ERP案件とは?単価相場や役立つスキルについても併せてご紹介します。

こんにちは。本メディアを運営するストラテジーテックコンサルティング編集部です。

近年盛り上がりを見せるERPパッケージ市場。そのERPパッケージの成長を支えるERPコンサルタント・エンジニアは高年収であることが魅力の1つとして上がられますが、フリーとしてERP案件に参画することでさらなる高年収を実現することが可能です。そのような動機からERP案件への参画を検討しているERPコンサルタント・エンジニアの方も多くいるでしょう。

そこで本記事では、ERP案件について、案件の概要から案件単価まで徹底解説しました。また、ERP案件獲得において役立つスキルなどについてもご紹介しています。ぜひ最後までご覧ください。

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ERP案件とは?

ERP案件とは?

近年、フリーランス人口が急速に拡大するに伴い、フリーランス人材向けサービスも多数登場して生きています。フリーランスのバックオフィス業務(例えば家計や保険)などを効率化できるサービスや、仕事獲得系のサービスなど、存在するサービスの種類は多岐にわたります。

「ERP案件」とは、エージェントやマッチングサービスの仕事獲得系サービスに掲載されている数多くの案件の中でも、ERPに関連する案件を指します。

主にERP案件は、ERP関連にスキルを有するERPコンサルタント・エンジニア向けに掲載されます。続く二つのトピックで簡単にERPとそれに関係する職種のおさらいをしていきましょう。

ERP案件の種類

各ERPパッケージに関する案件は、大枠「コンサルティング案件」と「開発案件」に区分することができます。

主要ERPパッケージSAP ERP(SAP社)

Oracle EBS (Oracle社)

PeopleSoft(PeopleSoft社 ※現在はOracle社が買収)

MIcrosoft(Micorsoft社)

ERPシステム導入コンサルティング案件

指定されたERPパッケージのコンサルティングを提供します。該当ERPシステム導入前に、クライアント企業の経営状況ならびに業務効率における現状分析・課題抽出を行い、その後、ERPシステムのカスタマイズから導入後の業務改善をサポートしてくことが一般的です。参画するERP案件によっては、担当するフェーズが細かに区切られており、ERPシステム導入案件における一部分に限って携わることもあります。

ERP案件情報
案件概要 SAP S/4HANAへの移行プロジェクト
業務内容 会計領域での要件定義、基本設計フェーズを担当
求められるスキル (1)会計領域の知見
(2)SAP FIモジュールの経験
(3)要件定義の実務経験
(4)基本設計の実務経験
(5)SAP S/4HANAの経験
単価 150万~180万円/月
勤務地 都内

ERPシステム開発案件

ERPを活用するシステムの設計や開発、保守運用を担います。案件によっては、クライアントへのコンサルティングまで担う場合があり、そのような案件に参画するためには、いわゆるコンサルタントに求められるスキル(論理的思考力、分析能力、コミュニケーション能力)などが求められるでしょう。基本的には、コンサルティングをフェーズ、設計などの上流行程になればなるほど、ERPに関する知識や経験が強く求められ、獲得単価が上がっていく傾向にあります。

ERP案件情報
案件概要 Oracle-EBS(AP)システム導入支援
業務内容 開発フェーズを担当
求められるスキル PL/SQLにて開発経験1年以上
単価 90万円/月
勤務地 都内

ERP案件の単価相場 

ERP案件の単価相場

ERP案件と一口に言えど、扱うパッケージシステムは、SAP社製、Oracle社製、Microsoft社製と様々であることは確認済みですが、パッケージによって単価が大きく変動することはありません。

扱うパッケージというよりは、ERPシステムプロジェクトにおけるどのフェーズに参画するかで大きく単価が変動してきます。「ERPシステム開発案件」に比べて「ERPシステム導入コンサルティング案件」に参画したほうが高単価を狙えます。とはいえ、何より単価を決める重要な要素は、各個人が有するERPに関する知見や経験でしょう。

以下では、ERP案件の単価相場をERPコンサルタント・エンジニアのスキル別に表にまとめましたので、参考程度に目を通してください。

ERPコンサルタントの場合

ERP未経験 60万円~
ERP未経験+他システムのPMO経験あり 100万~120万円
1年間以上の導入コンサルティング経験あり 120万~200万円
グローバルでのPM経験 300万~500万円
ニーズが高いモジュールへの知見
上流~下流の知見    

未経験は60万円程度からスタートしますが、未経験でも他システムのPMO経験などがあれば、100万円程度のERP案件を獲得することも可能です。ERPコンサルタントとして1年間以上のコンサルティング経験を有していれば、フリーランスとして月額単価130万~200万円ほどが相場となるでしょう。120万~140万円程度は、固くオファーが狙えるはずです。

