フリーコンサルタント向けのマッチングサービスが続々登場し、メディアを騒がせています。
世間では、「フリーコンサルタントとは?」と、気になっている人もいるようです。
フリーコンサルタントとは何かを解説するとともに、フリーコンサルタントの年収、メリットやリスクも紹介します。
フリーコンサルタントとして成功するためのパートナー、マッチングサービスの選び方も必読です。
目次
フリーコンサルタントとは?
フリーコンサルタントとは「フリーランスとして活動するコンサルタント」のことです。
フリーコンサルタントの多くは、大手企業やコンサルティングファームで経験を積み、独立しています。
必ずしもコンサルタントの経験は必須ではなく、SEやPM、アナリストなどからフリーコンサルタントになる人もいます。
数年前までは、企業の経営戦略に対し提言したり、M&Aを取り仕切ったりする、いわゆる経営戦略コンサルタントや企業顧問が、フリーコンサルタントとして一般的でした。
近年は、ITやDX系のフリーコンサルタントの需要が高いです。
同時にIT・DX系の案件を専門に扱うマッチングエージェントやマッチングサービスも増えています。
フリーコンサルタントになるメリット
多くのIT・DX専門のフリーコンサルタントに案件を提供する弊社だからこそ実感する、フリーコンサルタントになるメリットを紹介します。
リモート案件が多い
コロナ禍をきっかけに、フリーコンサルタント業界もリモートOKの求人が増えました。
特に、IT・DX分野では、PMO・SAP・CRM・RPAと幅広い分野でフルリモート案件が豊富です。
マッチングエージェントを通して獲得する案件の場合、参画条件は担当者が交渉します。
「リモート率50%」「原則出社」という案件でも、報酬面や稼働割合を調整すれば「原則リモート」という条件が通りやすい傾向があります。
マッチングサービスは、基本的にリモート案件を多く取りそろえるサービスを利用するのがおすすめです。
案件を掲載する企業も、基本的にリモートワークを希望する人材が多いことを予測して募集をかけているからです。
面倒な人間関係と距離が取れる
引用:出典:厚生労働省 令和3年雇用動向調査結果の概況 4 転職入職者の状況
厚生労働省が発表した「令和3年雇用動向調査結果の概況」を参考にすると、会社員が辞職を決めた個人的理由では「職場の人間関係が好ましくなかった」が上位です。
実際、多くの人が、人間関係のストレスで仕事にネガティブな感情を抱いた経験があるでしょう。
フリーコンサルタントの役割は、外部の人間として企業に参画し、俯瞰して企業課題を解決に導くことです。
チームワークや当事者意識は必要ですが、職場の人間関係に深入りしない意識が吉と出たり、企業の評価につながったりすることもあります。
少なくとも、外部からの参画者として企業内のパワーバランスや人間関係とは一線を引いて業務に取り組めるでしょう。
大きなスキルアップにつながる
企業やコンサルティングファームに所属していると、担当する案件が似通ってしまいがちです。
一方、フリーコンサルタント専門のマッチングエージェントやマッチングサービスには、ニッチな案件や急に人材不足に陥った高難易度の案件が集まっています。
チャレンジングな案件は、クライアント企業もエージェントも、フリーコンサルタント本人の素養ややる気を重視する傾向があります。
原則、直接応募のマッチングサービスでも自分の売りを自らアピールできるので、チャレンジは好意的に捉えられることがほとんどです。
つまり、フリーコンサルタントの方が、それまで経験のない大型プロジェクトや「国内初」などの新規事業に関われる可能性が高いのです。
大きなスキルアップや市場価値が跳ね上がるような実績に繋がる期待もできます。
年収が倍増するフリーコンサルタントも
厚生労働省が提供する仕事情報提供サイト「jobtag」によると、ITコンサルタントの平均賃金は年収660.4万です。
一方、フリーランスのITコンサルタント向けの案件では、月額報酬が100万円を超すオファーが目立ちます。
フリーコンサルタントの年収は、分野や稼働率、契約期間によっても金額に差が出ますが、1,000万が相場です。
「フリーランスになって会社員時代の1.2~1.5倍程度の年収を稼げるようになった」という話もよく耳にします。
会社員時代の2倍以上の年収を稼いでいるフリーコンサルタントも珍しくありません。
参考:厚生労働省が提供する仕事情報提供サイト jobtag ITコンサルタント
フリーコンサルタントの年収とは?
