フリーランスという働き方は、時間と場所に縛られない自由なイメージがあります。
中でもフリーランスエンジニアは、相対的に報酬が高い案件が多いため、将来独立を考えている方も多いのではないでしょうか。
当記事は、未経験者から独立するまでの手順や、フリーランスになるメリット・デメリット、向いている人・向いていない人、案件の探し方について解説します。
これからフリーランスエンジニアを目指す方はぜひ参考にしてください。
目次
未経験者がフリーランスエンジニアになるための5つの手順
未経験者がフリーランスエンジニアになるための5つの手順を紹介します。
フリーランスは、会社員と違い給料が保証されていません。
そのため、フリーランスエンジニアになると決意して、いきなり仕事をやめるのは危険です。
ある程度、収入が得られる目途がたってから、独立することをおすすめします。
それでは、次に紹介する手順を参考に、独立への準備をすすめてみましょう。
1.プログラミングを学ぶ
まず、プログラミングを学びましょう。
フリーランスエンジニアとして活動するためには、当然ながらプログラミングの知識が必要です。
フリーランスは、経験や知識を持っている人が活躍する場のため、知識がない人は仕事を任せてもらえません。
もし、プログラミングに自信がない場合には、プログラミングの知識を身につけましょう。
専門学校に通学する時間がない方には、WEBスクールの受講もおすすめです。
2.1年間の実務経験を積む
次にフリーランスとして働くために、1年の実務経験を積みましょう。
少なくても1年の実務経験はあった方が、クライアントも安心して案件を依頼できるからです。
また、自分が希望する案件を獲得するには、3年の実務経験が必要だといわれています。
エンジニアとして企業に勤めている場合は、そのまま実務経験を積むとよいでしょう。
3.副業で実績をつくる
副業で実績をつくりましょう。
エンジニアとして会社勤めをしている場合でも、将来フリーランスになったときにやりたい仕事ができているとは限りません。
そのため、休日や在宅でできる案件を獲得し、多くの案件を経験することも重要です。
また、副業でも実際に活動してみると、自身が独立した後の生活をイメージできます。
さらに、この期間にクライアントを獲得するなど、人脈を広げることも得策です。
副業で、実績を積み、収入の目途がたてば、次に紹介する独立のための手続きを行いましょう。
4.独立するための手続きをする
副業で収入の目途がたてば、独立のため準備を始めましょう。
退職後、法人化せずに個人で事業を継続する場合は「個人事業主」となります。
個人事業主は会社員と違い、税金や健康保険など自分で手続きをしなければなりません。
次に手続きが必要なものを紹介しますので、ご確認ください。
・開業届け・青色申告書提出(税務署)
・国民健康保険・国民年金への変更(役所)
・仕事用の印鑑作成や口座開設など
5.スキルシートやポートフォリオを作成する
スキルシートやポートフォリオを作成しましょう。
クライアントが人材を雇用する際、提出を求めることが多くあります。
スキルシートは、実績やスキルを記載したもので、求職者がどのような技術や経験があるかわかるからです。
さらに、実際に言語を使用したポートフォリオを提出できれば、案件の採用率は上がるでしょう。
フリーランスエンジニアになるメリット・デメリット
フリーランスエンジニアのメリットやデメリットについて紹介します。
メリット、デメリットを理解したうえで、独立を検討しましょう。
フリーランスエンジニアになるメリット
フリーランスエンジニアは、企業に勤めている時には感じにくいメリットが多くあります。
主なメリットを4つ紹介します。
- 年収が高くなる可能性がある
- 案件を自分で選べる
- 働く場所や時間を自分で決められる
- 人間関係の悩みが少ない
フリーランスエンジニアは、スキルや実績を活かし高収入を目指せる職種です。
また、自分で仕事を選べるため、勤務場所や勤務時間を決められ、案件によっては在宅ワークも可能です。
企業に勤めていると、上司や会社の方針に従わなければならず、ストレスを感じることもあるでしょう。
フリーランスは、そういった人間関係の煩わしさを軽減できるメリットもあります。
フリーランスエンジニアになるデメリット
次にフリーランスエンジニアとして独立するデメリットについて紹介します。
- 収入がなくなる恐れがある
