【2024年徹底解説】フリーランスとフリーターの違い・共通点を解説!収入や自由度は同じ?フリーターからフリーランスになれる?

正社員以外の働き方としてよく挙げられるのが、フリーターやフリーランスです。

意外と両者の違いを明確に答えられる人はいないのではないでしょうか。

また、どちらも同じものだと認識していたり、似ているように感じる人も多いのではないでしょうか。

そこで本記事では、混合されがちな「フリーランス」と「フリーター」の違いとそれぞれの共通点について、詳しく解説していきます。

まさに今どちらかの働き方をしている人も、周りから違いを聞かれたときに答えられるようにぜひ目を通してみてください。

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フリーランスとフリーターは同じではない

フリーランスとフリーターは同じではない

「フリーランス」と「フリーター」は名前の響きもあって、混同して覚えてしまっている人もいるのではないでしょうか。

いずれも自由な働き方が叶いやすい点は似ていますが、働き方や収入を得る方法などに大きな違いがあるのです。

まずは、それぞれの基本を理解しておきましょう。そもそもの意味を知れば、違いや共通点もイメージしやすくなります。

フリーランスとは

フリーランスとは、会社や企業などに属さずに個人で仕事をする働き方のことです。

正社員はひとつの会社と雇用契約を結んで働きますが、フリーランスの場合はいくつかの企業や個人と契約を結び、依頼を受けて仕事を行います。

営業や値段の交渉などを全て自分で行う必要があるものの、自分のペースに合わせて仕事量を調節できるのがメリットです。

仕事内容は多岐に渡り、デザイナーやカメラマン、エンジニアや美容師など幅広い職種でフリーランスが活躍しています。

フリーターとは

フリーターとは、アルバイトやパートとして働いている人(正社員以外の働き方をしている人)のことを指します。

フリーランスに比べると、働き方のイメージがしやすい人もいるのではないでしょうか?

ちなみに、学生や主婦がアルバイトやパートをする場合はフリーターには当てはまりません。

厚生労働省では、フリーターを以下のように定義しています。

フリーターの定義は、15~34歳で、男性は卒業者、女性は卒業者で未婚の者のうち、以下の者の合計

1 雇用者のうち「パート・アルバイト」の者
2 失業者(※)のうち探している仕事の形態が「パート・アルバイト」の者
3 非労働力人口で、家事も通学もしていない「その他」の者のうち、就業内定しておら
ず、希望する仕事の形態が「パート・アルバイト」の者

(※)平成30年より、「完全失業者」(1週間以内に求職活動を行った者)から「失業者」(1ヶ月以内に求職活動を行った者)に変更。これに伴い、非労働力人口の範囲も変更。

引用元:厚生労働省|若年者雇用対策の現状等について(14p)

