【2025年】SAP社が提供するSAPトレーニング(研修)についてまとめ

SAPコンサルタントを目指すうえで、どのように学習すべきかお悩みの方が多くいらっしゃるのではないでしょうか。

そこで今回は、SAP社が提供するトレーニングをメインにSAPのノウハウを手に入れる方法について徹底解説しましたので、ご興味のある方はぜひ参考にしてみてください。

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SAPのノウハウを手に入れる方法

SAPのノウハウを手に入れる方法

SAPのノウハウを手に入れる方法は大きく分けて3つの方法があります。

SAPに関するスキルをメインにキャリア構築をお考えの方は、ぜひ参考にしてみてください。

ネット上の情報や書籍を通じて基礎知識を習得する

独学でコストを掛けずに学びたい方には、ネットで配信されているSAPトレーニング動画や書籍を通じて学ぶ方法をお勧めします。

ただし、学べる範囲はあくまで基礎知識程度となるため、実務としてSAPに関わりたい場合には後述するような方法で本格的にSAPを学ぶ必要があるでしょう。

また、基礎知識を習得しつつSAP認定コンサルタント資格に向けて学びを深めることもオススメです。

SAP認定コンサルタント資格は、種類や難易度も高い資格ですので、下記の記事で情報を獲得してみてください。

SAP社が提供するトレーニングを受講する

ネット上や書籍のみでは得られる情報量が乏しいため、本格的にSAPコンサルタントを目指そうとした場合にはSAP社が提供するSAPトレーニングを受講することをお勧めします。

後述しますが、SAPトレーニングは、SAP初心者からいわゆるベテラン方まで幅広い層をターゲットに多種多様なトレーニングが準備されています。

なお、費用についても同様に後程詳しく後述しますが、無料コース(SAP基礎取得者向け)から約100万円ほどかかるコースまであります。

SAPパッケージ導入を請け負っている会社に入社する

一番お勧めな方法がSAPコンサルティング実施企業に入社して実務経験を積むことです。

実務ベースでSAPのノウハウを習得できるのは勿論ですが、最もコストをかけない方法と言えるからです。

というのも、先述したSAP社のトレーニング(正確にはベンダー研修)にかかる費用を会社に負担してもらう形で受講できる可能性が極めて高いです。

実際にSAPトレーニングを受講している方の殆どが自己負担ではなく、会社負担で受講なさっています。

やはり、自己負担で約100万円ほど払うのはやはり障壁が高いようです。

また経験豊富なメンバーから近い距離でフィードバックを得ることができるというメリットもあります。

独学で挑むよりも、早く一人前のSAPコンサルタント・エンジニアとなることができ、また長期的にみても深い知見を有した人材になりやすい環境と言えるでしょう。

無料でSAP研修(トレーニング)を受けるには?

無料でSAP研修(トレーニング)を受けるには?

SAPトレーニング受講料の高さに驚いた方が多くいらっしゃるのではないでしょうか。

なるべく費用をかけずに、あわよくば無料で受講したいとお考えの方も多いでしょう。

そこで以下では無料で研修を受ける方法について後述しました。

openSAPの無料トレーニングを活用する 

openSAPは、SAP社がHasso Plattner Instituteと協同で開発したオンライン型の無料学習プラットフォームです。

情報技術に関する最新情報を習得できるコンテンツとなっています。

全編英語(一部中国語)で実施なのでその点は留意しておきましょう。

また、学べる範囲はあくまで基礎知識程度となります。

以下にopenSAPの特徴を記載しました。

トレーニングの特徴
 映像の教材とプレゼン資料、そして自身の自己採点型のテストによって構成される
 参加者には修了に向けて、毎週課題が出される
 参加者はopenSAPで提供されるオンライン上のコミュニティに参加し、内容の確認や質問ができる

無料登録はopenSAPのHPから

SAP ERP Essential Training Udemyを無料ダウンロードする

SAP ERP Essential TrainingUdemyは、1週間でSAP ERPを包括的に理解できるSAP ERP初心者向けのコースとなっており、UdemyのSAP及びOfficeProductivityのカテゴリに掲載されています。

またこのコースは、Udemyの非常に人気のあるJosephBeverly(作家)によって書かれており、Udemyで最も評価の高いコースの1つとなっています。

学生が認定資格を取得できるよう設計されたコンテンツとなっていますが、学生だけなくSAP領域に関わりたいとお考えの方は、手始めにこのコースを受講すると良いでしょう。

受講に関する情報はUdemyから

SAPジャパンに入社しSAPアカデミーを受講する

「SAPアカデミー」とは、SAP社が所持する米国拠点の社内スクールのことです。

2014年より、SAPジャパンは、中途採用した若手の幹部候補人材(3年以内の就業経験)を対象に、同スクールにて世界最先端のエリート養成プログラムを提供しています。

勿論受講するためには、SAPジャパンに入社することが必要となってきますが、かなり高倍率であることが予想されますので、ご興味のある方はしっかりと準備をしてから選考に臨むようにしましょう。

また選考では、英語でのプレゼンを実施しなければならないためビジネスレベルでの英語力が必須です。

SAPジャパンの転職を検討している方は、以下のサイトでSAPジャパンの転職難易度や企業情報などを詳しくご紹介しています。ぜひご覧ください。

SAPトレーニングスケジュール(2024)

SAP社が提供するSAPトレーニング(日本国内で開催予定のクラスルームトレーニング、オンラインでのトレーニングどちらも含む)のスケジュールはこちら(SAP社HPて確認できます。

