楽しすぎ?後悔?増えすぎと言われるフリーランスのメリット・デメリットを解説

時間と場所に囚われない働き方「フリーランス」

この働き方について、近年「増えすぎ」という声が聞かれます。

この声のとおりフリーランスは増加傾向にあるのか、そしてフリーランスという働き方が気になる人に向けてメリット・デメリットを解説します。

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増えすぎは本当?フリーランスとして働く人の推移を解説

フリーランスとして働く人の数は、近年のデジタル化やコロナ禍の影響により、増加傾向にあります。

例えばクラウドソーシングサイトが行った調査では、2015年には937万人だったフリーランスの人口は2021年に1520万人まで増加し、経済規模は14.5兆円から23.8兆円に拡大しました。

ちなみに「フリーランス」の定義には明確な基準がなく、統計や調査によって定義は異なります。

しかし前述の調査では、コロナ禍の影響で在宅勤務が拡大したことで、デジタルプラットフォームを通じて働く人が増加し、従来の雇用形態に縛られない自由な働き方を求める人々のニーズが高まっていることが明らかにされています。

そのためデジタル化やリモートワークの普及によって、フリーランスという勤務形態の需要は増加傾向にあります。

参照:
新・フリーランス実態調査 2021-2022年版 ランサーズ
政策課題分析シリーズ17 日本のフリーランスについて 内閣府

フリーランスが増加したと言われる背景について解説

フリーランスが増加している背景には以下の3つの変化が大きく影響していると考えられます。

  • 企業環境の変化
  • 労働市場の変動
  • 働く人々の意識の多様化

ここからは、それぞれの変化について詳しく解説していきます。

企業環境の変化

経済のグローバル化やデジタル化が急速に進むことによる企業環境の変化が、フリーランスの増加に影響を与えている理由の一つと考えられます。

経済のグローバル化によって企業間の競争が世界中に広がり、政治や物価の国際的な変動の影響を受けやすくなりました。

またデジタル化ではWeb3.0や生成AIといった最新インターネット技術の発展によって、新しいビジネスモデルが次々に生まれるなど、これまで以上に企業活動の不確実性が増しています。

このような状況を乗り越えるため企業は、従来の雇用管理から転換を迫られ人材の流動化を進めざるを得ませんでした。

そしてその結果、フリーランスが増加しやすい環境を生み出すことに繋がったと考えられます。

 

労働市場の変動

労働市場の変動も、フリーランスの増加に影響を与えたと考えられる要因の一つです。

人口減少や少子高齢化による深刻な人手不足が進行し、昨今の企業は必要な人材を確保するために柔軟な労務管理を行わざるえません。

またDXの進展に伴って必要とされるスキルや人材が変化し、企業は中途採用や新しい人材活用法を模索しています。

これらにより従来のフルタイムの正規雇用に依存せず、柔軟な働き方を採用する企業が増えた結果、フリーランスの増加に繋がったと考えられます。

 

働く人々の意識の多様化

フリーランスの増加に影響を与えた原因として、働く人々の意識の多様化も考えられます。

少子高齢化や働き手不足が叫ばれる近年は、定年延長などによる職業人生の長期化や、働き方に対する価値観や希望の個別・多様化が広がっています。

特に新型コロナウイルス感染症の影響でリモートワークが普及したことによって、働く場所や時間、就業形態を自由に選択できる働き方が求められるようになってきました。

このような意識の変化により、フリーランスを含む、様々な働き方を選ぶ人が増加してきたと言えます。

参照:
新しい時代の働き方に関する研究会 報告書 厚生労働省

コンタクトアースマッチング公式サイト

フリーランスとして働くメリット

フリーランスとして働くと多くのメリットが得られます。

具体的には以下のとおりです。

  • 仕事上の人間関係に悩まされにくくなる
  • 働く時間や場所に囚われない
  • プライベートとの両立ができる

ここからは、これらのメリットについて一つずつ詳しく解説していきます。

仕事上の人間関係に悩まされにくくなる

フリーランスとして働くと特定の組織に属する必要がなく、上司や同僚との複雑な人間関係に縛られることがないため、仕事上の人間関係に悩まされにくくなるというメリットが得られます。

