本記事ではバーチャルヒューマンの種類やAIアバター・VTuberとの違い、活用事例やメリットについて解説します。
最新のAI技術を活用し、働き手不足の解消など新たな可能性を秘めたバーチャルヒューマンについて詳しく知りたい方はぜひ最後まで読んでみてください。
AI技術が発展し、人間と見間違うほどリアルな姿や振る舞いをするバーチャルヒューマンが登場するようになりました。
接客や商品PRなどで企業が導入する事例も増えています。
そんなバーチャルヒューマンの導入事例や用いられている技術について詳しく解説します。
目次 バーチャルヒューマンとは、人間のような姿でリアルに動くCGキャラクターです。 AIを搭載しているため、目の前にいる人を識別したり、会話を行ったりできるものもあります。 単なるエンターテインメントを目的とするものではなく、チャットボットの進化系として状況に応じてリアクションを取ることが可能です。 従来のAIよりも質の高いコミュニケーションが行えるようになったことで、ユーザー体験が向上したため、多くの企業が接客や商品PRを行う際に導入し始めています。 また、バーチャルヒューマンは造形によって大きく2種類に分けられます。
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バーチャルヒューマンとは
● デフォルメバーチャルヒューマン
それぞれ順番に見ていきましょう。
参照：
・「【事例5選】バーチャルヒューマンとは？活用方法やメリットも解説」株式会社メタバース総研 メタバース総研
・「バーチャルヒューマン・デジタルヒューマンとは？VTuber・AIアバターと違う？ビジネス活用シーン9選を徹底解説」BizTech株式会社 AI Market
フォトリアルバーチャルヒューマン
フォトリアルバーチャルヒューマンとは、実際の人物とそっくりな造形のバーチャルヒューマンです。
静止画においては実物と見間違えるレベルで精巧に作られています。
そのため、映像作品において現実では不可能なアクションシーンを作成する際や、故人・歴史上の人物を現代に登場させる際などに活用されています。
他にも存命の方の若い頃や年老いた未来の姿を描く場合など幅広く用いられており、今後も様々な分野で活用が進むでしょう。
参照：「Virtual Human」株式会社Capex Capex
デフォルメバーチャルヒューマン
デフォルメバーチャルヒューマンとは、作成者や閲覧する人の趣味趣向や登場する場面などに合わせて人物をデフォルメしたバーチャルヒューマンです。
二頭身やアニメタッチなど用途に合わせたキャラクターデザインを施すことで、ユーザーから親しみを持ってもらう効果を狙って作られています。
また、導入する企業のイメージに合わせてデフォルメすることで、ブランディング戦略にも役立てられています。
参照：「Virtual Human」株式会社Capex Capex
Vtuber、AIアバターとの違い
VTuberはYouTubeなどの動画投稿やライブ配信を行うプラットフォームにおいて活動するバーチャルキャラクターです。
顔出しを行わない配信者などがキャラクターを作成しVtuberとして配信を行っています。
バーチャルヒューマンとの違いは、バーチャルヒューマンは架空の人物を作り上げるのに対し、Vtuberは自身の代わりに登場するキャラクターとして使用されます。
AIアバターとは、InstagramやX（旧Twitter）などのSNSにおいて、自身の顔写真を美化した上でそっくりな人物画像をAIで作成したものです。
発信者の雰囲気や人物像を伝える顔写真の代わりとして使用されます。
AIアバターも自身のイメージ画像として用いられるため、バーチャルヒューマンは用途や目的が異なります。
参照：
・「インスタなどのSNSで流行りのAIアバターとは？人気の「AIピカソ」の特徴とやり方を解説」AI Picasso株式会社 AI PICASSO
・「バーチャルヒューマン・デジタルヒューマンとは？VTuber・AIアバターと違う？ビジネス活用シーン9選を徹底解説」 BizTech株式会社 AI Market
バーチャルヒューマンに使用されている主な技術
バーチャルヒューマンを作成する上で使用されている主な技術について解説します。
バーチャルヒューマンには最新の生成AIや3DCG技術など多くの技術が用いられています。
● 大規模言語モデル（LLM）
● リップシンク
● 音声生成AI
● 画像認識技術
それぞれ順番に見ていきましょう。
3DCG技術
バーチャルヒューマンには、リアルで立体的な人物像を作るために3DCG技術が用いられています。
ユーザーが実在する人間と間違えるくらい精巧にバーチャルヒューマンを作るには高いレベルの3DCG技術が必要です。
制作にあたっては、ベースとなる人物を画像認識AIで読み取って画像にしたり、画像生成AIによってベースとなるキャラクターデザインや背景の制作を行ったりすることもあります。
ユーザーの目に触れる造形は、バーチャルヒューマンの根幹部分であるため要求されるレベルも高いです。
