フリーランスの結婚はどうなる?結婚前にやるべきことを解説!

フリーランスとの結婚には、安定した収入が得られないことや、将来の保証が不透明であること等、様々なリスクが存在することから、不安に思う方が多いとされています。

しかし、フリーランスとの結婚には実はメリットも存在し、充実した結婚生活を送ることもできるのです。

本記事では、フリーランスとの結婚における不安や準備すべきこと、結婚することで得られるメリットについて詳しく紹介しています。

フリーランスの方や、フリーランスとの結婚を検討している方々はぜひ、参考にしてください。 

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フリーランスの結婚事情 

ダイバーシティという言葉がよく聞かれるようになり、働き方も多様化しています。

様々な働き方が認められている中、フリーランスとの結婚は難しいと考える方が多くいます。

フリーランスの多くは、企業に雇用された経験を持つ人です。

会社に就職し、経験を積んでから独立すると、結婚のタイミングと重なると考えられます。

そのため、フリーランスとして独立したての頃は、収入が不安定、社会的信用がないなどの不安要素が多く、フリーランスの結婚は、難しいと考えられてしまうのでしょう。

しかし、内閣府が発表した「令和3年度 人生100年時代における結婚・仕事・収入に関する調査報告書」によると、結婚相手に求めることは「一緒にいて落ち着ける・気を遣わない」、次に「価値観が近い」、「一緒にいて楽しい」が男女とも上位を占めています。

