【2024年最新版】scm(サプライチェーンマネジメント)とは?成功事例について失敗事例と問題点を交えてご紹介!

こんにちは。

皆さんは、SCM(サプライチェーンマネジメント)とは何かご存知でしょうか。

IT技術の発展により再び注目を浴びつつある、SCM(サプライチェーンマネジメント)。

本記事では、サプライチェーンマネジメント(scm)の特徴、そして成功事例としてトヨタ、花王などの企業例を挙げつつ、多くの企業が2000年代導入に失敗した事例と課題と共にご紹介します。

ぜひ最後までご覧ください。

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サプライチェーンマネジメント(scm)とは

サプライチェーンマネジメント(scm)とは

まず、サプライチェーンとは原材料が調達されてから消費者に商品が届くまでの過程のことを表します。

もう少し具体的な流れを見てみると「原材料→生産→物流→販売」と言う流れです。

サプライチェーンマネジメント(scm)とは、上記のことに加えてそれぞれの流れに情報を連携し全体の流れが効率よく最適化されることを指します。

その中でも、需給の予測が一番重要です。

これを適切に管理できていないと在庫などが余ってしまい経営などにダメージを与えてしまいます。

したがって、サプライチェーンの中ではいかに情報を共有し、必要なものと必要ないものを区別することができるかが、サプライチェーンマネジメントを成功させる上で重要なことです。

一つ分かりやすい例としてコンビニでの事例をご紹介します。

今回はおにぎりに焦点を当ててみましょう。

まず、おにぎりの原材料であるお米は農場で生産されます。

そして、コンビニの店頭に並ぶまでに工場での生産過程があり、農協などの集荷販売業者を仲介し、中食事業者を経てコンビニと言う流れで届きます。

さらに、コンビニの中でも発注マネージャーが毎日仕入れの個数を決めたりして売上に対して効率よくアプローチしています。こうした一連の流れをSCMと呼びます。

サプライチェーンマネジメント(scm)の導入企業例

サプライチェーンマネジメント(scm)の導入企業例
電子機器・コンピューター業界シャープ株式会社、日本ヒューレット・パッカード株式会社、ソニー株式会社
自動車業界トヨタ自動車株式会社
食品・飲料業界富士コカ・コーラボトリング株式会社
鉄鋼業界社団法人鋼材倶楽部
日用雑貨業界ライオン株式会社
間接材業界NTTデータオフィスマート株式会社

以上はサプライチェーンマネジメントの導入に成功した企業です。

しかし、2000年前後に多くの企業がscmの導入を試みましたが実際、ほとんどの企業が導入に失敗しています。主に失敗する原因は2つあるのでそちらもご紹介します。

  • 本来あるビジネスの仕様を考慮せずにscmの構築をした

例えば、コンビニで上手くいったscmをそのままスーパーマーケットなどに適用しようとしても互いのscmで完全な互換性がないので上手くいかないといったケース

  • scmをマネジメントだと勘違いした

ある会社の在庫管理において上の会社や組織から何かしらの指示がありそれらを業務のようにこなせば良いと言う考え方によるものです。当然scmは単なる作業ではないので上手く行きません。

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サプライチェーンマネジメント(scm)の成功事例

サプライチェーンマネジメント(scm)の成功事例

ここではscmの導入で大きく成功した企業を詳しく見ていきましょう。

花王事例

花王の成功要因として、経営破綻のリスクのある投資を行なったことが考えられます。
花王は全国に8個の工場を持ち、物流の拠点を21箇所持ち、大量の配送車とトレーラーを所有しています。
これに
より、花王は8万の店舗に1500のアイテムを1日以内に納品することが可能です。

また、日次での販売実績を元に先の需要を予測しています。
そして、品目別に季節での変動性、価格の弾力性なども考慮しています。
今では、新商品であったとしても一週間ほどあれば予測ができるようになっています。

参照:
「職種紹介 サプライチェーンマネジメント」花王株式会社 Kao Recruitment

トヨタ事例

トヨタではジャスト・イン・タイム(JIT)方式と言う製造方法をとっています。
これは組み立てを行うときに組み立て工場から部品が無くなりそうになったらすぐに発注をかけると言うものです。

通常の組み立て工場では先に部品などを発注して、組み立て工場から離れた倉庫に保管するので、その倉庫内での在庫確認や使用数の管理が必要となる上に、実際に組み立てを行う時は倉庫から輸送しなくてはならないので、かなり手間がかかってしまいます。

ただし、この生産方式には欠点もあります。
災害時に一つでも部品工場が被害を受けてしまうと組み立てが止まってしまう点です。

一応、この問題に対しては、部品や原材料の企業と密な連携をとり、それぞれの工場を近くに建設することによって解決しました。
こうすることで、仮に一つの工場が被災したとしてもお互いの工場が連携をとって復旧作業を行うことができます。
また、輸送の距離も短くて済むので時間的にもコスト的にも最適化されていると言えます。

参照:
「トヨタ生産方式 ムダの徹底的排除の思想と、つくり方の合理性を追い求め、生産全般をその思想で貫き、システム化した生産方式」TOYOTA
「カーボンニュートラルや電動化――、トヨタの調達本部は100年に一度の大変革期をどう見据えるのか?」パーソルキャリア株式会社 d’s JOURNAL(ディーズジャーナル)

