【2024年4月最新】インフラエンジニアにおすすめの資格5選!難易度と独学の勉強方法を解説【現役が解説】

「インフラエンジニアになるには、どんな資格が必要なのか?」
「そもそも資格が多すぎて、何を勉強すればいいのか分からない」
「インフラエンジニアに転職したいので、おすすめの資格を知りたい!」

このように感じたこと、ありませんか?

今回は、インフラエンジニアにおすすめの資格を、現役のインフラエンジニアがご紹介します。

この記事を読めば

  • インフラエンジニア向けに、どんな資格があるのか
  • それぞれの資格の概要
  • どの資格を取得するべきか

が分かります。

IT業界をこれから目指す方や、未経験者の方が読んでも分かりやすいように解説していますので、ぜひ、最後までご覧いただき、今後のキャリアアップに繋げてください。

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インフラエンジニアにおすすめの資格5選【難易度・独学の勉強方法】

インフラエンジニアにおすすめの資格5選【難易度・独学の勉強方法】

インフラエンジニアにおすすめの資格①:ITパスポート

1つ目にご紹介するのは、ITパスポート。

業界を問わず、就活生・IT業界以外で働くビジネスパーソンも持っている方が多い資格です。次にご紹介する「基本情報技術者試験」から取得する方も多くいます。

「いきなり基本情報技術者試験はハードルが高い」と感じる方にもおすすめです。

IT全般に関わる基礎的な知識を幅広く問われるITパスポート。

たとえば、システムやデータベースなど、IT人材に持っていて欲しい知識が求められます。

他にも、情報セキュリティ・AI・ビッグデータのような、現代人が抑えておきたいITリテラシーも必要です。試験概要は以下の通りです。

問題形式 四肢択一式(小問形式100問)
試験時間 120分
受験料 7,500円(税込み)
受験環境 CBT方式

 

ITパスポート資格難易度1,000点満点中、総合で600点以上の得点と、各分野(ストラテジ系・マネジメント系・テクノロジ系)で300点以上の得点が必要です。合格率としては、2023年度は50.3%で、毎回50%前後となっています。
(参照:情報処理推進機構 ITパスポート試験 試験結果
✓勉強方法
試験の分野としては、ストラテジ系・マネジメント系・テクノロジ系で分かれています。過去問を解いて、弱点を中心にテキストで知識を補いましょう。受験はCBT方式といって、PCを使って受験します。操作に慣れておくため、ITパスポートのHPでCBT方式を疑似体験できるソフトの活用をおすすめします。内容としては、以下の通りです。
ストラテジ系
経営戦略、マーケティング等。社会人ならそこまで時間をかける必要はありません。学生の方であれば、実務経験がない分、しっかりと勉強しておきましょう。
マネジメント系
システム開発・プロジェクト管理等。
IT業界で仕事を進めるにあたり、押さえておきたい流れを問われます。
IT業界にいる方は実務経験でカバーできるところも。
テクノロジ系
データベース、情報セキュリティ、ネットワーク等。
IT業界に従事する方でも、自分の専門以外は勉強しておきましょう。なお、この記事でご紹介する試験は、比重や難易度が違えども、基本的に問題が上記のいずれかになります。後ほどご紹介する「ネットワークスペシャリスト」や「データベーススペシャリスト」は、テクノロジ系の知識を深く理解する必要があります。

お申込みはITパスポート試験公式サイトから

インフラエンジニアにおすすめの資格②:基本情報技術者試験

2つ目のおすすめ資格は、基本情報技術者試験。

よく「エンジニアの登竜門資格」と言われますが、ITパスポートより高レベルな知識が求められます

その分、取得できればIT人材として一通りの知識が身についていると言えます。

概要は以下の通りです。

問題形式 四肢択一式
(科目A:出題数60問、解答数60問)
(科目B:出題数20問、解答数20問)
試験時間 科目A:90分
科目B:100分
受験料 7,500円(税込み)
受験環境 CBT方式

