データアナリストの資格6選!取得するメリットや勉強法、身につくスキルも解説

本記事では、データアナリストになるための資格や役立つ資格を6つ紹介します。
資格ごとの概要や身につくスキル、資格を取得するメリットや勉強法も紹介しますので、データアナリストに興味がある方は参考にしてください。

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データアナリストとは?

近年、社会の様々な場面においてビッグデータや AI の活用などのデータサイエンスが発達してきています。
そんな中、データアナリストが注目を集めています。
データアナリストとは、ある問題に対してデータを用いて分析し、解決策を打ち出していく職種です。
データ分析に力点を置くため、適切な情報を正しく、かつ高度に分析する技術や知識、スキルが求められます。
そのため、データを解析する能力だけでなく、分析した結果をどのように問題解決へと導き出せるかといった問題解決能力など、様々な能力が必要とされています。

データアナリストのおすすめ資格6選

データアナリストになるための資格やデータアナリストとしてキャリアアップするためには、どのような資格が役立つのでしょうか。
データアナリストにおすすめの資格を6つ紹介します。

統計検定

身につくスキル

統計についての幅広い知識や統計を活用していくスキルが身に付きます。
全国統一試験で、日本で受けられます。

試験概要

日本統計学会が主催する統計検定の試験種別は、統計知識のレベルに沿った検定が4級から1級まであります。
大学基礎科目レベルの統計学の知識に関する試験が、統計検定2級とされています。
調査に特化した試験である専門統計調査士や、コンピューターでのデータ解析の能力を測るデータサイエンス基礎(DS基礎)等のテストもあります。
統計検定1級以外はコンピューター上で実施するCBT(Computer Based Testing)方式にて受験、統計検定1級は試験会場での受験になります。
また、公式サイトでは、各テストの過去問題やセミナー情報、関連書籍が紹介されているので、勉強の際には参考になるでしょう。

統計検定4級

問題形式 4~5肢選択問題(マークシート)

30問程度

試験時間 60分
合格率 約72% 2021年時点
受験料 一般価格 5,000円

学割価格 3,500円

受験場所 全国の試験会場にて
公式サイト https://www.toukei-kentei.jp/about/grade4/

参考
https://www.toukei-kentei.jp/exam/grade11/

G検定・E資格

身につくスキル

G検定では、ディープラーニングの基礎知識と事業活用のスキルが身に付きます。
E資格では、ディープラーニングの理論の理解と開発実装のスキルが身に付きます。

試験概要

ディープラーニングによって日本の産業競争力の向上を目指す、日本ディープラーニング協会(JDLA)が主催しています。
G検定は、試験時間は120分、自宅受験が可能なオンライン実施形式、多肢選択式の知識問題が200問程度出題されます。
E資格は、試験時間は120分で各地の指定試験会場にて受験、多肢選択式の知識問題が100問程度出題されます。
G検定と異なる点について、E資格ではJDLAが認定する教育プログラムを、試験日から2年以内に修了していることが受験資格として定められています。
E資格はよりエンジニアに特化した試験内容なのに比べて、G検定はビジネス向けとして難易度も下がっているので、まずはG検定から受験するといいでしょう。

問題形式 多肢選択式

200問程度

試験時間 120分
合格率 60〜65%
受験料 一般:13,200円(税込)

学生:5,500円(税込)

受験環境 オンライン(自宅受験)
公式サイト https://www.jdla.org/certificate/general/

参考
https://www.jdla.org/certificate/general/
https://www.jdla.org/certificate/engineer/

基本情報技術者試験

身につくスキル

情報処理技術者としての基本的な知識・技能を習得できます。

試験概要

情報処理推進機構(IPA)が主催する試験です。
システムの要件定義から設計、開発、運用に関してのITの知識から、企業のマネジメントなどについて幅広く出題されます。
試験はCBT方式での受験です。
試験は科目AとBの多肢選択式による2本立てで、トータルの試験時間は190分、問題数は全80問です。

また、エンジニアの応用的な知識や技能は、応用情報技術者試験を受講することで習得できます。
興味のある方は受験を検討してみてください。
IPAのホームページに試験の過去問題が公開されているので、特に午前問題の勉強の対策になります。

問題形式 【科目A】多岐選択式(四肢択一)60問(回答数60問)

【科目B】多岐選択式20問(回答数20問)

試験時間 【科目A】90分

【科目B】100分

基準点 【科目A/B】科目評価点:600点/1,000点満点
受験料 7,500円(税込)
受験環境 全国の試験会場にて
公式サイト https://www.jitec.ipa.go.jp/1_11seido/fe.html