株式会社トーハン事例

トーハンは出版関連の大手取次を行う会社です。
基本的には書店と出版社の間に立ち、書籍の在庫管理や仕入れ、物流、営業をデータで一元管理しています。
もし、トーハンのような取次がなければ、書店はわざわざ欲しい書籍を出版社に連絡して取り寄せなければならないといったことになってしまい、莫大な労力と時間を要してしまいます。

そこで、トーハンはデータの一元管理に際してscmを導入し大幅に効率をあげることに成功しました。
通常、私たちのようなエンドユーザーまでに接点はないのですが、トーハンは私たちエンドユーザーと書店、取次の三者間をつなげることに成功して大きく売り上げを伸ばしました。

参照:
「情報流通」株式会社トーハン

株式会社日本アクセス事例

日本アクセスは総合食品の商社です。
全国に550箇所の物流拠点と密な連携をとるTPL物流を用いて原料調達や輸送、保管、管理、配送、生産、販売、リサイクルの一気貫通に成功しました。
また、scmをメーカー、卸売企業、小売企業に適用させることによって供給予測の精度をあげ、在庫の最適化に成功しました。

参照:
「ロジスティクス営業」株式会社 日本アクセス
「高品質3PL物流サービス」株式会社 日本アクセス

ワールド&ZARA事例

日本でアパレル業界の大手である、ワールドとスペイン発祥ブランドのZARA。
この二社のscmはアパレル業界に大きな変革を起こしました。
具体的には二週間以内に生産を行い商品として消費者に届けるというものです。
二週間という速さは通常のアパレル業界においては考えられない速さでした。

なぜ、この二社は二週間にこだわったのかというと、もし商品がヒットして在庫切れになったとしても、二週間あれば在庫の補充が行えるということによるものです。

では、具体的にどのようにして二週間以内で製作するのかというと、scmの一部であるアキュレート・レスポンスというものを活用しました。

アキュレート・レスポンスとは市場のニーズに対して的確に答えることを指します。
もしあるシャツにつける白いボタンがなくなってしまったという時に、この白いボタンを別の黒いボタンに変えても売り上げが変わらないのかを迅速に判断して製作を行い、消費者に届けます。

一見、簡単そうに感じてしまいますが、実際にはボタンの色を変更することによって、同じような売れ行きになるのか、製作現場において材料をすぐに調達出来るのか、そもそも誰がこの決断を迅速に行って良いのかなどの問題点があるために中々、素早く処理することが難しいのです。

参照:
「アパレルの常識を変えたワールドとZARA、なぜ明暗が分かれたのか」株式会社ダイヤモンド社 DIAMOND Online
「サプライチェーンマネジメントとは?メリット・事例・課題のまとめ」株式会社dual&Co. APPAREL LAB

以上、SCMの事例を紹介してきました。

SCM導入を成功させるためには「立派なシステムだ!」からといって、SCMを導入することが目的となってはいけません。

課題が現在の物流システムのどこにあるのかを洗い出し、SCMを適切に機能させる必要性があります。

そういった状況で、SCMコンサルタントやエンジニアがますます求められています。

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IoT×SCMの事例について

IoT×SCMの事例について

まず、IoTとはInternet of Thingsの略で、あらゆるものがインターネットに繋がりデータ化されてコミュニケーションされる、という意味です。

実際のところIoTとscmは互いに依存しているために切り離すことは出来ない関係性です。

具体的な例を上げてみると、IoTによるクイックレスポンスというものがあります。

これはIoTのセンサーがデバイスに搭載されていて、ある条件に達すると自動でプログラミングされたことが実行されます。

よくある例としては、コピー機に搭載されている例です。

トナーの残量が少なくなった際にメーカーの発注部門や連携したECサイトに自動で発注をかけてくれます。

他にも、コピー機が故障した際に不具合の診断や修理指示を自動で送ることもできます。

また、これは利益面においてもかなり優位性が高く、顧客側からすればすべて自動で行ってくれるので利便性が上がり、満足度も向上するため継続して利用してくれる確度も高い上に、顧客を囲い込むことが可能になります。

サプライチェーンマネジメント(scm)の問題点

サプライチェーンマネジメント(scm)の問題点

scmにおける課題の一つとしては、リアルタイムで鮮度の高い情報をすぐに共有できる基盤を作ることです。

先ほど、解説しましたがそれぞれのセクターでの密接な情報共有がscmを成功させる上で大きな要因なので、いくら優秀な人材や設備を導入したとしても情報をすぐに共有できなければ機能しなくなってしまいます。

また、情報基盤導入には多額の費用もかかるので導入コストの面での課題もあります。

その他にも、scm導入にあたり業務の効率化に注視し過ぎた結果、本来最も力を入れて行うべきであったマーケティングなどが疎かになってしまい特定の需要を見逃すなどといったことも課題として挙げられます。

SCM事例のまとめ

scmとは定義で理解しようとするとかなり複雑ではありますが、消費者が求めているものを最適な時間、場所、数を供給するシステムと捉えると分かりやすいです。

そして、scmの導入に多くの企業が失敗していることから分かるように、それなりに敷居の高い導入でもあるので、必ず本質的な要素を念頭に入れつつ、本当に必要なのかを慎重に判断しましょう。

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