会社員など組織で働く場合は上司や同僚、部下との関係や社内の政治的な要素にも気を配りながら業務を進めなければならないため、人間関係に悩む人も多いでしょう。

一方でフリーランスは自己裁量で仕事をリードできるため、取引先を選ぶ際にも自分の判断で決めることができます。

このように自己裁量で取引先を選べるフリーランスは、仕事上の人間関係に悩まされることが少ないと言えます。

参照:
社会福祉士はフリーランスとして働けるのか?独立方法を詳しく解説 日本医歯薬専門学校

働く時間や場所に囚われない

フリーランスとして働くメリットの一つは、働く時間や場所を自由に選べることです。

会社員は決まった時間に出勤し、オフィスなど定められた場所で業務を行うことが基本ですが、フリーランスはその制約がありません。

また土日に働き、平日を休みにするなど、従来の会社員では難しい働き方も選べます。

例えば午前中は趣味に時間を使い、午後から仕事を始めるといった、自分のペースに合わせたスケジュールを組むことも可能です。

実際に中小企業庁の調べからフリーランスの7割強が不定休であり、1日の労働時間も2時間未満から12時間以上と多様な働き方が存在していることが分かります。

このようにフリーランスは、通勤や固定スケジュールによるストレスを回避でき、ライフスタイルに合わせた柔軟な働き方を実現できます。

参照:
2015年版 小規模企業白書 経済産業省 中小企業庁

プライベートとの両立ができる

仕事とプライベートのバランスを柔軟に取ることができる点も、フリーランスとして働くメリットです。

日本政策金融公庫の調査では、フリーランスの55%以上が私生活との両立に対して「かなり満足」もしくは「やや満足」と回答しており、この結果は正社員と比べて約5%多い結果となっています。

例えばフリーランスの場合、急に家族の都合で外出が必要になっても、仕事のスケジュールを調整することが可能です。

対して会社員の場合だと固定された勤務時間や場所の制約があり、突発的な私用に対応しづらいことが多いのではないでしょうか。

以上のことから、フリーランスはプライベートな時間とバランスをとりながら、仕事を進めることができると言えます。

参照:
フリーランスの実態に関する調査 日本政策金融公庫

フリーランスとして働くデメリット

フリーランスとして働くことはメリットだけでなく、以下のデメリットもあります。

  • 収入が少ない・安定しない
  • 社会保障が希薄

ここからは上記2点のデメリットについて詳しく解説していきます。

収入が少ない・安定しない

フリーランスとして働く場合、収入が少ない、もしくは安定しないというリスクがあります。

フリーランスは会社員と異なり毎月決まった給与を得ることはなく、仕事の量やクライアントの状況によって収入が大きく変動するため、収入が不安定になりがちです。

内閣官房が実施した調査によると、フリーランスの約6割が「収入が少ない・安定しない」と回答しており、これはフリーランスとして働く際の大きな障壁とされています。

また同調査では、フリーランスの5割以上が年収300万円未満と回答しており、安定した生活を送るには十分でない場合が多いです。

具体的には繁忙期と閑散期に応じて収入が変動したり、クライアントとの契約が突然打ち切られたりすることが考えられます。

このようにフリーランスとしての働き方には、収入が少ない・安定しないというデメリットがあり、その対策として収入管理や複数の収入源を持つ工夫が必要と言えるでしょう。

参照:
フリーランス実態調査結果 首相官邸

社会保障が希薄

フリーランスは、会社員に比べて社会保障が希薄であるため、病気や出産、老後に対する備えが十分でないというデメリットがあります。

フリーランスは健康保険や厚生年金といった公的な社会保障制度に自動的に加入できないことが多く、個別に加入しなければなりません。

このため会社員に提供されるような、傷病手当金や出産手当金などの給付を受けることが難しい状況にあります。

また厚生年金に加入できないことから、老後の年金額も少なくなる傾向があり、加齢リスクに対する備えが十分ではありません。

そのためフリーランスとして独立して働く人は、自分で老後の資金を蓄える必要があるため、早期の資産形成が求められます。

この状況に対して2024年11月から労災保険の適用範囲が全てのフリーランスも対象となるよう改定されるなど、フリーランスの増加に伴って、社会保障制度も変わりつつあります。

しかしながら社会保障の面で、フリーランスは会社員に比べて未だに不利な立場にあるため、フリーランスとして働く場合にはこれらのリスク管理が重要です。

参照:
フリーランス・ギグワーカーの社会保険の適用の在り方について フリーランス協会

まとめ

ここまでフリーランスが増加傾向にある現状と理由、そしてフリーランスという働き方のメリット・デメリットを解説してきました。

デメリットがありつつも、様々なメリットがあり、自身の価値観に合えば魅力的な働き方の一つです。

「増えすぎ」という声があがるほどフリーランスが普及しているこの状況は、多様な働き方が受け入れられ、普及していることを表していると言えるでしょう。

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