300万~500万円程度の高単価を狙うには、グローバルでのPM経験+ニーズの高いモジュールへの知見+システム導入における上流~下流までの一環した知見などが必要となってきます。

ERPエンジニアの場合

ERP未経験 40万円~
ERPシステム開発が担える 60万~120万円
導入コンサルティングも可能 120万円~

ERP未経験あるいはERPに関する知見が乏しいエンジニアの場合には、インフラエンジニアよりのポジションを担うことが多く、40万円程度の単価からスタートとなります。保守運用だけでなく開発ポジションなども担うことが可能となると、最低60万円程度の単価でのオファーが固くなるでしょう。その後、ERP案件にいくらか参加し、経験を積んでいく中でコンサルティング業務にも携われるようになってくると、120万円以上を狙うことが十分可能となってきます。

✔単価相場は、ERPコンサルタント>ERPエンジニア
✔ERPエンジニアの方は導入コンサルティング(上流)を担えるようになると、120万~200万円ほどが射程範囲内
✔PM経験+高ニーズなモジュール及び上流から下流に関する知見を有していると300万~500万円程度

ERP案件に参画するために役立つスキル、知見 

ERP案件に参画するために役立つスキル、知見 

ERP関連の案件に参画するためには、無論、スキルや知見を求められます。そして求められるスキルの多くが、直接的にITシステムと関係のあることだけではありません。後述する「役立つスキルや知見」を確認したうえで、高単価ERP案件に参画できる人材となることを目指しましょう!

コンサルタントとしてのスキル

ERPコンサルタントは、ITコンサルタントに区分されるのでわざわざ言及する必要がないかもしれませんが、高度なコンサルティング能力が必要とされます。「論理的思考力」「課題分析スキル」「コミュニケーションスキル」といったところでしょうか。

ERPエンジニアの方よりもERPコンサルタントの方に強く求められる要素ですが、高単価ERP案件を獲得したいのであれば、どちらにせよコンサルティング業務に関われるようにならなければなりませんので、ERPエンジニアの方も長期的にこれらスキルを身に着ける必要があるでしょう。

パッケージに関する知見

ERPパッケージには、全世界共通で活用することを目的に、各国の商習慣に併せた標準機能なるものが搭載されています。日本企業がERPシステムを導入する際には、この標準機能に加えてアドオンで開発がされています(ERPシステム導入コンサルティング案件におけるカスタマイズフェーズで開発内容が決定されますが)。そのためERPコンサルタント・エンジニアともにERPシステムに関わる以上、標準機能については最低限理解を有しておく必要があります。

ERPパッケージの主要希望としては、会計管理、生産管理、購買管理、人事管理、ワークフロー等があります。どれか1つでも得意分野として知見を有しておくことでERP案件参画において非常に有利になります。

クライアントの業務に関する知見

ERP案件参画において役立つスキルとして、パッケージに関する知見の他に、クライアント業務への深い理解も挙げられます。特にERPコンサルタント・エンジニアとして重宝されるのが、クライアント業界に関する知見です。クライアントが位置する業界のビジネスの流れや業務を把握していると、ERPパッケージを活用してどの業務をどうシステム化すべきかを描きやすいので、極めて重要な要素のひとつと言えます。余談にはなりますが、ERP関連案件で他業界出身の人が活躍している背景もまさにこれが一要因となっています。

とりわけ、製造業や小売り(サービス)業に関しては、有している知見の差が明瞭になりやすく、同業界で深い知見を有していると高単価ERP案件を獲得しやすいです。

語学力

ERP案件の中には、いわゆるグローバルアウト・インと呼ばれる各国にまたがるコミュニケーションの必要が発生する案件が多くあり、近年、ビジネスが多様化・グローバル化していることから同案件のニーズが高まってきています。

このようなERP案件に参画するには、当然ながらバイリンガルレベルを求められることが多いですが、かならずしもそうではありません。英語での読み書きあるいはメールでのコミュニケーションが可能なレベルが採用条件となるERP案件も多数存在します。

そのため、ネイティブレベルの英語を身に着けるまでいかなくとも、ある程度は対応できるように準備しておくことをお勧めします。

ERP案件獲得には資格取得者が有利?

ERP案件獲得には資格取得者が有利?