※2024年の10月から科目A、科目Bともに試験内容の一部が改訂されることが発表されています。

基本情報技術者試験難易度2023年度の試験で合格率は47.1%。平均29.2%の合格率で、ITパスポートと比較すると難易度が上がっています。

IT業界に新卒で入社したエンジニアでも、取得に2~3年かかることがあります。

戦略的に勉強しつつ、勉強時間の確保も必須。正答率60%以上で合格です。

(参照:情報処理推進機構 情報処理技術者試験 情報処理安全確保支援士試験 統計資料 令和6年度 春期試験 (応募状況)令和6年4月)情報処理推進機構 情報処理技術者試験統計資料 (令和6年3月分)

✓勉強方法
科目A試験と科目B試験に分かれています。科目Aは用語の定義、科目Bは事例やプログラムなどの説明をもとにした問題が問われます。まず、科目Aの試験の対策として用語の定義や意味を学習しましょう。科目Bの試験は、過去の問題から使い回されていることも多くあります。慣れてきたら、過去の問題で科目Bの試験に慣れておくことをおすすめします。苦手な分野があれば、集中して勉強しましょう。過去問が解けるサイトもあるので、隙間時間に利用するのもおすすめです。

お申込みはIPA公式サイトから

インフラエンジニアにおすすめの資格③:応用情報技術者試験

おすすめの資格の3つ目は、応用情報技術者試験。

基本情報技術者試験を合格した人が、次に見据える試験です。

より高度なIT人材を目指す方向けの、応用的な知識が問われます

問題形式 午前:四肢択一式(出題数80問、解答数80問)
午後:記述式  (出題数11問、解答数5問)
試験時間 午前:150分
午後:150分
受験料 7,500円(税込み)
受験環境 筆記
春期(4月)、秋期(10月)の年2回実施予定

 

応用情報技術者試験難易度2023年実施の試験で27.2%の合格率。
他の年の試験を見ても合格率25%に到達することは稀です。基本情報より、ハイレベルな試験です。

現役エンジニアでも勉強なしに合格することは厳しいでしょう。

(参照:情報処理推進機構 情報処理技術者試験 情報処理安全確保支援士試験 統計資料 令和6年度 春期試験 (応募状況)令和6年4月

✓勉強方法
基本技術者と同様、午前の問題は過去問から使いまわされていることも。
過去の問題を解けるようにしておきましょう。午後の記述式の試験は、回答必須の「情報セキュリティ」は対策が必要です。
その他の選択問題は、自分の得意な分野に絞って勉強しましょう。
テキストを用いて知識を身に着けながら勉強をしていきましょう。

お申込みはIPA公式サイトから

インフラエンジニアにおすすめの資格④:ネットワークスペシャリスト試験

インフラエンジニアにおすすめの資格4つ目は、ネットワークスペシャリスト試験。

ネットワークスペシャリスト試験は、コアなネットワークに関する知識が要求されます

ネットワークシステムを構築する業務に携わる人には、特におすすめの資格です。概要は以下の通りです。

問題形式 午前Ⅰ:四肢択一(出題数30問、解答数30問)
午前Ⅱ:四肢択一(出題数25問、解答数25問)
午後Ⅰ:記述式 (出題数3問、解答数2問)
午後Ⅱ:記述式 (出題数2問、解答数1問)
試験時間 午前Ⅰ:50分
午前Ⅱ:40分
午後Ⅰ:90分
午後Ⅱ:120分
受験料 7,500円(税込み)
受験環境 筆記
春期(4月)の年1回実施予定

 

ネットワークスペシャリスト試験難易度2023年の試験で合格率が14.3%。
合格率15%に満たない年が多いくらい、高難度の試験です。
情報処理推進機構の試験区分としても、応用情報技術者試験よりもハイレベルな位置づけになっています。