静止している姿だけでなく、目的に合わせた動作も滑らかでリアリティを伴っていなければなりません。
バーチャルヒューマンによってはリアリティを担保するために、頭部や顔は3DCGで制作し、胴体から下は実写を用いる場合もあります。
参照：
・「人間そっくり【バーチャルヒューマン】の可能性。近い未来、日常生活に浸透？」株式会社進学メディア study LABO
・「バーチャルヒューマンとは？使われている技術や活用例、メリットを解説」株式会社 m-Lab V-expo
大規模言語モデル（LLM）
大規模言語モデル（LLM）は文章生成AIに搭載されるディープラーニングと膨大なテキストデータで学習を行った文章における言葉の並び方を確率計算で導き出すモデルです。
ある単語の次に来る単語として最も確率が高い単語を計算で導き出し、文章を生成します。
バーチャルヒューマンに大規模言語モデルを搭載すれば、ユーザーが話しかけた内容を高い精度で理解し、自然言語に近い内容で返答が可能です。
そのため、ユーザーが親しみやすさや利便性を感じやすくなります。
参照：「Virtual Human Talk」rinna株式会社 rinna
音声生成AI
音声生成AIはAIにテキストで与えられた指示内容を、指定された声で生成するAIです。
バーチャルヒューマンでは、大規模言語モデルによってユーザーから受けた指示の理解と解答の生成を行い、その内容を発話する際に用いられます。
音声生成AIは、特定の人物の話し声を大量に学習させれば、その人物そっくりの声で話し声を生成することも可能です。
参照：
・「人間そっくり【バーチャルヒューマン】の可能性。近い未来、日常生活に浸透？」株式会社進学メディア study LABO
・「バーチャルヒューマンとは？使われている技術や活用例、メリットを解説」株式会社 m-Lab V-expo
リップシンク
リップシンクとはキャラクターを唇の形を音声に合わせて自然な形で動かす技術です。
バーチャルヒューマンにおいては、大規模言語モデルと音声生成AIによって生成された話し声に合わせて唇を動かす際に用いられます。
リップシンクによって、ユーザーがバーチャルヒューマンと会話しているという感覚を持ちやすくなるため、自然な人として受け入れてもらえるようになる効果が期待されます。
参照：
・「AIトピックス：AIスタートアップの株式会社データグリッド、日本経済新聞社と共同でバーチャルヒューマンを使った動画制作システムを開発」株式会社スキルアップNeXt スキルアップAI Journal
・「バーチャルヒューマン・デジタルヒューマンとは？VTuber・AIアバターと違う？ビジネス活用シーン9選を徹底解説」BizTech株式会社 AI Market
画像認識技術
画像認識技術とは画像や動画から情報を解析する技術です。
バーチャルヒューマンにおいては、画像データからユーザーの存在や顔、シーンなどを認識するために用いられます。
バーチャルヒューマンがユーザーの存在を認識し、必要に応じて声を掛けたり、ユーザーの表情を解析してそれに応じた表情や反応を示したりすることでリアルなコミュニケーションが可能です。
より人間に近いリアクションをバーチャルヒューマンが取れば、ユーザーに親近感を持ってもらいやすくなります。
参照：「バーチャルヒューマン・デジタルヒューマンとは？VTuber・AIアバターと違う？ビジネス活用シーン9選を徹底解説」BizTech株式会社 AI Market
バーチャルヒューマンをビジネスに活用するメリット
次にバーチャルヒューマンをビジネスに活用するメリットを紹介します。
バーチャルヒューマンを活用することでどのような課題が解決されるのか知りたい方は参考にしてみてください。
● 人材管理・採用にかかるコストの削減
● 柔軟な表現が可能
それぞれ順番に見ていきましょう。
人件費の削減
バーチャルヒューマンを活用すれば、従業員に支払う人件費を削減できます。
バーチャルヒューマンは24時間365日稼働させられる上に、残業代や深夜・休日出勤の手当も不要です。
企業にとって人件費は支出の大部分を占めるため、従業員をバーチャルヒューマンで代替することができれば、大きな人件費削減効果が得られるでしょう。
参照：「バーチャルヒューマンとは？使われている技術や活用例、メリットを解説」株式会社 m-Lab V-expo
働き手不足の解消
バーチャルヒューマンを業務に充てられれば、働き手不足に陥っている業種や業界の問題解決にもつながります。
株式会社帝国データバンクの「人手不足に対する企業の動向調査（2024年1月）」では、正社員の人手不足を感じる企業の割合は52.6%と半数近い企業において人手が不足している状況です。
非正社員においては29.9%に留まりますが、業界別にみると飲食店で72.2%、旅館・ホテルで47.6%、各種商品小売で43.5%と接客が必要な業界に偏って人手が不足しています。
バーチャルヒューマンに接客の一部でも代替できれば、人手不測の解消に大きく寄与するでしょう。