資格があるからといって、ERP案件獲得に直接的に有利にはたらくことはありませんが、スキルや知見を証明するといった意味合いでは多少有利に働く可能性があります。

ERPエンジニア・コンサルタントに人気のある資格は「ERP認定コンサルタント」と「簿記」です。

ERP認定コンサルタント

ERPパッケージの代表的な商品といえば、SAP社のSAPシステムです。そのSAP社が認定している資格が「ERP認定コンサルタント資格」です。ERP(SAP)コンサルタント・エンジニアとして基本的な知見を有していることの証明としては十分とみなされる資格ですので、取得しておくことで評価される対象となります。

ただし、SAP製品とそのバージョンに依存する資格ですので、該当商品・バージョンが市場に出ている間のみ有効となります。

それに加えて、取得にかかる費用がとても高額である点もネックです。試験そのものを受けるのに5万円ほどかかりますが、試験合格のために多くのERPコンサルタント・エンジニアが受講するSAP社のトレーニングは100万円ほどの費用が掛かってきます。そのため、個人負担で受講することは難しく、受講者の殆どが会社側の人材投資の一貫として費用を負担してもらっている場合が多いようです。

「簿記」

ERPに関する案件の多くは、会計に紐づく機能を導入するプロジェクトです。それらERP案件では、当然ながら簿記や会計の知識が強く求められます。ERPエンジニアの場合でも、簿記2級程度を取得しておくと、実際のERPシステム設計や開発の場面で非常に円滑に業務を遂行することが可能となります。コンサルティングフェーズに携われるようになった際には、簿記の知識を有していることで、クライアントの要望をシステムに落としやすくなるとともに、クライアントと開発担当者、双方の理解に乖離が生じぬよう適格に翻訳できる人材になるため、市場でも重宝される存在となるでしょう。

ERP案件の今後は?将来性を解説!

ERP案件の今後は?将来性を解説!

では、最後にERPパッケージの将来性について解説していきます。ERPをコアにキャリアを築いていきたいとお考えの方はぜひ参考にしてください!

まず簡単にERPパッケージのこれまでを振り返ります。

今から30ほど年遡ること90年代、ERPシステムは国内企業に取り入れ始められ、それまでメインフレームで交際されていた企業の基幹システムが、ERPパッケージ+サーバークライアント方式に次々と変わっていきました。その後、2000年代始めにかけて、ERP市場は盛り上がりを見せ、国内では巨額のIT投資が多数存在していました。しかし、2000年代以降、景気が悪化するにつれ、IT投資に消極的になる企業が増加し、リーマンショック直後にはERP市場は急激に落ち込みました。その後、現在までおおむね上がり調子となっています。

このようにこれまで紆余曲折を経てきたERPパッケージ市場ですが、今後のERP案件動向は、どのような動きとなっていくのでしょうか?

回復の兆しを見せるERPパッケージ市場

2015年度にかけて、税制改正やマイナンバー制度導入などを受け、ERPパッケージ市場全体が再度盛り上がりを見せています。さらに近年で言うと、DX推進に多くの企業が前向きであること、2027年問題なども相まって、少なくともERP市場全体では上がり調子となっています。

特に今注目を集めているのがSAP社のSAP HANAです。DX実現においてビッグデータの有効活用は大きな鍵となりますが、このビッグデータ活用という部分に注目して製作された新しい機能がSAP HANAです。SAP HANAはインメモリDB、カラムストア、データ圧縮といった技術を用いて企業にあらゆるメリットを提供します。それにより、導入企業はよりリアルタイムに経営判断を下すことができるようになり、激しい変化が生じる現代を生き残ることができるのです。このようなデジタルシフトを見越した画期的なシステムは、SAP社以外のERPベンダーからも今後リリースされていくでしょう。

クラウド式ERPパッケージが多数登場

クラウド式ERPパッケージが誕生するまで、ERPパッケージは当初サーバークライアント方式を想定してリリースされたものでした。ただし、サーバークライアント方式の場合、巨額なコストがかかるため必然的にメインクライアントは大手企業となっていました。そこでクライアントの幅を広げるため、初期投資の大幅カットの実現が可能なクラウド方式のERPパッケージの展開に向けて大手ERPベンダーが前向きな姿勢を示しています。またERPシステム導入(クライアント)側から見ても、コストカットを実現できるほか、ブラックボックス化を防ぐことができるためクラウド式ERPパッケージを採用する企業が増えています。

✔ERPパッケージベンダーは、世の中の企業のニーズにフレキシブルに対応を見せ、成長を続けている
✔まだまだDX推進はスタート段階。今後さらにERP案件は盛り上がっていく

ERP案件をお探しの方はコンタクトアースマッチング

いかがでしたでしょうか。

今回はERP案件や案件参画に役立つスキル、そして今後のERP市場の将来性まで幅広くご紹介しました。ERPコンサルタント・エンジニアは高単価でありながら、将来性も明るいですのでぜひこのタイミングでフリーランスとしてERP案件に参画してみてはいかがでしょうか。

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