この結果から、実際に結婚相手に最も求めるものは、収入の安定ではないことが分かります。

出典:https://www.gender.go.jp/research/kenkyu/pdf/hyakunen_r03/03.pdf 

フリーランスとの結婚が不安な理由3選 

フリーランスとの結婚に不安を感じてしまう理由について解説します。 

社会的信用が低い 

フリーランスは会社員のように毎月決まった収入を得られるわけではないので、社会的信用が低い傾向があります。

そのため、家や車を購入するためにローンを組むときは、頭金を用意したり、クレジットカードの利用で信用を築いたりする必要があります。

また、開業届を出し、毎年、確定申告をすることでフリーランスとしての信用を高めることも重要です。

会社員と比べると、大きな買い物をすることが難しいため、フリーランスとの結婚を不安に感じる場合があるのでしょう。 

会社員と年金や保険の仕組みが違う 

フリーランスの年金や保険は、会社員の制度と異なります。

会社員の場合は社会保険や厚生年金に加入していることがほとんどですが、フリーランスの場合は、国民健康保険と国民年金です。

社会保険や厚生年金の場合は会社が負担してくれます。

結婚相手が会社員の場合は、扶養に入ることで保険や年金の負担がなくなりますが、フリーランスは全額負担しなければなりません。

そのため、家計が圧迫されることや、将来もらえる年金が少なくなることを懸念する場合があります。 

収入が不安定 

フリーランスは、請け負う仕事によっては会社員よりも高収入を得られる業種です。

一方で、仕事を得られなければ、収入が減ってしまいます。

この不安定さが、長い間生活を共にする相手として不安に感じる場合があります。 

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フリ-ランスが結婚するためにするべきこと 

フリーランスが結婚前にしておくべきことを解説します。

フリーランスとの結婚には会社員との結婚にはない不安な要素が存在します。

しかし、あらかじめリスクに備えておけば、安心して結婚することができるでしょう。

ここでは、事前に準備しておくことを、結婚が決まる前と結婚が決まった後の2つに分けて解説します。

気がかりなことは先に解決し、次のステップへ進みましょう。 

結婚が決まる前にすること 

安心して結婚生活が送れるように、結婚が決まる前にしておくことを紹介します。 

貯蓄をしておく 

できるだけ貯蓄をしておきましょう。

フリーランスとの結婚が不安な理由の一つが、収入が安定していないことです。

仕事の依頼がなくなれば、収入はゼロになる可能性もあります。

また、会社員は病気やけがで仕事ができなくなった場合、傷病手当がでたり有給を使ったりして仕事を休めます。

しかし、フリーランスは福利厚生を受けられないため、収入が減ったりなくなったりすることも考えられます。

貯蓄は収入の不安定さをカバーでき、結婚相手に安心感も与えられるでしょう。

一般的には、2年間の年収分を貯蓄しておくと、想定外な出来事が起きたときにも対処できるといわれています。 

スキルや経験値を高める 

フリーランスは個人の実力はもちろん必要ですが、仕事を受注した経験も重要です。

クライアントに納得してもらえる仕事ができると、継続して仕事を依頼してもらえます。

また、経験値が高まるにつれ企業からの評価も高まり、高単価案件を任される可能性もあります。

現状に甘んじることなく、経験値を高めるためにスキルを磨きましょう。

セミナーや勉強会に参加したり、時間や予算に余裕があればスクールに通ったりすることもおすすめです。 

価値観が合う結婚相手を見つける 

価値観が合う相手を見つけることも大切です。

フリーランスは、決まった職場で働いていないので、結婚相手を見つけること自体が難しい場合があります。

出会いがない場合には、結婚相談所や婚活アプリに登録し自分に合った相手を見つけることも考えましょう。

また、フリーランスは会社員とは働き方が異なるため、お金や時間の使い方などの価値観が異なる可能性があります。

価値観の違いは、交際期間中は我慢できても一緒に暮らすようになると耐えられなくなるかもしれません。

相手が会社員である場合、日々の生活や将来のことなど、よく話し合うことも必要です。 

結婚が決まったらすること 

結婚が決まったらすることは、4つあります。

相手の状況によって変わってくるので、よく理解してから手続きを行いましょう。 

税金関係の確認 

フリーランスは税金に関わることも自分でしなければなりません。

面倒に感じるかもしれませんが、適切に対策をすれば節税できるため税金関係の確認は怠らないようにしましょう。

税金関連で確認をしておきたい制度は「青色事業専従者給与」と「扶養控除」の2つです。

青色事業専従者給与とは、家族が仕事を手伝っている場合に支払う給与を経費にできる制度です。

本来、生計を一緒にしている家族に支払う給与は、必要経費と認められません。

一定の条件を満たす場合には青色事業専従者給与と認められ、控除の対象となります。

次に扶養控除とは、納税者が扶養する配偶者や子供、親などの親族がいる場合に、納税者の収入から一定金額が差し引かれる制度です。

しかし、扶養に入るためには合計所得が、年間48万円未満(給与のみの場合は103万円未満)であることなどの一定の条件を満たす必要があります。 

保険や年金の変更方法の確認 

フリーランスは保険や年金の変更や支払いは自分でしなければなりません。

しかし、フリーランスは国民保険や国民年金で支払った金額は、確定申告時に控除額として申告することで節税ができます。

もう一つの年金保険料を抑える方法は、結婚相手が会社員だった場合に扶養に入ることです。

扶養に入るためには、年間の収入が130万円以下、かつ被保険者の年収の1/2以下であることが条件です。

収入に制限がかかるため、どちらが得か比較しましょう。 

結婚にかかる費用の見積もり 

結婚情報誌の「ゼクシィ」によると、結婚にかかる費用の平均は合計371万3000円です。 

  • 結婚式:303万8000円
  • 結納式:16万6000円 
  • 婚約食事会:6万円6000円 
  • 婚約指輪:35万8000円 
  • 結婚指輪(2人分):26万1000円 
  • 新婚旅行費(2人分、お土産代含む):33万9000円 

出典:【結婚式のお金はいくら?】相場や項目別平均費用などまるっと解説!

実際に負担する費用は、ご祝儀や親からの援助があればその金額を差し引いた分です。

また、結婚祝いをもらえる自治体もあるため、もらい忘れのないように問い合わせてみましょう。 

結婚後にかかる費用の見積もり 

結婚後の生活にかかる費用も見積もっておきましょう。

結婚情報誌「ゼクシィ」によると、例えば、新しくインテリアや家具を購入した場合、31万5000円、家電製品を購入した場合37万8000円がかかります。

新居を購入するのか、賃貸にするのかなど、さまざまなケースが考えられますので、新生活の計画をパートナーとよく話し合って決めておきましょう。

出典:【結婚式のお金はいくら?】相場や項目別平均費用などまるっと解説! 