参照：「人手不足に対する企業の動向調査（2024 年 1 月）」株式会社帝国データバンク
人材管理・採用にかかるコストの削減
バーチャルヒューマンを活用することで、従業員の勤怠管理や採用にかかる手間やコストの削減につながります。
バーチャルヒューマンは勤務管理や採用を行う必要がないため、実際の人間を雇うよりも人事的なコストは抑えられます。
また、バーチャルヒューマンにはプライベートの時間がないため、不祥事を起こすリスクがありません。
企業にはリスク管理やコンプライアンス研修を行う必要がないこともメリットの一つです。
参照：「バーチャルヒューマンとは？使われている技術や活用例、メリットを解説」株式会社 m-Lab V-expo
柔軟な表現が可能
バーチャルヒューマンを広報に用いれば、実際の人間ではできない表現が可能なため、企業のブランディングに最も適した表現を採用することができます。
バーチャルヒューマンは先ほど紹介したフォトリアルバーチャルヒューマンやデフォルメバーチャルヒューマンなど、幅広い表現が可能です。
そのため、人物像や世界観など自社が理想とするバーチャルヒューマンを制作し、広報が行えます。
参照：「バーチャルヒューマンとは？メリット・デメリットを解説」株式会社RED STONE RED STONE
バーチャルヒューマンをビジネスに活用するデメリットや課題
バーチャルヒューマンをビジネスに活用する上で生じるデメリットと課題を4つ紹介します。
これからバーチャルヒューマンの導入を検討している場合、本章で紹介する内容を参考にしてみてください。
● デザインによっては著作権侵害にあたる可能性がある
● 技術進化に合わせたアップデートが必要
● 急な動作停止のリスクがある
それぞれ順番に見ていきましょう。
開発に大きなコストがかかる
バーチャルヒューマンの開発には、前段で紹介した様々な最新技術を組み合わせる必要があります。
そのため開発に大きなコストがかかります。
また、開発後もメンテナンスなどで一定の費用が必要です。
バーチャルヒューマンを導入する際は、イニシャル・ランニングコストと、人材採用・管理にかかるコストをしっかりと比較するようにしましょう。
参照：「バーチャルヒューマンとは？使われている技術や活用例、メリットを解説」株式会社 m-Lab V-expo
デザインによっては著作権侵害にあたる可能性がある
画像生成AIなどを用いてバーチャルヒューマンのベースとなるデザインを作成する場合、生成するデザインによっては著作権侵害にあたる可能性があります。
画像生成AIは、学習データの中に既存の著作物が含まれていることが多く、生成する画像に既存の著作物と類似する部分を含んでいることがあるためです。
画像生成AIの学習データは非公開となっていることがあり、生成された画像が既存の著作物と類似していないか確認を行うのは現実的に不可能です。
著作権侵害のリスクを排除するのであれば、Adobe Firefryのように学習データに著作物が含まれていない画像生成AIを活用するのが有効です。
参照：
・「バーチャルヒューマンとは？使われている技術や活用例、メリットを解説」株式会社 m-Lab V-expo
・「Adobe Firefry」Adobe Inc. Adobe
技術進化に合わせたアップデートが必要
バーチャルヒューマンはまだ登場したばかりの技術であり、日々進化しているため、導入後も継続的にアップデートが必要です。
アップデートには手間や高額な費用がかかるため、大きなデメリットになるでしょう。
アップデートを行わないとユーザーから古いタイプを活用していると判断され、飽きられてしまう可能性があります。
また、古いタイプを使用し続けていると、セキュリティリスクや使用上の問題点などを抱えたままになるため、ユーザーが利便性を感じなくなってしまいます。
参照：「バーチャルヒューマンとは？メリット・デメリットを解説」株式会社RED STONE RED STONE
急な動作停止のリスクがある
バーチャルヒューマンはIT技術によって成り立っているため、システムトラブルや不正アクセスなどのリスクを抱えています。
インシデントが発生した際に突然停止してしまう可能性があり、バーチャルヒューマンを業務運営に活用していると、ユーザーがサービスを利用できなくなる場合もあるでしょう。
また、システムトラブルはすぐに復旧しないものが多いため、動作が停止してしまうとしばらくサービス提供が行えなくなってしまう可能性があります。
参照：「バーチャルヒューマンとは？メリット・デメリットを解説」株式会社RED STONE RED STONE
バーチャルヒューマンの実用例
バーチャルヒューマンの実用例を5つ紹介します。
実際にバーチャルヒューマンがどのように取り入れられているのか知りたい方は参考にしてみてください。
GU
アパレルブランドのGUは、ランダムに抽出した200人の女性のデータから制作されたバーチャルヒューマンの「YU（ユウ）」を公開しました。
「YU（ユウ）」はモデルのような体形でなくてもトレンドの服を着こなしたいというユーザーのニーズに応えるために開発され、平均的な女性の体形を模しています。