なお、日本のSAPトレーニングセンターは以下の二つになります。

①SAP東京トレーニングセンター(品川)
アクセス:JR「品川駅」高輪口より徒歩10分 JR「大崎駅」徒歩14分
②SAP水道橋トレーニングセンター(水道橋)
アクセス:JR「水道橋駅」東口より徒歩7分
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SAP研修(トレーニング)にかかる費用相場

SAP研修(トレーニング)にかかる費用相場

「SAP E-Academy」には、1つを例とっても多くのコースが準備されており、3か月間で約40万円のコースもあれば、4~6カ月間で約80万~90万円かかるコースもあります。

そのため、費用相場について一概には言えませんが、大体100万円程という認識で問題ないと思われます。

た、基本的にはオンライン受講の場合は、オンサイトの約6割程度の価格に抑えることができます。

SAPが提供するオンラインSAPトレーニング 

SAPが提供するオンラインSAPトレーニング 

続いて、”オンライン”で提供されている主要SAPトレーニングをご紹介します。

わざわざトレーニング会場に出向く必要がないのでとても利便性の高いコースです。

SAP e-learning

SAP e-learningはSAPがグローバルで制作しており、最新かつニッチな領域を学べるコンテンツとなっています。

契約期間内であれば好きなタイミングで何度でも視聴可能です。英語と一部日本語に対応しており、視聴可能期間は主に6カ月です。

SAP E-Academy

業務関連知識習得の他に、SAPコンサルタントの資格取得に必要な知識をオンラインで習得できるトレーニングです。

実機へのアクセスが可能で、不明点があればヘルプデスクで確認することができます。

英語と一部日本語でに対応しており、視聴可能期間は主に5カ月です。

SAP Learning Hub

SAPのコラボレーション型学習やソーシャルラーニングに好きなタイミングでアクセスすることができるサービスで、SAPスキルを磨きつつSAPエキスパートとつながることができます。

その他、オプションとして実践演習を行うSAPLive Access(後述)を購入することが可能です。

SAP Live Access

すべてのSAP LearningHubサブスクライバーが利用できる「アドオン」パッケージです。

あらかじめSAP Learning Hubでの演習に必要なデータが事前に設定されているため、トレーニングシステムにオンデマンドでアクセスして、実践的な学習をすることが可能です。

SAPトレーニングの詳しい情報はこちら
SAP社HP「SAPのトレーニングとイネーブルメント」

SAPアカデミーとは?

SAPアカデミーとは?

SAPアカデミーとは、SAPの技術や知見を学ぶためのスクールです。

SAP Academy for Sales、SAP Academy for Presales、SAP Academy for Commercial Salesの3つの形態が存在しています。

※受講にはSAPへの入社が条件

SAP Academy for Sales

SAP Academy for Salesでは、SAP領域における営業のスキルを習得することができます。

講座自体は9 か月となっており、その後セールスコーチングなどの実践的なスキルを学んでいきます。

このプログラムを通じてクラウドソリューションをさまざまな業務部門や業種に売り込む力を身に着け、セールスにおけるキャリアを成功に導くための基盤を形成することができます。

受講環境・内容
【1年目】
・ローカル SAP オフィスで 6 週間のオンボーディング
・カリフォルニアで 3 カ月のクラスルーム学習
・4 カ月のフィールド OJT
【2/3年目】
・セールスコーチング
・セールス/オペレーショナルエクセレンスに重点を置いた継続学習
・キャリアおよびリーダーシップ開発
・個人別メンターリング/学習
身につくスキル
・創造性とデザインシンキング
・販売戦略とデジタル販売
・実地トレーニングとメンターリング
・コミュニケーションとプレゼンテーションスキル

SAP Academy for Presales

SAP Academy for Presalesでは、SAP領域において高く評価されるプリセールスソリューションエンジニアになるためのスキルと経験を身に付けることができます。

プリセールスソリューションエンジニアは、世界最大級の企業で問題解決の請負人、分野別エキスパートとして活躍しています。

このプログラムを通じて、エキスパートとしてのキャリアを確立するためのノウハウを1 年で修得できます。

受講環境・内容
【1か月目】
・地元 SAP オフィスでのオリエンテーションとオンボーディング
【2か月目~6か月目】
・カリフォルニア州シリコンバレーにあるグローバルトレーニングセンターで共同作業に基づく教室での授業
【7か月目~1年】
・所属する市場ユニットでの OJT、業務シャドーイング、メンターリングによる学習
身につくスキル
・プレゼンテーションスキル
・業界知識
・SAP ソリューションと戦略
・ビジネスとテクノロジーセンス

SAP Academy for Commercial Sales

SAP Academy for Commercial Salesでは、ソーシャルセリング、経営幹部の見込み客発掘、ホワイトボードセリング、バリューセリングなどの SAP の革新的なデジタルセールス手法を習得することができます。

6か月の短期プログラムで、デジタル変革を加速する SAP の戦略とイノベーション表現手法を学ぶことで、セールスのプロフェッショナルに近づくことができるでしょう。

受講環境・内容
【入学前の4 週間】
・地域の E-センターでオンボーディングおよびオリエンテーション
【入学後の4週間】
・カリフォルニア州シリコンバレーにあるグローバルトレーニングセンターでのスピード感のある教室での授業
【卒業後の4か月】
・コーチングと OJT サポート
身につくスキル
・ビジネスとテクノロジーセンス
・革新的デジタル販売テクニック
・経営幹部の存在とコミュニケーション
・SAP ソリューションと顧客エンゲージメント戦略

SAPトレーニングのまとめ

今回は、SAP社が提供するSAPトレーニングをメインに紹介しつつ、SAPのノウハウを獲得する方法について解説しました。

本記事でご紹介できなかったSAPトレーニングも多くありますので、ぜひSAP社HPにて確認してみてください!

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