ITコンサルタントで独立はあり?メリット・デメリットや年収について解説!

本記事では、ITコンサルとして独立することのメリット・デメリットや年収について解説します。
最後まで読むことで、フリーランスとして活動する将来をより明確に考えることができるようになります。

ITコンサルとして企業に勤め、一定の経験年数や実績を積むと、なかなか上がらない会社の給与にうんざりしてしまう方も多いのではないでしょうか。
日本経団連が実施した調査によると、最新の賃金引き上げ率は1.96%と低い水準となっており、会社員の給与は今後も大きく上がることはないと予想されます。
このような中で、ITコンサルのフリーランスとして活躍する選択肢がとても人気です。 

参考 :https://www.keidanren.or.jp/policy/2022/010.pdf 

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フリーランスと会社員の違い 

フリーランスと会社員の違いを表にまとめると次の通りです。 

  仕事場所  労働時間  仕事内容  報酬体系 
会社員  雇用契約に定める  雇用契約に定める  配属先による  月給制 
フリーランス  案件ごとに異なる  案件ごとに異なる  案件ごとに異なる  成果物・付加価値 

会社員とは、会社との間で雇用契約を結び従事している従業員を指します。
勤務先や労働時間が雇用契約や就業規則によって定められており、仕事内容も配属される部署によってある程度決められています。
給与については、会社の業績によらず一定保障はされていますが、反対に成果を上げても大きく給料が上がらないことが多いです。

一方、フリーランスは、クライアントと業務委託契約や請負契約を結び仕事を獲得している労働者を指します。
勤務先や労働時間が、契約する案件やクライアントによって異なる上に、仕事内容は毎回変動し、報酬形態も会社員のような勤務時間に応じた月給制ではなく、成果物や付加価値に応じて支払われます。

両者は働き方も報酬体系も全く異なる働き方です。
それぞれの働き方を簡単に比較することはできないため、メリットとデメリットを踏まえた上で自分に合った働き方を選択することが大切です。 

ITコンサルが独立するメリット 

ITコンサルタントが独立してフリーランスとして働く際の主なメリットは次の3点です。 

  • 報酬アップが見込める 
  • 社内調整が不要になる 
  • 自分の都合で働く時間や場所を決められる 

それぞれ詳しく解説します。 

報酬アップが見込める 

ITコンサルタントは会社員として働き続けていても給与アップを見込むことは難しいです。
日本経済団体連合会が実施した「昇給・ベースアップ実施状況調査結果」によると、2021年の月例賃金の引き上げ率は1.96%(6,038円)で2013年以来8年ぶりに引き上げ額が2%を下回っており、企業の給与水準はなかなか上がる気配がありません。 

一方でフリーランスに転身すると、仕事を獲得することができれば年収を青天井で伸ばしていくことが可能です。
IT分野は今後も需要の高い分野であるため、スキルを身につけたのであれば報酬に反映されやすいフリーランスとして働くことがおすすめです。 

参考 :https://www.keidanren.or.jp/policy/2022/010.pdf 

社内調整が不要になる 

フリーランスとして働くことで、社内の人間関係から解放され、上司や部下との調整業務が不要になります。
社内の人間関係がもたらすストレスは大きく、厚生労働省の「職場におけるメンタルヘルス対策の状況」によると、仕事におけるストレスのうち25.7%が対人関係によるものです。
社内の人間関係を気にする必要がないフリーランスは、会社員に比べてストレスフリーに働くことができます。

参考 :https://www.mhlw.go.jp/content/11200000/001001667.pdf 

自分の都合で働く時間や場所を決められる 

フリーランスは、働く時間や場所に縛られないワークスタイルを実現することができます。
フリーランスは会社員と異なり、決められた時間に決められた場所で仕事をすることで給与が支払われるのではなく、求められる成果を上げることで報酬が支払われます。
成果を上げることができれば、基本的には働く時間や場所を問わないため、会社員のように毎朝早起きをして通勤電車に乗る必要がありません。
人によっては完全在宅や週に3日しか働かない、といった働き方も可能です。
自分の予定に合わせた柔軟な働き方ができるのが、フリーランスの強みです。  

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ITコンサルが独立するデメリット 

ITコンサルがフリーランスとして独立する主なデメリットは次の3点です。 

  • 最初は仕事の獲得が難しい 
  • 収入が安定しない 
  • 社会的信用が低い 

それぞれ詳しく解説します。 

最初は仕事の獲得が難しい 

フリーランスとして独立した直後は、人脈や実績が少ない場合は仕事を獲得するのが難しいです。
会社員のように待っていても仕事を獲得できることはありませんので、自分から積極的に営業活動を行う必要があります。
具体的には、フリーランスのマッチングサービスへの登録やクラウドソーシングサイトでの案件応募が挙げられます。
いずれも案件数が多く、良質なクライアントが求人を出しているサイトに登録することで優良案件を獲得することが可能です。 

