フリーランスとして活動している人であれば「ポートフォリオ」という言葉を耳にしたことがあるのではないでしょうか。
ポートフォリオは、仕事を獲得するために重要な役割を担うため、Webデザイナーやエンジニアなどの仕事内容に関わらず作っておくべきものです。
しかし、作り方が分からない人や、どんな内容を載せたらいいのか迷っている人もいるでしょう。
本記事では、フリーランスが知っておくべきポートフォリオの作り方や、ポートフォリオを作る上でおすすめしたいWebサイトをご紹介します。
フリーランスにとって、就活でいう履歴書の様な役割を果たすポートフォリオ。
仕事がなかなか獲得できなくて困っている人は、ぜひご覧ください。
目次 フリーランスは会社などの組織に属していないため、基本的に自分で仕事を獲得していくことになります。 そこで必要なのがポートフォリオです。 ポートフォリオは、これまで携わった案件や製作した作品を1つにまとめたものです。 クライアントが「これぐらいのスキルがあるなら仕事を任せられるな」と判断する材料になるので、フリーランスにとってポートフォリオは重要な営業ツールといえるでしょう。 ポートフォリオの作成にとりかかかる前に、まずは記載する情報を集めておきましょう。 あらかじめ大まかな内容が決まっていたほうが、スムーズにポートフォリオ作りが進められるからです。 では、一体どのような情報があればよいのでしょうか。 ここでは、ポートフォリオに載せておくべき項目を詳しく解説します。 ポートフォリオはフリーランスの作品集としてだけでなく、自己紹介の役割も果たします。 クライアントとのよい関係を築くためにもプロフィールを掲載して、自分の人となりを知ってもらいましょう。 載せる内容としては、以下のようなものが挙げられます。 乗せたくない内容があれば、無理に記載する必要はありません。 しかし、場合によっては「女性向けサイトだから、女性のWebデザイナーに任せたい」というように、プロフィールの内容を見て声をかけてくれるクライアントもいます。 そのため、抵抗がなければ極力載せておくのがおすすめです。 自分が何ができるのかを伝えるために、ポートフォリオには実績(作品)を載せましょう。 ただし、これまでの実績を全て記載するのはNG。 自信のあるものや、特に頑張ったもの、得意なジャンルの実績などをいくつかピックアップして載せるようにしてください。 さらに実績とあわせて、製作過程や工夫した点も載せておくと実績のプラスαを伝えられるため、クライアントにとってより親切です。 また、その実績の中で、自分がどこを担当したのかを記載することも忘れてはいけません。 対応可能な範囲が分かれば、クライアントが仕事を依頼しやすくなります。 まだ実績がない人の場合は、自分でサンプルを作るのがおすすめです。 例えばWebデザイナーの場合はサイトのトップページをデザインしてみたり、 エンジニアの場合は簡単なアプリを作ってみたり、ライターであれば、自身のブログを作るなどの方法があります。 どんなサービスをどのくらいの料金で請け負うのかをポートフォリオに記載しておくことで、契約後のトラブルが起きにくくなり、クライアント側からの値段交渉の時間が省けるメリットもあります。 しかし、料金をあえて掲載せずにクライアントと相談しながら決めていく方法を選ぶ人もいるため、必要に応じて使い分けてみてください。 弊社が運営する「コンタクトアースマッチング」では、数多くの方にフリーランス案件を獲得していただいています。 最短2日から案件に参画することが可能です。 まずは無料登録をして色々な案件をみて見てください。 結論から言うと、ポートフォリオは紙とWebの両方を作っておくのがベストです。 もしも迷った時は、自分の仕事内容やクライアントとの関わり方から考えるのもおすすめです。 例えば、ネット上のみでのやりとりならWebで作成しておくのがよいですが、直接会うことも想定される場合は両方作っておくと安心です。 特にポートフォリオが重要とされるWEBデザイナーは「紙ポートフォリオ」も作成するべきでしょう。 なぜなら、Web・ゲーム系のデザイナーであっても、紙のポートフォリオは、Webのポートフォリオと「用途が違う」だけであって、企業のとっての重要度で言えば同じレベルと言えるからです。 これからWebでポートフォリオを作りたいフリーランスの方に向けて、ポートフォリオ作成に役立つおすすめのサイトを3つ紹介します。 Webのポートフォリオをどう作ればよいか迷っている人は、ぜひご一読ください。 人材派遣や人材紹介などを主に行う「株式会社マイナビ」が運営しているサービスです。 マイナビクリエイターに登録すると使用できます(登録は無料)。 画面の指示に従って進めていくと、簡単にポートフォリオサイトが完成します。 