてはいかがでしょうか。
✓銀行印
口座を開設するときや、金融機関へ届出を行うときに使用するのが銀行印。
銀行印は、ビジネス用と個人用を分けておくのがおすすめです。
分けるときにはサイズを変えて作ると間違いにくいため、ぜひお試しください。
大切なお金に関わるものなので、紛失したり盗難に遭ったりといったトラブルが起きないように、特に管理を徹底しましょう。
個人用の印鑑
続いて、個人用に作っておくべき印鑑について解説します。
ここでは「個人用」としていますが、ビジネス用にも作っておくべき印鑑もあるため、確認してみてください。
✓認印
開業届や各種手続きの際に必要になるのが認印で、日常的に使う頻度が高い印鑑でもあります。
主に個人で作成した書類に押印するものなので、印面は個人名で作成するのが基本です。認印は、ビジネス用にも作っておくとよいでしょう。
サイズは個人用よりも大きめだと、押したときに見栄えがよくなるのでおすすめです。
✓実印
重要な契約を行うときに使うのが実印です。
具体的な例として、住宅の購入のような高額なローンを組むときなどが挙げられます。
ビジネス用としても利用可能で、オフィスを借りるために契約を結んだり、事業開始のためのローンを組んだりする場合に押印します。実印は作ったら完了ではなく、印鑑登録をしなければなりません。
自分が住民登録している場所の役所に行き、手続きを行うことでようやく実印として使えるようになります。悪用された場合は大きなトラブルに発展してしまうこともあるため、取り扱いは慎重に行いましょう。
データでのやりとりが多いなら実印だけでなく電子印鑑もあると便利
Webライターやエンジニアのような、ネット上での仕事が多いフリーランスであれば、電子印鑑も用意しておくとよいでしょう。ペーパーレスが推奨され、テレワークが浸透してきた昨今では、電子印鑑にも注目が集まっています。
電子印鑑とは、電子文書へ直接印鑑を押印するためのものです。無料の電子印鑑作成ソフトで作ったものよりも、有料で作ったもののほうが印鑑としての効力が高い傾向にあります。
電子印鑑メリット
電子印鑑を利用するメリットとしては、どこにいても押印できる点が大きいでしょう。印刷代がかからないためコストが削減でき、業務を簡略化できるのも利点といえます。
電子印鑑のデメリット
電子印鑑を利用するデメリットとしては、目の前でやりとりしないため本人性が確認できない、データの改ざんが行われていないか分からないなどが挙げられます。
クライアントによっては使用を認めていない場合もあるので、電子印鑑を使いたいときは事前に確認しましょう。
印鑑の書体やサイズは?作るときはどれを選べば良い?
ここまでで、印鑑についての基本的な知識がついたのではないでしょうか。しかし、いざ印鑑を作ろうとすると書体や大きさを選ぶ必要があり、また悩むことになってしまいます。
印鑑や書体に迷ったときは、以下を参考にしてみてください。
銀行印:直径13.5〜15.0mm
認印:直径12.0〜13.5mm
銀行印:直径12.0〜13.5mm
認印:直径10.5〜12.0mm
一般的に、実印→銀行印→認印の順にサイズが小さくなる傾向にあります。
参照:)ハンコ・印鑑サイズの選び方
【おすすめの書体】
- 実印:吉相体・篆書体
- 銀行印:吉相体
- 認印:古印体・隷書体
参照:)ハンコ・印鑑の書体の選び方
フリーランスになると決めたら印鑑は必ず準備しておこう
本記事では、フリーランスが持っておくべき印鑑について解説しました。
印鑑の作成は手間に感じるかもしれませんが、クライアントからの信頼を獲得し、安心して仕事を任せてもらうためにも早めに作っておきましょう。
しっかりしたビジネス用の印鑑を持っていると気分が上がり、仕事のモチベーションアップにもつながります。本気でフリーランスとして活動していくのであれば、お気に入りの印鑑を準備しておきましょう。
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