フリーランスと結婚する5つのメリット 

フリーランスと結婚するメリットについて解説します。

フリーランスとの結婚では不安な要素に目が行きがちですが、メリットもきちんと存在します。

ここでは、フリーランスと結婚することの良い点について詳しく解説します。 

相手の生活リズムに合わせやすい 

フリーランスは仕事を自分で選べるため、相手の生活リズムに合わせられます。

会社員であっても働き方は業種によって様々でしょう。

夜勤があったり、平日が休みで土日が仕事だったり、誰もが暦通りの休みではありません。

フリーランスは、そういった多様な働き方であっても合わせられ、夫婦の時間を多く持つことができます。 

家事や育児に参加しやすい 

フリーランスの生活リズムを相手に合わせやすいという特徴は、家事や育児にもメリットがあります。

自宅に居ながら仕事ができるため、家事や育児に参加しやすい環境が作れます。

夫婦どちらかが負担することなく、夫婦で家事や育児に協力して取り組めることはフリーランスと結婚するメリットの一つでしょう。 

住む場所が選べる 

フリーランスは、既定の勤務場所がないため、通勤時間を気にして住む場所を選ぶ必要はありません。

そのため、相手の勤務先に近い場所や、相手の実家近くなど、住む場所の選択肢が多い点がメリットです。 

支出を経費として計上できる 

フリーランスは、家計の支出の一部を経費として計上できます。

家賃や光熱費、通信費など、事業にかかった分だけですが、適切に計上すれば節税にもつながります。 

高収入を得る可能性がある 

フリーランスは働いた分の報酬がそのまま収入となるため、高収入を得られる可能性があります。

会社員は、毎月の給与が決まっており大きな売り上げに貢献したとしても、給与に反映されないことも多いです。

そのため、フリーランスは大きな事業が成功すれば、会社員より高い収入を得る可能性があります。 

フリーランスと結婚するときに注意すべきこと 

フリーランスと結婚するときに注意しておくことを紹介します。

あらかじめ注意しておけば、結婚や結婚生活をスムーズに送れるでしょう。 

ローン審査に通りにくい 

フリーランスは、ローン審査に通りにくいといわれています。

ローン審査は収入の安定した職業が通りやすいと言われており、収入が不安定なフリーランスはローンの審査が厳しい傾向があります。

特に、独立して間もないタイミングは、社会的信用が無いため審査に通ることは難しいでしょう。

家を買う等の大きなローンを組むときには、フリーランスとして実績を積み、頭金を多く用意するなどの準備をしておく必要があります。 

相手の両親の理解を得にくい場合がある 

価値観の合う結婚相手がみつかったとしても、その両親も同じ考えだとは限りません。

会社に定年まで勤めることが当たり前だった世代には、フリーランスという働き方は理解してもらえない可能性があります。

もし、相手の両親に反対されてしまった場合には、自分の仕事内容を詳しく説明しましょう。

仕事のことを語ることで、相手の両親とコミュニケーションを多くとることができます。

自分自身のこともより知ってもらえるチャンスに変えてしまいましょう。

良好な関係は幸せな結婚生活につながります。 

保育園に預けにくい場合がある 

入園希望者の多い地域では、保育園に預けにくい場合があります。

保育園に入るための審査は、家族の状況をポイント化して行われます。

一般的に「在宅勤務」は、「宅外勤務」よりポイントが高くありません。

そのため、フリーランスという働き方が、保活に不利に働く場合があります。

現在、対応を変えている自治体もあり、フリーランスが保育園に預けにくい状況は改善されてきています。

自宅のある地域の制度をよく確認しておきましょう。 

まとめ 

フリーランスとの結婚には、不安に感じる点がありますが、それと同時にメリットもあることを忘れずに考えましょう。

将来に向けて具体的な計画や、貯蓄、収入の安定化策を立てることで、不安要素を少なくすることもできます。

また、パートナーシップやコミュニケーションをしっかりと築くことで問題を克服することができます。

フリーランスとの結婚は、相手との協力や理解を深める良い機会となるでしょう。 

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