- 仕事の獲得や税務を自身でしなければならない
- 福利厚生がない
- 社会的信用が高くない
フリーランスエンジニアには、とても魅力的なメリットがありますが、デメリットも存在します。
最大のデメリットは、会社員と違い収入がゼロになる可能性があることでしょう。
病気で長期休暇を取ってしまったときや、産休育休などの福利厚生がなく、案件を獲得し続けなければ、収入はなくなってしまいます。
また、案件は自由に選べますが、自身で獲得する必要があり、確定申告などの税務も行わなければなりません。
今後、住宅購入などでローンを組む場合には、個人事業主であるフリーエンジニアは、審査が厳しい傾向があります。
しかし、フリーランスは実力に応じて高単価案件を受注できます。
先述したデメリットは、高収入を得ることで解決できるでしょう。
フリーランスに向いている人・向いていない人
フリーランスに向いている人、向いていない人はどんな人なのでしょうか。
ここでは、フリーランスで活躍している人の特徴を紹介します。
フリーランスエンジニアに向いている人
下記の条件に当てはまる人は、フリーランスエンジニアに向いているといえるでしょう。
- 営業が苦にならない、交渉力がある人
- 変化を好む人
- スケジュール管理/金銭管理ができる人
- 向上心がある人
フリーランスエンジニアになるメリットで、人間関係の悩みが減ることを上げましたが、コミュニケーション能力は高いほうが案件を獲得時に有利です。
クライアント側も報連相をきちんとできる人のほうが、安心して仕事を任せられます。
また、スキルアップに取り組み、新たなことに挑戦できる人のほうが、実績やスキルの向上により、高単価な案件を獲得できるようになるでしょう。
フリーランスエンジニアに向いていない人
次にフリーランスエンジニアに向いていない人の特徴を紹介します。
- 交渉が不得意な人
- 安定性を望む人
- セルフコントロールが苦手な人
フリーランスは、自身で仕事を獲得し、業務をこなしていかなければなりません。
そのため、営業や業務の自己管理が苦手な人は、フリーランスには向いていないかもしれません。
また、収入は働いた分だけ得られ、同じクライアントから継続して依頼があるとは限らないため、安定を求める場合も不向きでしょう。
フリーランスエンジニア向け案件の探し方
フリーランスエンジニアとして独立した後は、仕事を獲得しなければなりません。
複数のサイトに登録して、案件を探すことをおすすめします。
主な案件を探す方法は下記の5つです。
- エージェント系サイトを利用する
- クラウドソーシング系サイトを利用する
- SNSで案件を探す
- 知人から紹介してもらう
- 企業に問い合わせる
初心者の場合は「クラウドソーシング」が挑戦しやすくお勧めです。
エージェント系サイトは案件単価が高いものが多く、営業もエージェントがおこなってくれます。
実績があり、即戦力となるスキルが備わっている人が、案件を獲得しやすい傾向があるので、ある程度自信がついてから挑戦するとよいでしょう。
同様に企業に問い合わせて、直接案件を獲得する方法もありますが、初心者にはハードルが高いと言えます。
タイミングによっては、サイトで案件がみつからないこともあります。
その時は、知人に紹介してもらったり、SNSで募集されている案件に応募したりする方法も試してみましょう。
「コンタクトアースマッチング(ContactEARTH matching)」は案件紹介サービスで、リモート案件や高単価案件が多数あることが特徴です。
初心者向けの案件もあるため、実績を積みながら、長く利用できます。
また、無料でエキスパート登録ができるため、まずは登録をしてみましょう。
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まとめ
フリーランスエンジニアになるためには、段階を追った準備が必要です。
実務経験が必要となるため、エンジニアとして働き始めたばかりの人や、WEBスクールを卒業したばかりの人には、厳しい世界かもしれません。
しかし、未経験者でも1年間の実務経験があれば、独立して報酬を得ることは可能です。
フリーランスエンジニアとして活躍するために、プログラミング学習をし、フリーランス向け案件紹介サービスやサイトで、実績を積むことから始めましょう。
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