参考
https://www.jitec.ipa.go.jp/1_11seido/fe.html

データベーススペシャリスト試験

身につくスキル

より品質の高いデータベースを構築できるスキルが身に付きます。

試験概要

基本情報技術者試験と同じく、IPAが主催する試験です。
データベースの技術やシステムの特性などについて出題されます。
データの扱いや管理を業務としている方や、データベースシステムの構築に携わる方におすすめです。
試験は午前午後が各2部ずつの全4部制になっており、トータルの試験時間は300分、問題数は約60問です。
出題形式は、午前は多肢選択式、午後は記述式になっています。
また、基本情報技術者試験同様、IPAのホームページに試験の過去問題や配点割合、解答例、採点講評が公開されています。
勉強の際に参考になるでしょう。

問題形式 【午前】(多肢選択式・四肢択一)

Ⅰ : 30問

Ⅱ : 25問

【午後】

Ⅰ : 3問中2問回答(記述式)

Ⅱ : 2問中1問回答(論述式)

試験時間 【午前】

Ⅰ : 9:30~10:20(50分)

Ⅱ : 10:50~11:30(40分)

【午後】

Ⅰ : 12:30~14:00(90分)

Ⅱ : 14:30~16:30(120分)

合格率 約18% 令和4年度
受験料 7,500円(税込)
受験環境 全国の試験会場にて
公式サイト https://www.jitec.ipa.go.jp/1_11seido/db.html

参考
https://www.jitec.ipa.go.jp/1_11seido/fe.html

Python 3 エンジニア認定データ分析試験

身につくスキル

プログラミング言語であるPythonを使ったデータの分析の基礎や方法が身に付きます。

試験概要

Pythonエンジニア育成推進協会が主催する試験です。
Pythonを中心として出題されるため、Pythonについては基礎レベルまでは事前に勉強しておくといいでしょう。
この試験では、Pythonに関する知識だけでなく、データエンジニアの役割や確率と統計等に関しても出題されます。
試験はCBT方式での受験、時間は60分です。選択式で問題数は全40問、合格ラインは正答率70%です。

問題形式 40問 選択問題
試験時間 60分
合格率 約70%
受験料 10,000円(税抜)

学割5,000円(税別)

受験環境 全国のオデッセイコミュニケーションズCBTテストセンター
公式サイト https://www.pythonic-exam.com/exam/basic

参考
https://www.pythonic-exam.com/exam/analyist

アクチュアリー資格試験

身につくスキル

AI、データサイエンスが発達する社会において、数理という面からさまざまなリスクを分析し、ビッグデータを活用して社会問題の解決を図るための知識が身に付きます。

試験概要

日本アクチュアリー会が主催の、数理を専門分野とし、金融分野を中心に活躍する「アクチュアリー」になるための資格です。
全二次試験から成り、一次試験は全5日間で、1日1科目、各180分です。
5科目全て合格すると、二次試験を受講できます。
二次試験は専門科目の試験となり、合格するとプロフェッショナリズム研修に参加できます。

問題形式 【一次試験】全5科目

【二次試験】専門科目

試験時間 1科目180分
合格率 【一次試験】か

【二次試験】

受験料 会員:7,000円

非会員:10,000円

受験環境 全国の試験会場
公式サイト https://www.actuaries.jp/actuary/

参考
https://www.actuaries.jp/examin/info.html

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資格を取得するメリット

データアナリストは、まだまだ認知度が低いことに加えて明確な定義がなく、ざっくりと「データを分析する仕事」とまとめられてしまう事が多いです。
そのため、どの領域において、どの程度の知識を保有しているかを証明することが難しくなります。
共通のものさしである資格を取得しておくことで、知識を形あるものとして残すことができ、転職やキャリアパス構築の手助けとなります。

加えて、データアナリストには先述の通りデータ分析以外にも様々なスキルが必要です。
資格を取得することで知識を増やすことができます。
データに関わるあらゆる資格を受験することも、データアナリストとしてキャリアアップするために有効な手段であるでしょう。
データサイエンスが発達している現在において、データアナリストへの注目が高まっており、今後もデータアナリストに関する資格の数は増えていくことが予想できます。

資格の勉強法

資格に特化した書籍を購入して勉強する方法が一般的です。
中には、主催元が認定模擬問題を販売している場合もあります。
また、資格取得のためのスクールやオンライン講座による学習も有効です。

他の方法として、過去問題から出題傾向を理解して勉強する方法があります。
過去問題は、書籍化されているものもあれば、主催元が公表している場合もあります。
例えば、IPAの主催する試験においては、過去問題が公表されている試験が多いです。
公式サイトに公表されている問題を参考にするのもいいでしょう。

まとめ

本記事では、データアナリストになるための資格や役立つ資格を6つ紹介しました。
データアナリストに関する資格を取得するメリットは、データアナリストのキャリアアップにつながる事などがあります。
勉強方法としては、過去問題や、書籍、セミナーを活用して勉強することをおすすめします。
データアナリストに興味がある方は、本記事を参考にしてみてください。

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