業務でネットワークの知見がある人でも、合格が難しいとされているので、勉強は必須です。
(参照:情報処理推進機構 情報処理技術者試験 情報処理安全確保支援士試験 統計資料 令和6年度 春期試験 (応募状況)令和6年4月

✓勉強方法
午前の問題は、過去に出題されているものも再度登場することも。
過去問対策ができるサイトやアプリがあるので、隙間時間に利用して対策しましょう。午後の記述式問題は、過去問を利用して慣れておく必要があります。
特に、ネットワークの高度な知識がないと、太刀打ちできません。午前・午後ともに、間違えた箇所・知識が不足している箇所をテキストで補うようにしましょう。
午後の問題に全く歯が立たない場合、問題を解くよりも、知識のインプットを優先してみてください。

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インフラエンジニアにおすすめの資格⑤:データベーススペシャリスト試験

インフラエンジニアにおすすめの資格5つ目は、データベーススペシャリスト試験。

ネットワークスペシャリストと同様、データベースに関する深い知識が求められます

インフラエンジニアにとって、ネットワークと並んで身に着けておきたいのが、データベースの知識。

また、システムエンジニアでもデータベースの知識を持っておくと、開発に活かせることも多くあります。

データベースにある程度知見がある方は、勉強して取得しておけば、スキルの証明となって後々有利に働くかもしれません。

問題形式 午前Ⅰ:四肢択一(出題数30問、解答数30問)
午前Ⅱ:四肢択一(出題数25問、解答数25問)
午後Ⅰ:記述式 (出題数3問、解答数2問)
午後Ⅱ:記述式 (出題数2問、解答数1問)
試験時間 午前Ⅰ:50分
午前Ⅱ:40分
午後Ⅰ:90分
午後Ⅱ:120分
受験料 7,500円(税込み)
受験環境 筆記
秋期(10月)の年1回実施予定

 

データベーススペシャリスト試験難易度ネットワークスペシャリスト同様、応用情報技術者試験よりも、さらにデータベースの深い理解が試されます。
合格率は2023年試験で18.5%。

ネットワークスペシャリストと比べると、合格率はやや高め。

それでも20%を超える年はなく、難易度は高い試験です。

データベース設計やSQLなど、データベースに関連する知識をしっかりと身に着けておきましょう。

(参照:情報処理推進機構 情報処理技術者試験 情報処理安全確保支援士試験 統計資料 令和6年度 春期試験 (応募状況)令和6年4月

✓勉強方法
これまでの勉強法と同様、午前の問題は過去問のサイトやアプリを使って、隙間時間を活用しましょう。他の試験と同じく、午前の四択問題は過去問から使い回されることも。
午前の過去問を完璧に解ける状態にしておくことで、午後試験に必要な前提知識を身に着けることにもなります。午後試験は、記述式になるので、過去問で入念に対策する必要があります。
知識が不足している部分は、テキストで補いましょう。特に、午後Ⅱの問題は長文です。
前提の知識が充分でも、長文に慣れていないだけで苦戦してしまいます。
慣れは勉強量でカバー可能なので、知識が足りているのであれば、過去問を遡っていきましょう。

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インフラエンジニアは資格を取得しよう!

ここまでインフラエンジニアにおすすめの資格を紹介してきました。紹介した以外にも、ベンダー資格を含めると、多くの資格があります。

しかし、現場でどのような技術や知識が求められているかで、取るべき資格は変わってきます。

「どんな資格を取ったらいいか迷う」という方は、まずは今回ご紹介した資格を取ってみてはいかがでしょうか。その後、業務で関係するベンダー資格の取得をおすすめします。

今回取り上げた資格は、基礎的な内容の資格もピックアップしています。IT系の職種に就く方であれば、取っておいて無駄にはなりません。ぜひ今回の記事を参考に、資格の取得を目指してみてください。

資格取得を通してスキルアップ・年収アップを目指しましょう!

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