アプリ開発が絡む大型ITシステム案件にアプリケーションエンジニアは欠かせません。
アプリケーションの開発・運用保守などを担当するアプリケーションエンジニアとは一体どの様な職業なのでしょうか。
本記事では、アプリケーションエンジニアの仕事内容や年収、なるには?といった観点から解説します。
目次
アプリケーションエンジニアとは
文字通りアプリケーションを開発するエンジニアのことです。
ではアプリケーションとはなにかというと、WindowsやAndroidなどのOSの上で動く応用ソフトウェアのことです。
具体的に分類するとその仕方によって無数に枝分かれしてしまうので、ここでは代表的な3つの種類をご紹介します。
スマートフォンアプリ
アプリと聞くと真っ先に思い浮かぶのはこれではないでしょうか。昨今、もはやスマホなどを持たない人はほぼいません。したがってとても需要があり人手不足が叫ばれています。
身近に感じられるのでスマホアプリ開発に挑戦してみようという人も多いです。たくさんのアプリが世界にはありますが、必ずかゆいところに手が届かないという現象は起きます。
そのため日々新しいスマートフォンアプリが開発されているので、需要がなくなることはまずないと言っていいでしょう。
スマートフォンのアプリがリリースされるまで多くの工程がありますが。
アプリケーションエンジニアはアプリの中身、一般ユーザーには直接見えない機能を実装することに集中して働きます。
直接見えなくともとても重要であり、アプリの質の半分はアプリケーションエンジニアの腕にかかっていると言っても過言ではないです。
使われるプログラミング言語はiPhoneではSwift、AndroidではKotlinなどです。
デスクトップアプリ
これはスマートフォンではなく、PCの上で動きます。
例えばwebサイトを見るためのブラウザ、Google Chromeなどがあたります。
PCを使って働いている人は必ずどれかのデスクトップアプリを利用しています。
昔から開発されてきた代表的なアプリのため数が多いことも特徴。
PCを持っている人は年々減っていますが、それでもなお需要は高く使われることも多いです。一般のwebサイトから入手したりAppStoreなどのデスクトップアプリストアからダウンロードします。
またPC購入時に最初からインストールしていることもあります。
使われるプログラミング言語はC#などです。
webアプリ
webアプリとはブラウザ上で動くアプリのことで、代表的なwebアプリといえばTwitterです。webサイトを作ると言っても静的なサイトと動的なサイトがあり、webアプリは後者です。
ブラウザはほぼすべてのスマートフォンやPCにあるので、webアプリはほぼすべての端末で動くことになります。webアプリは静的なサイトに動きをつけるもので、webアプリは、静的なサイトを作るために必要なHTMLやCSSといった技術と組み合わせて初めて完成します。
したがって1からwebアプリを作ろうとしたらHTMLとCSSについての知識が必要となります。作るのに必要なフレームワークはRuby On Railsなどです。
以上のアプリ群を開発するのがアプリケーションエンジニアです。
アプリケーションエンジニアの仕事内容
アプリケーションエンジニアの作業工程はおおまかには以下の5つになります。
①要件定義
要件定義とは「どういったアプリを開発するか」という方針を決めることです。
ユーザーが求めるプロダクトに必要な機能を検討しながら決定していきます。そのためにはアプリをリリースするまでの見通しを考えられる経験が必要になってきます。
ここでアプリ開発の全体像がはっきりしますのでユーザーの希望するプロダクトのイメージを明確にすることが望ましいです。
また、ここでつまづくと修正するのに時間と手間が取られるので大事な工程です。
②設計
設計は具体的なコードを書く前の大まかな見通しのことです。
プログラマーにアプリ開発のアルゴリズムやデータ構造を伝えるこの手順を上手に行うことで後述する開発を円滑に行うことができます。
ただ単に設計するのではなく、後々システムを運用する際にメンテナンスするのが容易になるような設計ができるといいでしょう。
③開発
要件定義や設計がなされたあと、具体的にコードを書いていきます。
一般的にイメージされるのはこの作業ではないでしょうか?
ここで上記のプログラミング言語などを使って機能を実装していきます。
シンプルに読みやすいコードを書くことでメンテナンスも楽になります。ここで書くコードがアプリの実際の動作に直結します。
④テスト
先程開発したコードが実際に期待通りの動きをするか確かめます。実際に動かないプログラムは製品として成り立たないので慎重に行います。
まずひとつずつのプログラムが期待通りに動くかを確認します。次にプログラム同士の連携が確実に機能しているか確かめます。そして最後にアプリ全体として問題なく機能するかの最終テストを行います。
⑤保守
一度開発したアプリのメンテナンスなどを行います。一度開発しただけでは終わらず、そのシステムが維持されることを目的としています。さらに一歩踏み込むと一度リリースしたアプリに機能を足し引きし、より良いアプリになるように調整しなければなりません。
一旦開発したアプリも運用し続ける限りメンテナンスをし続けることが必要になります。
アプリケーションエンジニアの年収は高い?
アプリケーションエンジニアの平均年収は500万円ほどです。
月収は35万円。ボーナスは100万円前後。平均年齢は37歳です。
エンジニアの年収はその人のスキルによって決まるので、より高い年収を得るには日々学習することが求められるでしょう。
プロダクトマネージャーになると100万円ほど収入が増えることがあります。また実力の証明として資格を取るのもいいでしょう。アプリケーションエンジニアに関する資格もいくつかあります。
アプリケーションエンジニアになるには?
プログラミング言語を学習することは必須でしょう。
まず学ぶプログラミング言語を選択し基本的な文法を学び、それからアプリ開発に練習として着手するといいでしょう。そこで必ずわからないことが発生します。
その場合Google検索を繰り返したり、リファレンスを読んだりします。そうやってスキルを磨いていくことが大切です。
これが苦にならない方には特に適正があると言えます。
その他にもネットワークやデータベースのスキルも必要です。これらも実際に触ってみることが最短の学習ルートになると思いますので、ぜひ挑戦してみてください。
他にもプログラミングスクールや専門学校などの学習方法があります。それらでは最低限必要なスキルを教えてもらえます。しかし、まずは実際に触れてみて本当に通う必要があるのか、独学することは可能かなど確認することをおすすめします。
また、アプリケーションエンジニアに関わる資格取得もオススメです。資格取得をすることで体系的に学べるメリットがあります。
アプリケーションエンジニアはやりがいがある!
アプリケーションエンジニアにもたくさんの種類があり、どの工程を行うのかも多種多様です。自分が興味ある選択をすることもある程度可能です。
また、作ったものがたくさんの人に利用してもらえることは喜びになります。
もちろん仕事として真面目に収入を得ることも大切ですが。プログラミングをしたことがない方も一回コードを書いてアプリを作ってみて、アプリケーションエンジニアとはこういうものかと体験しその道を検討してはいかがでしょうか?
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