こんにちは。当メディアを運営するストラテジーテックコンサルティング編集部です。
フリーランスの検討事項に「年収」は大きなテーマなのではないでしょうか。
本記事を覗いてくださった方は、職場環境や人間関係を変えたかったり、より待遇のいい場所で働きたいと転職やフリーランスとして独立など、環境を変えることを検討している人も多いかもしれません。
また、現在フリーランスとして独立しているが、年収が上がらないお悩みや、他のフリーランスはどの程度稼いでいるのかを知りたいと感じている人もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで、本記事ではフリーランスの平均年収や会社員との違い、収入を増やす方法などを具体的に紹介します。是非、参考にしてみてください。
目次
フリーランスの平均年収は高い?低い?
まずは、フリーランスとして働く際の目安を知るためにも年収相場や収入について見ていきましょう。
「【ランサーズ】フリーランス実態調査2021」によると、副業系、複業系、自由業系、自由業系独立4種類のフリーランスを含めたフリーランスの年収相場はおよそ146万円でした。
本業を行いながら、副業としてフリーランスを行っている人も入っているため上記の様な年収として少ない結果となっています。
フリーランスとしての収入で生活している自営業系フリーランスの平均年収は354万円。
年間400万円以上の収入があるフリーランスは、全体のわずか5%に留まりました。
上記の結果を見ると、かなり少ない年収としてお感じになられたのではないでしょうか。
フリーランスの平均年収が低い理由とは
自身のノウハウやスキルで稼ぐプロフェッショナルであるフリーランスがなぜこれほどまでに年収が低いのでしょうか。
国税庁の「平成30年民間給与実態統計調査」によると、会社員の年間平均給与額は436万円です。フリーランスよりもサラリーマンの方が平均年収は高く、フリーランスと会社員の年収には約80万円の開きがあることが分かります。
フリーランスは、何らかのプロフェッショナルとして仕事を個人で受ける働き方のため、高報酬なイメージがあります。実際に、フリーランスで働くエンジニアやコンサルタントは年収1000万円を超える人も現にいます。その一方で、副業や在宅ワーク、引退したシニア層向けの仕事もあったりとフリーランスが請け負う仕事内容は多岐に渡ります。
参照:)国税庁「平成30年分民間給与実態統計調査結果について」
本業とは別に副業・複業フリーランスという働き方がある
フリーランスは時間や場所について自由な働き方が可能なため、フルタイム以外で働くフリーランスが全体の平均年収を引き下げている現状があります。例えば、副業系フリーランスは1670万人の中で440万人にいて、平均年収は64万円です。
本業やメインの収入が別にある場合はフリーランスだけで稼ぐ必要はありません。副業として土日のみ業務委託で契約したり、兼業しているケースが該当します。
シニア世代や未経験のフリーランスは単価が低い
フリーランスというと自由で若い人たちが中心になって働いているイメージがあるのではないでしょうか。実は60歳以上のシニアフリーランスの方も一定数います。実際に内閣官房日本経済再生総合事務局の「フリーランス実態調査結果」によると60歳以上のフリーランスは全体の30%となっています。
そのようなシニア世代は実際、アルバイトに近い働き方をしていることが多く、単価が低かったり、そもそもの労働時間や日数が少なかったりします。そのため、フリーランスとしての収入が低くなりがちです。
参照:)内閣官房日本経済再生総合事務局「フリーランス実態調査結果」
フリーランスとして高年収を目指す方法3選
ここまでフリーランスの平均年収について解説してきました。ここまで読んでいるとフリーランスの年収は低い様に感じるかもしれません。しかし、いい意味で完全成果主義のフリーランスは自分次第で年収を上げることが十分可能です。ここではフリーランス年収を上げるために必要な取り組みをご紹介致します。
スキルアップを怠らない
フリーランスは自身のスキルやノウハウを切り売りして報酬を得ます。高収入を目指すためにクライアントに提供できるスキルを磨くということがポイントになります。ではどのようなスキルを中心に磨けば良いのでしょうか。
それはクライアントの課題解決をするためのスキルです。
例えば、フリーランスライターの場合、「アクセスが伸び悩んでいる」といったクライアントが抱えている課題があればSEO(検索エンジン最適化)ライティングスキルを学び、アクセス数を増やすお手伝いができる
上記の様にクライアントが抱える悩み、取り組みたいことを予測し、相手目線になってスキルを学んでいきましょう。
強いコネクションをもつこと
報酬はスキル×環境で大きく左右されます。フリーランスという働き方が世の中に浸透されつつありますが、まだまだフリーランスに対して、疑問や心配を抱えるクライアントも一定数いることは否めません。
現に、とある調査ではクライアントがフリーランスエンジニアに仕事を頼む場合、知人の紹介で契約に進む割合が6割を超えるアンケートもありました。
そうした意味では、コネクションを持つことで好条件な案件に出会える可能性は抜群に増えますし、自分の価値も相手側に知ってもらいやすくなります。
ですので、フリーランスの専用コミュニティなどに参加したりして横のつながりを持つことをオススメします。
人間力
コネクションを得たり、案件を継続受注するのにも、人間力は欠かせません。
ここでいう高年収になるための人間力とは、これからも仕事を任せたいと思ってもらえる「コミュニケーション能力」や「様々な人をまとめられるマネジメントスキル」などを指します。
例えば、フリーランスコンサルタントであれば、クライアントからすればどこの誰?と思われるかもしれません。その中で、効率よくチームを回し、プロジェクトを成功に導けば評価もうなぎ登りでしょう。
ビジネスにおける基本的になポイントですが抑えておきたいところです。
フリーランスと会社員の違いは社会制度と報酬
本トピックの最後にフリーランスと会社員の違いについてご紹介致します。
社会制度の違い
フリーランスと会社員では受けられる社会制度が違います。例えば、以下の様な違いが挙げられます。
- 傷病手当金
- 育休や産休制度
- 住宅ローンの審査
- 健康診断
- 保育園の審査
会社員だと受けられていた制度がフリーランスになると受けられなくなります。こうした社会的なデメリットがあることは抑えておきましょう。
固定報酬が無い
これは当たり前の話ですが、会社員とフリーランスでは収入のもらい方に違いがあります。正社員は正当な理由がない限り雇用契約を打ち切られることはありません。そのため毎月決まった報酬が必ず手元に入ります。
一方、フリーランスは「業務委託」によって報酬を得るために、働いた分だけ収入は増えますが、病気やケガなどで仕事ができなくなれば、収入は途絶えます。
そのため、フリーランスは収入の柱を分散させる工夫などが自身を守る術となります。
フリーランスの年収事情まとめ
フリーランスの将来性について、日本でもフリーランスは増加傾向にあります。それにより良い点も、悪い点もあります。デザイナーやライターのような職業は、ライバルが増え単価が下がると予想することもできますし、能力のある方は市場が大きくなることでより高給を得やすくなるとも考えられます。
働き方改革により会社員の副業や引退後のシニアが市場に出てくることで、これまではフリーランスとしての働き方が一般的でなかった職業でも個人事業が一般的になるかもしれません。会社員よりも「自分の力で稼ぐ」という実感を味わいたい場合や給料を自分で決めたい方にとってフリーランスは会社員にはない達成感や面白さを味わえる働き方の一つと言えます。
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