「YU（ユウ）」によって等身大の女性がGUの服を着こなす姿が発信され、どんな方でもGUの服を自由に着こなせるというイメージの醸成に繋がりました。
今後は様々な姿に変化しながら、体形ごとに似合う服を提案することも予定されています。
参照：
・GU on X「【新登場】 女性200名の身体を計測し、その平均データを参考にして作成されたバーチャルヒューマン「YU（ユウ）」が誕生✨……」（@gu_global）
・「～身長158cm。彼女が、ファッションを、もっと自由にする。～ バーチャルヒューマン「YU（ユウ）」誕生」株式会社 PR TIMES PR TIMES
imma（イマ）
バーチャルヒューマンインフルエンサーとして知名度を上げているのがimma（イマ）です。
Instagramのフォロワー数は38万人以上で、お洒落なファッションに身を包む姿や楽曲に合わせて踊る姿が投稿されており、多くのファンを獲得しています。
自身のファッションブランドを展開したり、ブランドのアンバサダーを務めるなど活動の幅も広いです。
imma（イマ）が人気を集める理由の一つに、リアリティの高さがあります。
本当に実在する人物のような画像や動画が実際のインフルエンサーに近い感覚でユーザーに受け入れられています。
投稿によっては顔だけ3DCGで作成され、体は実際の人物のものを使用することもあるようです。
参照：
・「世界的バーチャルモデルのimma（イマ）とは？仕組みや弟の存在を解説」株式会社 Meta Heroes バーチャルインフルエンサー大学
・imma_official – Link in Bio & Creator Tools | Beacons
凸版印刷
凸版印刷は駅や商業施設に設置されるデジタルサイネージにバーチャルヒューマンを導入し、案内の利便性を向上させました。
従来のタッチパネル式サイネージでは、操作性の不安から高齢者などが利用を控えており、本来の用途を果たしていないと考えました。
そこでデジタルサイネージに実際の人物のように話しかけられるバーチャルヒューマンを導入することで、操作性の問題をなくすことに成功。
利用のハードルが下がったことで、高齢者でも情報へのアクセスが可能になりました。
参照：
・「バーチャルヒューマンとは？TOPPANの事例を交えて解説」TOPPANホールディングス株式会社 TOPPAN BiZ
・「凸版印刷と3dig、等身大のフォトリアルなバーチャルヒューマンと対話するサイネージシステムの実証を開始」TOPPANホールディングス株式会社 TOPPAN BiZ
KDDI
KDDIは、バーチャルヒューマン「coh（コウ）」を開発し、接客業務や広報などを担当させることに成功しました。
「coh（コウ）」は、東京都の日本科学未来館のデジタル展示「HYPER LANDSCAPE」のアテンド業務や、化粧品会社のイベントでモデルを務めるなどといった幅広い場面で活用されています。
日本科学未来館では、該当エリアでスマートグラスを着用すると、coh（コウ）が現れ、実際の案内人のように振る舞いながら、館内の展示物について解説を行ってくれます。
参照：
・「バーチャルヒューマンcoh」KDDI株式会社 au VISION STUDIO
・「人と機械の自然なコミュニケーション au VISION STUDIOのバーチャルヒューマン「coh」」KDDI株式会社 KDDI #通信のチカラ
・「KDDIのバーチャルヒューマンcoh（コウ）とは？au VISION STUDIOも解説」株式会社 Meta Heroes バーチャルインフルエンサー大学
NHK
NHKの番組「SONGS」では、荒井由美氏を再現したバーチャルヒューマンを起用しました。
松任谷由美氏が出演した際、デビュー当時の荒井由美氏の姿と歌声を再現したバーチャルヒューマンと共に新曲「Call me back」を披露しました。
また、同曲のミュージックビデオは、荒井由美氏のバーチャルヒューマンが登場し、松任谷由美氏とめぐり遭う筋書きとなっています。
制作にあたっては、松任谷由美氏の動きをモーションキャプチャで撮影し、3DCGの動きに活用されています。
参照：
・「NHK MUSIC SONGS 第616回 松任谷由実」日本放送協会 NHK
・「NHK「SONGS」に荒井由実氏デジタルヒューマンが登場」東映株式会社 東映ツークン研究所
・「松任谷由実 100年の時を超えて荒井由実に巡り逢うSF作品、新曲「Call me back」MVをメタバース「XR World(R)」にて先行配信」株式会社イープラス SPICE
まとめ
今回はバーチャルヒューマンの詳細や種類、導入のメリット・デメリットと実用例について解説しました。
バーチャルヒューマンは最新の生成AIや3DCG技術が活用されており、今後も人口減少が進む日本の課題解決に役立つことが期待されています。
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