コロナ禍にも負けない!飲食業におけるDX化事例を解説

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日本の飲食業の現状と課題

日本の飲食業は、コロナ禍とデフレにより数年前から売り上げを大きく落としています。また、日本社会全体の課題でもありますが、特に飲食業は慢性的な人手不足に悩まされています。

落ちた売り上げを回復させるために、また、ポストコロナ・ウィズコロナの時代に対応するためには、自社サービスを高いレベルで提供出来る優秀な人材の確保や、生産性を向上させ、少ない従業員でも顧客を満足させられるサービスの提供が必要になります。 

飲食業のDX化三選 

飲食業はコロナ禍において、店舗で酒類の提供制限や営業時間の短縮をせざるを得ない状況に追い込まれました。
また、世間の生活スタイルが「おうち時間で楽しめる」ものに変化したため、不特定多数との接触を伴う飲食の場は、今までよりも来店の回数や金額が減少してしまいました。

この状況下で生き抜くためには、今までとは違った経営を行わなくてはいけません。
低コスト・低リスクでデリバリーにチャレンジ出来る、フードデリバリーサービスの流行もDX化と言えますが、本記事ではDX化を進めることで得られる具体的な恩恵について紹介します。 

スターバックス「店外型モバイルオーダー」 

日本国内に1600店以上出店し(2021年3月末時点)、日本のカフェチェーンで一強状態にあるスターバックスは、顧客満足度を高めるためのDX化にも力を入れています。

スターバックスが導入している「MOBILEORDER&PAY」は、商品を注文すると受け取り時間の目安が分かり、出来上がるとアプリに通知が届きます。
さらに支払いに関しても事前に決済が出来るため、レジに並ばずに商品を受け取ることが出来ます。
ドライブスルーでの商品受け取りも出来るため、従業員との接触機会を減らすことができ、感染リスクが下がります。

また、スターバックスは商品を自分好みにカスタマイズ出来ることでおなじみですが、店舗で注文する際に自分の後ろを気にしてしまい、じっくり考えることが出来なかった方もいらっしゃるのではないでしょうか。
その点このアプリを利用すると、その不安は無いためじっくりとカスタマイズをすることができます。
様々な場面でストレスを感じることが減り、より気軽に立ち寄れるようになるため、さらなる利用客の増加を狙えます。

参照:スターバックスコーヒージャパン
https://www.starbucks.co.jp/mobileorder/guide/

すき屋「店内型モバイルオーダー」 

すき屋はDX化によるテイクアウトサービスに力を入れている会社、というイメージがあると思いますが、店内飲食の快適さにも力を入れています。

すき家では専用アプリ内でメニューを選択した後、店内テーブルにあるQRコードを読み込むと、注文と会計が同時に完了します。
そのため、今まで必須だった従業員とのやり取りが省略されました。

また注文の際には、自分で選択しなくとも一番お得なクーポンが自動的に適用され、最安値になるので、クーポンの内容に詳しくない方でも恩恵を受けることができます。
一度注文した商品はお気に入り登録をすると、次回から簡単に注文することができます。
利便性が高まることで、回転率アップによる顧客の増加などが期待できます。

参照:株式会社すき屋本部
https://www.sukiya.jp/news/2019/07/20190705.html

スシロー「回転すし総合管理システム」 

回転ずしチェーン最大手のスシローは、2002年に世界初の「回転すし総合管理システム」を導入するなど、早いうちからIT化を進めてきました。
アプリやネット注文などの利便性を向上させるとともに、セルフレジ導入による店舗運営の効率化など、様々な取り組みを行っています。

一つ一つの皿にICチップを付け管理しているため、リアルタイムで売れ筋商品の状況や寿司の鮮度を管理出来るうえ、収集した膨大なデータから来店者を分析することが出来ます。
仕入れ量など販売動向の管理や需要予測の精度も高まるため、食品ロスの削減にもつながります。

参照:株式会社FOOD&LIFE COMPANIES
https://www.food-and-life.co.jp/sustainability/sushisystem/

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DX化による利点 

DX化を進めることで、今まで行っていた在庫整理や発注作業、お店の締め作業など店内業務の労力が減少し、それに付随していたミスを減らすことになります。
また、それら管理部門での労力が減少するということは、従業員はその分顧客に対して注力出来ることになります。
それにより、新しい価値を生み出す行動が出来るなどのメリットも発生します。

この「労力の減少」は、従業員の長時間労働とそれによる健康被害が長年の課題である飲食業において、労働環境が改善することに繋がります。
その結果として離職率が低下し、優秀な人材が定着するといった、人手不足問題の解消が期待できます。

さらにDX化により蓄積された注文履歴等の顧客データを利用すると、顧客一人ひとりに合わせたサービスの提供やコミュニケーションが可能になります。
売上や利益が増加するだけでなく、より良い飲食体験の提供により、結果的に顧客満足度のアップを狙えます。
 

DX化の課題


飲食店におけるDX化の推進は多くの方が必要だと思っていますが、その一方で、人の温かみを求める顧客に対してどのように対応すれば良いか、といった不安を持っている方も多いのではないでしょうか。 
社会やテクノロジーの急速な変化により、人の働き方や課題も様変わりしています。

それに対応するため、飲食店のロボット化ビジネスに注力してきたアイリスオーヤマは、「清掃」や「配膳・運搬」業務で活躍出来るサービスロボットを提案するなど、ロボットを身近に取り入れ人間と競業させることによって、新しい常識やサービスの創造を支援しています。
アイリスオーヤマは、DX化を単なる「省人化や人件費削減」の手法とは捉えていません。
飲食店で重要な「顧客満足度を高める」ために、人とテクノロジーがいかに協働するかについて提案しています。

一例として、売り上げを飛躍的に伸ばし、焼肉業界第二位の店舗数を持つ焼肉きんぐにおいては、人とロボットのチームワークを重視しています。
具体的には、料理の提供と下膳は配膳ロボットによって効率化し、それで余裕が出来た従業員は、焼肉ポリスと呼ばれる接客専任スタッフとして配置しています。


焼肉ポリスは顧客に対して、各部位に相応しい肉の焼き方や商品の説明・店内タブレットの操作方法などのアドバイスを担当しており、顧客満足度を高める一因になっています。
これは人でなければ出来ない顧客に対する価値の提供を、DXの活用により行っている良い例と言えます。

DX化を活用することによってホールの従業員数を増やすことが出来れば、食事中に料理をこぼしてしまった・箸を落としてしまったなどのお客様の困りごとに対応出来ますし、来店人数に合わせて提供メニューや取り皿の量を調整する、などの細かな気配りをすることが出来ます。

参照:アイリスオーヤマ株式会社https://www.irisohyama.co.jp/b2b/robotics/column/servingrobot/case001/#content02

株式会社物語コーポレーション
https://www.yakiniku-king.jp/ypd/about/ 

まとめ 

ここまで記述してきたように、DX化は飲食のオペレーションをまとめて行うことで効果が大きくなるので、とりあえず何かを導入すれば経営が改善するというわけではありません。
重要なことは、ITデジタルを利用することを目的にするのではなく、それを活用して顧客や社会のニーズに応えていくことです。

自社にどのような課題があるか・強みはどのようなものか・何が出来るのか、などについて検討しながら、常に変化に対応することがこれからの飲食業に重要なことです。
コロナ禍で変化した消費者の行動様式に適応し、顧客の多種多様なニーズに対応するためにも、飲食業のDX化を推進していきましょう。

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