プロジェクトマネージャ試験に合格するには?難易度・勉強方法・受験メリット

プロジェクトマネージャ試験は、合格するとIT企業に就職しやすいだけでなく、各種資格手当てや報奨金・インセンティブをもらえる場合があり、メリットの多い資格試験のひとつです。

さらに情報処理技術者試験や情報処理安全確保支援士試験の一部が免除される利点があります。

そのため、IT・情報関連の資格取得を目指している人は、プロジェクトマネージャ試験への合格を目指すことが多いでしょう。

今回紹介するプロジェクトマネージャ試験は、合格するとITプロジェクトの進行管理・マネジメント側のデジタル人材として一定レベルの知識があることを証明できるものです。

合格するための勉強方法にも触れますので、詳しくみていきましょう。 

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プロジェクトマネージャ試験とは 

プロジェクトマネージャ試験とは、ITを専門分野としてシステムの開発やプロジェクトを運営・管理する人を対象にした試験です。

プロジェクト全体を俯瞰し、進行をとりまとめ、結果を出していくマネージャ志望のデジタル人材におすすめです。

経済産業省の政策実施機関でもあるIPA(情報処理推進機構)によって毎年実施されています。

IPAは、産学官の協調関係を通じて、データを社会の共通資産として活用するための取り組みを行っており、多様な試験を実施しているため、情報系の資格に興味のある方は、一度IPA公式サイトで各種試験情報を確認すると良いでしょう。 

プロジェクトマネージャ試験概要 

IPA公式サイトで紹介されているプロジェクトマネージャ試験の試験概要は以下の通りです。 

試験内容 

  • 目的に沿ったプロジェクト実現に向けて計画し、目標を設定する 
  • 必要なメンバーを確保し、チームの成長と改善を推進する 
  • 問題に対して適切に対処することで、プロジェクトの目的を実現する 
  • チームだけでなく各ステークホルダーとも良好な関係を構築し、維持する 
  • プロジェクトの実績を分析、評価して改善に繋げる 
開催時期 年一回、毎年秋季に開催 
受験方式 筆記試験
試験時間(解答方式) 午前Ⅰ:50分間(四肢選択)
午前Ⅱ:40分間(四肢選択)
午後Ⅰ:90分間
午後Ⅱ:120分間
受験会場 全国の試験会場 ※詳細は公式HPの試験案内をご確認ください。 

期待される技術水準 

  1. 組織の戦略及びシステム全般に関する基本的な事項を理解している
  2.  プロジェクトを取り巻く環境の変化、及びステークホルダの期待を正しく認識して、プロジェクトの目的を実現するプロジェクト計画を作成できる 
  3. プロジェクトの目標を設定して、その達成に最適なライフサイクルと開発アプローチの選択、及びマネジメントプロセスの修整ができる。 
  4. プロジェクトマネジメントの業務の分担に応じて、プロジェクトチームの全体意識を統一してパフォーマンスの向上を図り、またプロジェクトチームの自律的な成長を促進できる。 
  5. プロジェクトに影響を与えるリスクや不確かさに適切に対応するための多様な考えを理解して、変化に柔軟に適応できる。 
  6. プロジェクトの計画・実績を適切に分析・評価できる。また、その結果をプロジェクトのその後のマネジメントに活用できるとともに、ほかのプロジェクトの参考に資することができる。 

引用:https://www.ipa.go.jp/shiken/kubun/pm.html 

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プロジェクトマネージャ試験を受験するメリット 

プロジェクトマネージャ試験を受験する代表的なメリットをご紹介します。 

  • IT分野における知識、技能の評価指標になる 
  • IT開発者として成長できる 
  • 企業で活躍する即戦力に繋がる 
  • 一部の情報系国家試験が免除される場合がある 

 ITエンジニアが、キャリアアップのため他の資格の取得を目指した場合、以下の資格の一部試験が免除になります。 

  • 中小企業診断士試験 
  • 弁理士試験 
  • 技術士試験 
  • ITコーディネータ(ITC)試験 

プロジェクトマネージャ試験の難易度・合格率 

プロジェクトマネージャ試験の難易度は、ずばり難しいと言えます。

試験範囲も広く、最高区分に当たるAランクを取得する必要があり、合格率は13%〜15%2割に満たないからです。

既に大規模開発プロジェクトに関わっている開発者やリーダの場合は経験がある分、多少容易に感じられる領域があるかもしれません。

試験に興味はあるけれど、受験するか迷っている方は、一度過去問を確認してみるとよいでしょう。

参考
https://jqos.jp/kokka/projectmanager#p03 

プロジェクトマネージャ試験の勉強方法 

勉強方法について、どこから手を付けたらいいか分からないという方は、以下の流れで勉強するのがオススメです。 

  1. 過去問で問題の内容を把握 
  2. 市販のテキストやオンライン講座で理解を深める 
  3. アプリで復習 

過去問で試験内容を把握

プロジェクトマネージャ試験の過去問はIPA公式が無料で公表しておりますので、まずはどんな試験なのか過去問で把握するのがおすすめです。

午後の記述試験対策としては、過去問の解説をしっかり読み込むことで、問題文を正しく理解する練習が効果的です。

普段、仕事で使っている用語が必ずしも全く同じ意味合いで使われているわけではありません。

各企業や所属するチームによって、用語の認識に多少ずれが生じていることもありますので、論述対策として過去問の解説に慣れておきましょう。

過去問はこちらから確認できます。
過去問題 | 試験情報 | IPA 独立行政法人 情報処理推進機構 

テキスト・オンライン講座を活用

過去問で試験の大まかな内容を把握した後は、市販のテキストやUdemy等のオンライン講座を利用し、理解を深めると良いでしょう。

オンライン講座では、講師が推薦する勉強法や市場の需要等の解説の他、プロジェクトマネージャ試験に向いている人と向いていない人なども紹介されているようです。

こうした自力ではアプローチすることが難しい情報や知識を手に入れられる点で、オンライン講座の受講がおすすめです。

アプリで復習

筆記対策に加えて、過去問やテキスト、オンライン講座等で問題の傾向が掴めた後は、アプリで仕事の合間に復習する習慣をつけるとよいでしょう。

プロジェクトマネージャ試験に限らず、問題集や講座で学んだ知識を忘れないよう、復習を習慣づける事が試験対策につながります。

また、理想的なプロジェクトマネージャ試験の受験準備として、実際に試験を受けて合格した人の合格体験談を聞く方法もあります。

同じ会社の上司や同僚にプロジェクトマネージャ試験合格者がいたら聞いてみるとよいでしょう。

もし身近にいなくても、隙間時間に合格者が情報発信しているWebサイトやSNSをチェックしたり、直接コンタクトしてみるのもひとつの手です。 

プロジェクトマネージャ試験のまとめ 

プロジェクトマネージャ(PM)試験は、プロジェクトマネージャを目指す人や、システム開発者に役立つ資格です。

合格率は低いですが、その分、幅広い知識を有している事を証明する手段として有効なため、オススメの資格です。

現在の職場で活かすだけでなく、転職やフリーランスへの転身の際は、自己アピールにも繋がります。 

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