AWSもリリース開始!ローコード開発がDXに向く理由やツールを解説

近年、様々な企業のビジネス戦略において「DX」という言葉を耳にする機会が増えてきました。
簡単かつ標準化が必要なアプリケーションなどのDX化には、今、業界を問わず、ローコード開発が注目されています。

本記事では、今大注目のローコード開発について説明します。
その後に、ローコード開発のメリットやデメリット、さらにはローコード開発がDXに向く理由やローコード開発ができるツールを紹介します。 

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ローコード開発とは 

ソフトウェアなどにおいて「開発」と聞くと、JavaやC#、Pythonなどのプログラミング言語を用いて、コードを記述する手法を思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。
ローコード開発では、コードをできる限り記述せずに開発を進めます。

コードをほとんど書かずにどのように開発をするのか、疑問に思う方も多いでしょう。
コードをほとんど書かない開発は、GUI(グラフィカル・ユーザー・インターフェース)ベースの開発ツールを使用して、開発者が画面上で視覚的に分かりやすい操作をしながら行います。

具体的な方法は開発ツールによりますが一般的には、開発の画面上で条件分岐やアクションをもつオブジェクトを配置したり、繋ぎ合わせたりして、プログラムの動きを決定していきます。
しかし、全くコードを書かないという訳ではなく、部分的にコードを記載します。
例えば、GUIで手が届かない制御を加えたいときは、JavascriptのカスタマイズやSQL文の記述を加えるといったことが可能な開発ツールもあります。 

ローコード開発が可能な開発ツール

ローコード開発ができる開発ツールを紹介します。 

AWS 

AWS(Amazon Web Services)社は、フロントエンド(ユーザーとやり取りをする側)とバックエンド(ソフトウェアとやり取りをする側)の開発を行うインターフェース、AWS Amplify Studioを提供しています。
Amplify Studioは、2022年4月21日に一般提供が開始された、注目のローコード開発ができるインターフェースです。
Web版、モバイル版のアプリケーション作成に対応しています。

Amplify Studioでは、Figmaとの統合を実現しました。
Figmaとは、デザインツールの一種で、ブラウザ上で簡単に画面のイメージを作成することができます。
Figmaと統合することで、デザインの設計の変更と同期をとることができ、よりユーザーのイメージに沿った開発が可能です。
他にも、UIイベントハンドラーのサポートや、コンポーネントのテーマ設定や拡張、カスタマイズなどの便利な機能が含まれています。 

Outsystems 

OutSystems社は、設計、コーディング、デプロイを実装できるローコードプラットフォームを提供しています。
OutSystemsには拡張機能として、「Forge」というOutSystemsのコミュニティメンバーが開発したオープンソースライブラリがあります。

このForgeコンポーネントを利用すると、ローコードで実現が厳しい機能の実現ができ、拡張なども簡単に行うことができます。
Forgeを使用せずとも、独自のコードを追加することでプラットフォームの拡張も可能です。
設計から運用までをスムーズに一貫して実施できるため、開発側だけでなく、ビジネス部門やユーザーにも費用削減等のメリットがあります。 

PowerApps 

PowerAppsは、Microsoft Dynamics 365およびOffice 365で利用できる、Microsoft社が提供するアプリケーションの作成ツールです。
テンプレートを使用したり、ドラッグ&ドロップの簡単操作をしたりして、ビジネスアプリを高速に作成します。

PowerAppsで作成したアプリケーションは、汎用性があることが大きな強みです。
提供元がMicrosoft社のため、Power AutomateなどのMicrosoft 365のデータソースとの連携も可能です。
うまく連携すると、社内システムなどとの連携にも向いているでしょう。 

ServiceNow 

ServiceNow社は、ローコードアプリケーション開発機能をもつ「App Engine Studio」を提供しています。
App Engine Studioでは、視覚的に分かりやすい開発環境で、より早くアプリを作成できます。
アプリをゼロから作成することもできれば、豊富なテンプレートを使用した開発も可能です。 

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ローコード開発のメリット、デメリットとDXに向く理由 

ローコード開発がDXに向く理由ついて、ローコード開発のメリットとデメリットを解説した後に記載します。 

ローコード開発のメリット 

ローコード開発のメリットを紹介します。

簡単に、視覚的にわかりやすく開発が可能
先述の通り、ローコード開発は、GUIベースの開発です。
そのため、視覚的にもわかりやすく、プログラミングの経験が浅い人や、言語を習得出来ていない人にも理解しやすいです。
また、画面と機能の紐づきがわかりやすく、イメージがわきやすいこともメリットです。

工数削減・コスト削減
ローコード開発は、元々ツールに用意されている部品を組み合わせる為、コードを記述する手間が省けます。
そのため、短い期間での開発が可能で、工数削減が期待できます。
さらに、コードをほとんど記述しないため、コードの記述ミスによって後から作業が増える手間も省くことができます。
加えて、先述の通りローコード開発は、プログラミングのスキルを習得していない人でも実現しやすい開発です。
それにより、スキルを持ったベンダーなどで開発に必要な要員を固める必要がなくなり、開発コストの削減が期待できます。 

ローコード開発のデメリット

ローコード開発のデメリットは、コードを多く記述しないというメリットとは裏腹に、ローコードの手法のみではできることが限られてくる事です。
すでに部品が用意されている機能を高度に拡大したり、変更したりすることが難しいことも多々あります。
そのため、複雑な要件のシステムでなく、簡単な画面や単純な動きのシステムがローコード開発に向いているといえます。 

ローコード開発がDXに向く理由 

GUIベースの開発で、視覚的にもわかりやすいローコード開発は、比較的単純なシステムやアプリケーションであれば、期間を要さず容易に、さらに低価格で作成できることが多いです。
例えば、簡単な作業やアナログの作業で自動化標準化が必要とされているアプリケーションの構築には向いています。
それにより、従業員の日々の業務の手間を省くことができ、属人化を防げて、他の作業に着手することができます。
このように、簡単かつ標準化が必要なアプリケーションなどのDX化には、容易に期間を要さずに、さらに低価格であるローコード開発が、業種を問わずに有効といえるでしょう。 

ローコードの将来性 

ローコード開発は、アジャイル開発で実施されることが多いです。
アジャイル開発は、一般的なウォーターオール型の開発と違い、小さなサイクルで開発を行い、ユーザーとの認識合わせも多く行います。

さらに、GUIベースの開発ということもあり、ユーザーが開発の内容を把握、理解しやすく、品質の確保が望めます。
複雑さでなく、簡易さやスピードのあるDXを望む企業には特に、期待ができる開発手法です。

工数削減ができることや、高いプログラミングの知識を持たない開発者でも理解しやすいローコード開発は、エンジニアの負担を軽減させることからも内製化がしやすく、属人化を防ぐ開発手法として今後も注目されるでしょう。 

まとめ 

本記事では、ローコード開発の概要やメリットデメリットDXについて解説した後に、ローコード開発がDXに向く理由やローコード開発ができるツールを紹介しました。

ローコード開発の大きなメリットは、期間を要さずに容易に開発ができ、さらに低価格で実現できることです。

工数削減ができ、高いプログラミング知識を持たない開発者でも理解しやすいため、ユーザーだけでなくエンジニアにもメリットがある、未来ある開発手法です

今後は、簡単かつ標準化が必要なアプリケーションなどのDX化には、ローコード開発が業種を問わずに有効と言えます。新たな事業改革や海外進出などのビジネス展開にも期待が高まります。
ローコード開発によるDX化について興味がある方は、本記事を参考にしてみてください。 


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