フリーコンサルタントの年収は、分野や領域、案件内容や取引先企業でのポジションによって異なります。
また、企業に所属しながら副業としてフリーコンサルタント活動をする場合は稼働率が低くなるため、フル稼働のフリーコンサルタントに比べれば、報酬の割合や額も低くなるものです。
フリーコンサルタントが100%案件参画した場合の月額報酬は、100万円が相場ですが、IT・DX系でも分野によっては60万円程度だったり、200万円を超したりとばらつきがあります。
また、同じ案件でも、利用するマッチングエージェントやマッチングサービスによって金額に差が出ることもあるでしょう。
交渉次第で報酬が大きく跳ね上がる場合や、逆に安い報酬を提示されるケースもあります。
数社のマッチングエージェントやマッチングサービスに登録し、比較するのもフリーコンサルタントが年収を上げる方法の一つです。
【フリーコンサルタントのパートナー】マッチングエージェントとマッチングサービスの違い
以前は、人脈や前職で築いたコネクションから案件を獲得するフリーコンサルタントがほとんどでした。
近年は、企業とフリーコンサルタントのハブとなる、マッチングエージェントやマッチングサービスが続々と誕生しています。
両者がどう違うのか、どのようなタイプがどちらを選べばよいのか、両者の違いを比較して自分に合うサービスを活用しましょう。
マッチングエージェントとは?
マッチングエージェントとは、企業とフリーコンサルタントの間に立ち、双方の希望に適した人材、企業やプロジェクトを紹介し、条件について交渉を行うサービスです。
担当エージェントと馬が合ったり信頼関係が築けたりする場合は良いのですが、案件紹介前の面談から心が通じ合うケースはまれです。
否定的なことばかり言われたり、やりたくない分野ばかり勧めてきたりするマッチングエージェントも少なくありません。
フリーコンサルタント、特にIT/DX関連プロジェクトのコンサルタントは高報酬で知られています。
マッチングエージェントを通した案件でも、紹介を依頼した企業は、コンサルタントに支払う金額とは別で、紹介料をマッチングエージェントに支払います。
そのため、案件に参画したコンサルタントの報酬は、世間的にみれば高報酬です。
ただし、企業がマッチングエージェントに支払う金額がマッチングサービスに比べると高額になるため、コンサルタントへの期待値が上がる面はあるでしょう。
しかし、人間が介在するサービスなので、企業が求める人材と異なる属性のコンサルタントでも担当エージェントの口添えで新規案件に携われたり、条件や報酬面の交渉を代行してくれたりというメリットがあります。
マッチングサービスとは?
マッチングサービスとは、企業とフリーコンサルタントが案件を通して直接繋がれる、プラットフォームを主とする事業です。
間にエージェントなどの人が立たず、企業は人材を、コンサルタントは案件を自由に検索しあえるシステムを確立しているサービスです。
企業とコンサルタントの間にエージェントがいないので、はじめは交渉に手間取ったり、エントリーしても参画まで生き残れない理由が明確ではなかったりといったデメリットはあります。
フリーコンサルタントになるリスクとは?
フリーコンサルタントは、年収が高く、働き方や取引先を自分で選択できる仕事ですが、リスクもあります。
代表的なものを紹介します。
分野によってはニーズの変動が早い
現在はSAPやCRM関連のPMO領域といった案件が多いフリーコンサルタント業界ですが、数年後はRPA・AI技術系案件が主流になると予測されています。
また、CRM案件でも国内でインフラが整ったあとは、チャネルやナーチャリングなどマーケ戦略がメインとなったり、新しいツールが登場したりする可能性を指摘する人もいます。
ITコンサル関連の案件は分野によっては、2~3年でニーズが変動します。積極的にインプット・アウトプットし続けなければ取り残される危険性があります。
IT・DXコンサルでも経営戦略コンサルの視点が必要
クライアント企業がフリーコンサルタントに求めるのは、外部からの冷静な判断です。
そのため、IT・DX系のコンサルタントも、経済や経営・企業戦略といった視点を求められます。
特に、プロジェクト選定などの最上流からの参画を求められた場合は、経営陣と対等に渡り合える経営知識や戦略的提案が必要とされるでしょう。
法務や財務にも明るい人でないと、求められるスキルに応えられず自信喪失してしまうリスクがあります。
急に契約内容が変わる場合も
高額報酬を支払うからこそ、企業もフリーコンサルタントの仕事ぶりをしっかり見ています。
期待に応える働きぶりではない場合、契約更新がされなかったり、更新のタイミングで報酬が下がったりすることもあるでしょう。
フリーコンサルタントは、こうした可能性を見越して、緊張感をもって日々の業務にあたる覚悟が必要です。
フリーコンサルタントを目指すなら適切なマッチングサービスに登録を
フリーコンサルタントになると、会社員時代よりもメリットや年収、やりがいが飛躍的に向上する可能性が高いです。
案件や稼働率が選べたり、リモート案件が豊富だったりして「ワークライフバランスも両立させやすい」とフリーコンサルタントになる人が急増しています。
しかし、フリーコンサルタントならではのリスクに備え、安定した収入を得るには、信頼でき、案件が豊富なフリーコンサルタント向けマッチングサービスの活用がおすすめです。
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