担当した内容や使用ツールなどの項目があらかじめ用意してあるため、自分で項目を考えるのが苦手な人でも使いやすいでしょう。 履歴書の作成や印刷もできるため、将来的に就職や転職を考えているフリーランスの人におすすめです。 Jimdoはテンプレートが豊富で、HTMLやCSSの知識がない人でも本格的なデザインのポートフォリオが作れます。 自分で好きなように作るのはもちろん、AIの質問に答えていくことでサイトを作成することも可能です。 そのため、デザインのことがよく分からない人でも、すぐにおしゃれなポートフォリオを用意できるでしょう。 FacebookやInstagramなどのSNSとの連携ができるのがポイント。 ネットショップの作成も可能なので、自分の作品を販売したい人におすすめです。 URL:「Jimdo」株式会社KDDIウェブコミュニケーションズ サイトではないのですが、ポートフォリオサイト作りのために使用する人も多いので紹介します。 自由度が高く、プログラミングができない人でも扱いやすいのが特徴のソフトウェアです。 維持費などはかかるものの、いきなり運営サイトが終了してポートフォリオが消える危険がないというメリットが魅力。 フリーランスのWebライターやWebデザイナー、エンジニアの場合はWordPressが使えると有利な場合があるため、ぜひ試してみてください。 URL:「WordPress」 ここまでの内容をふまえて、早速ポートフォリオを作ろうという人もいるはず。 ポートフォリオを作るときには、おさえておくべき注意点があります。 後々トラブルに発展したり、仕事につながらなかったりといった問題を避けるためにも知っておきましょう。 注意点には一体どのようなものがあるか、1つずつ解説していきます。 これまでに請け負った案件を実績として載せたい場合は、クライアントに必ず許可をとりましょう。 クライアントの方針や案件の内容によっては、実績として公開することを禁止している場合があります。 基本的に前職で作成した作品などの著作権は企業に帰属すると抑えておきましょう。 もしも無許可で掲載した場合、著作権違反や契約違反などでトラブルに発展してしまうことも。 問題を回避するためにも、ポートフォリオへ載せる前にはクライアントへ許可をとるようにしましょう。 ポートフォリオは人に見せるために作るものなので、相手への配慮を忘れないことも重要です。 配慮しておきたい点としては、以下のような点があります。 上記はあくまで一例です。 相手の立場に立って考えたときに、どんなポートフォリオが読みたいかを考えながら作るとよいでしょう。 ポートフォリオは1度作ったら終わりではなく、作ったあとも更新する必要があります。 なぜなら、あなたのスキルは日々向上し、変化していくからです。 実績のほかに、プロフィール(メールアドレス・年齢・活動拠点など)も変更すべき場合があるでしょう。 Webのポートフォリオを更新しない場合、クライアントから「この人はもう活動していないのか」と勘違いされて、仕事を逃してしまう可能性があります。 ポートフォリオを作成したあとは、定期的に見直しを行って更新していきましょう。 仕事が不安定なフリーランスは、ときには自分から営業して仕事を獲得する必要があります。 ポートフォリオがあれば、相手に自分のスキルや得意なことを分かりやすく伝えられるため、仕事に繋がりやすいでしょう。 まだポートフォリオを作っていない人や、これからフリーランスとして活動しようと考えている人は、すぐに作ることをおすすめします。 作り方が分からない人は、ぜひ今回紹介した内容をもとに作ってみてくださいね。 フリーランスの人には案件さがしのコンタクトアースマッチングがおすすめです。 ✔全案件が完全リモート/高単価の案件多数 100万円以上の案件が80%以上
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ポートフォリオに載せておきたい項目
自分のプロフィール
● 名前
● 年齢
● 性別
● 出身地や活動拠点
● 経歴
● スキル
● メールアドレス
● ブログのURLやSNSのアカウント など……実績
対応可能なサービスや料金
ポートフォリオはWEB・紙のどちらで作るべき?
フリーランスにおすすめのポートフォリオ作成サイト3選
MATCHBOX(マッチボックス)
Jimdo(ジンドゥー)
WordPress(ワードプレス)
ポートフォリオを作るときの注意点
実績として公開して良いかクライアントに必ず許可をとる
見る人に配慮した内容にする
● 文字の大きさ、フォントは適切か
● 配色やデザインは見づらくないか
● 情報量が多すぎないか作った後も定期的に更新する
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