収入が安定しない 

フリーランスは会社員と異なり、毎月決められた金額を給料としてもらえるわけではありません
働いた成果に応じて報酬が支払われるため、収入が安定しないのがデメリットです。
せっかく獲得した案件であっても、クライアントの都合で突然契約終了してしまう場合もあります。

また、会社員の
ITコンサルタントの給料相場は、厚生労働省の職業情報提供サイトjobtagによると660.4万円です。
これは国税庁の「令和3年民間給与実態調査」で公表されている、日本の平均年収約443万円より高いですが、フリーランスの場合はこの限りではありません。
しかし、フリーランスとして稼ぐことができるようになれば、収入をどんどん伸ばしていくことができるようになるので、積極的に高単価の案件へ応募することが大切です。 

社会的信用が低い 

フリーランスという働き方は浸透してきましたが、まだまだ社会的信用が低いのが実情です。
世間では肩書や所属している組織で人物評価を行う風潮がまだまだあるため、大企業に勤める会社員など身分が保証されている人ほど社会的信用が高くなる傾向にあります。

フリーランスは、個人で活動しており、収入も不安定なことから信用されにくい
のが現状です。
家を借りる時やローンを組む時、クレジットカードの契約時などにこのデメリットを強く感じるでしょう。
一方で、収入を複数年にわたってしっかりと伸ばすことができれば、少しずつ社会的信用を高めていくことも可能です。 

ITコンサルが独立するために必要なこと 

ITコンサルが独立するためには、次の3つのことが必要です。 

現在勤めている会社の退職準備 

まずは現在の勤務先の退職までのスケジュールを立てましょう。
退職希望時期から逆算して、抱えている案件の整理や後任への引継ぎなど、後に勤務先とのトラブルにならないように進めます 

必要資金の貯蓄 

必要資金の準備も重要です。
ITコンサルとして独立するにあたって初期費用はほとんどかかりません。パソコンや通信環境を一式整えれば大丈夫です。
しかし、フリーランスとして独立した直後はすぐに仕事を受注できるわけではないため、当面の生活防衛資金を蓄えておきましょう。 

ITコンサルとしてのスキルや人脈作り 

ITコンサルとして独立するまでに、現在の会社でスキルや実績、人脈をしっかりと作っておきましょう。
これまで紹介してきたようにフリーランスとして独立した直後は、なかなか仕事を請け負うことができません。
そのため、少しでも仕事に繋げられそうな人脈やアピールできる実績・スキルを退職前に作っておくことが良いスタートダッシュを切るために大切です。 

フリーランスのITコンサルに求められるスキル

 

フリーランスのITコンサルには企業のIT化を促進し、経営効率を上げるための知識やスキルが求められます。
例えば、ITコンサルは単なるプロジェクト管理に留まらず、経営陣に近い視点でシステムを導入する部分の提案を行う必要があるため、システム開発の上流工程に関する知識が必要です。
経営の効率化やシステム開発の上流工程に関する知識は、経験や実績だけでなく資格学習からも取り入れることができます。

主な資格としては、中小企業診断士プロジェクトマネージャー試験(PM)などが挙げられます。
これらの資格を取得することで、クライアントへ提案を行う際も説得力が増すでしょう。 

フリーランスとして活躍するには 

フリーランスのITコンサルとして活躍し収入を伸ばしていくには、ITに関する知識やスキルだけではなくビジネスパーソンとしてのスキルも必要です。
例えば、複数のプロジェクトを同時に進めるスケジュール管理能力やクライアントと良好な関係を築く為のコミュニケーションスキル、新規案件の獲得や既存顧客の売上を拡大させるための営業能力などです。

フリーランスとして稼ぐためには、1つのプロジェクトだけに携わることはできません。
複数のプロジェクトを同時に進める必要があります。
また、IT化を提案する上で、クライアントと良好な関係を築くことで、提案を受け入れてもらいやすくなったり、新たな案件獲得につながったりする合があるため、コミュニケーションスキルや営業能力も大切です。
これらの能力をバランス良く伸ばしていくことで、フリーランスのITコンサルとして活躍することができるでしょう。 

まとめ 

今回はITコンサルとして働く方がフリーランスに転身することで得られるメリット・デメリットや会社員との違いなどについて解説しました。
フリーランスになることで、会社が給与を保障してくれることはなくなりますが、人間関係や勤務時間など多くのストレスから解放され、自由な働き方を実現することが可能です。
反面、仕事の獲得が難しかったり、単価の安い案件しか受注できなかったりするデメリットがありますが、これらは良質なマッチングサービスを利用することで解消できます。 

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