上記を見てみると、現在は働いていないものの、新たにアルバイトやパートを探している人もフリーターと定義されるようです。

フリーランスとフリーターの違い5つ

フリーランスとフリーターの違い5つ

フリーランスとフリーターについてそれぞれ分かったところで、続いては両者を比べたときにどのような違いがあるかを解説します。

ここでは代表的な5つの違いを一緒に見ていきましょう。

収入

フリーランスは、場合によっては同じ職種で働く正社員以上に稼ぐことも可能です。

報酬の額に決まりがないフリーランスは、自分のスキルや仕事効率を上げたり、値段交渉を行なったりすることで収入をアップできます。

しかし、フリーターは時給や日給で働くことがほとんどのため、1時間や1日、または1ヶ月あたりで稼げる額に限りがあるでしょう。

また、フリーランスの場合は依頼された案件に対して報酬が支払われますが、フリーターは時間や日数に対して給料が支払われます。

上記のように、収入の伸びしろだけでなく収入を得る方法にも違いがあるため、覚えておきましょう。

雇用形態

フリーランスとフリーターは、雇用形態にも違いがあります。

そもそもフリーランスは、会社や企業に雇用されない働き方を指す言葉です。

対してフリーターは会社や企業と雇用契約を結んで働いている人のことを指します。

両者とも正社員ではない・自由度が高いなどの似ている部分はあっても、根本的な違いがある働き方なのです。

働き方

雇用形態が違えば、働き方にも大きな違いが出てきます。

フリーランスの場合は労働時間が決められていないため、自分の好きなタイミングで仕事を進められるうえに、職種によっては働く場所も選びません。

しかし、フリーターは主にシフトで決められた時間に・決まった場所で働きます。

スキルや専門性

フリーランスとフリーターでは、働くうえで必要とされるスキルにもそれぞれ違いがあります。

フリーランスの場合、自分の知識やスキルを活かして仕事をこなすのが基本なので、まるっきりの未経験やノースキルで仕事をするのは難しいでしょう。

一方フリーターは一度覚えてしまえば問題なく働ける仕事が多く、求人サイトを覗くと未経験からでもOKである仕事が豊富に募集されています。

つまり、フリーターなら仕事を始める前の段階では、スキルや専門知識がなくても問題ない場合が多いということです。

確定申告が必要かどうか

両者の異なる点として、確定申告の有無も挙げられます。

1年間のうちに収入を得た場合、国へ税金を納めなければなりません。

フリーターの場合は会社が年末調整を行なってくれるため、基本的に確定申告は不要です。

一方で、会社に属していないフリーランスは年末調整がないため、自分で確定申告を行う必要があります。

ただし、フリーターであっても以下の様なケースは確定申告をしなければならない場合も。

 年間の給与が2,000万円を超える人
 2ヶ所以上の場所で働いている人
 年末調整を受けられなかった人
 年末の前にアルバイト・パートを辞めた人

確定申告を行わない場合、無申告加算税や延滞税などのペナルティを受けることもあるので、忘れないようにしましょう。

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フリーランスとフリーターの共通点4つ

フリーランスとフリーターの共通点4つ

ここからは、フリーランスとフリーターの共通点を4つ解説します。

意外にも共通するポイントが多く、どちらも同じようなものだと勘違いしてしまう人がいるのも頷けるでしょう。

メリットもあればデメリットもあるため、これから会社には正規雇用されずに働きたいと考えている人は、一度確認してみてください。

収入が不安定

フリーランスとフリーターは、収入が安定しにくい働き方といえます。

なぜなら、毎月決まった額の給与が得られる正社員とは異なり、フリーランスとフリーターは自分が働いた分だけ収入が得られる仕組みだからです。

もしも体調を崩してしまったり、冠婚葬祭等で休んだ場合は収入が減ってしまいます。

また、思っていたよりシフトを入れてもらえなかったり、クライアントの都合で継続案件を打ち切られてしまったりなどのアクシデントでの収入減も考えられるでしょう。

自由度が高い

フリーランスとフリーターは働く時間が固定されておらず、自由度が高めなのも共通点のひとつです。

フリーランスは時間や場所の縛りがなく、自由度の高さに魅力を感じてフリーランスになる人も少なくありません。

フリーターの場合は基本的に場所の縛りがあるものの、正社員と比べると時間の融通が効きやすいため、同じく自由度は高めだといえるでしょう。

音楽活動をしていたり、役者志望だったりなどの将来やりたいことがある人も、時間が確保しやすいのが魅力です。

社会的信用度が低め

先ほどもお伝えしたように両者とも収入が不安定なため、正社員と比べるとどうしても社会的な信用度が低くなりがちです。

社会的信用度が低いことで家や車などのローンが組みにくかったり、クレジットカードの審査で不利になるなどのデメリットが生じます。

また「将来について考えていない」「ちゃんと定職についたほうがよいのではないか」など、周りから理解されにくい場合も。

以前に比べると働き方の多様性が受け入れられつつある昨今ですが、それでもまだ社会的には信用されにくいこともあるのがフリーターとフリーランスです。

副業のしやすさ

共通点でありメリットでもあるのは副業のしやすさです。

2018年の1月にモデル就業規則の改定があり、副業が解禁されたものの、正社員が副業をするのは難しい場合もあります。

本業が忙しくて副業をする余裕がなかったり、未だ会社内で副業が認められていないなど、理由は様々。

自分のペースで仕事を調節できるフリーランスやフリーターなら、メインの仕事と副業をうまく両立させられるでしょう。

参照:)厚生労働省「モデル就業規則」

フリーランス・フリーター・個人事業主の違い

フリーランス・フリーター・個人事業主の違い

フリーランス・フリーター以外によく聞くのは、個人事業主ではないでしょうか?

「個人」と入っていることから、フリーランスと同じ意味と捉えている人もいるでしょう。

個人事業主とは、税務署へ開業届を提出し、個人で事業を行なっている人のことを指す言葉です。

例えば、開業届を出したフリーランスは個人事業主になります。

「フリーランス」という大きな働き方の枠組みの中に「個人事業主」という区分がある…と考えると分かりやすいのではないでしょうか。

フリーランス・フリーター・個人事業主のそれぞれを簡単に説明したものを以下に記載しておくので、あわせてご覧ください。

 フリーランス:企業や会社に属さず個人で仕事を行う働き方
 フリーター:アルバイトやパートなどの非正規雇用で働く人
 個人事業主:税務署へ開業届を出した、個人で事業を行う人

フリーターからフリーランスは目指せる?

フリーターからフリーランスは目指せる?

結論から言ってしまうと、フリーターからフリーランスになるのは可能です。

自分の頑張り次第で、十分に目指せるでしょう。

時間の融通が効きやすいメリットを活かして、仕事の合間にオンラインスクールで学んだり、副業としてチャレンジしてみたりするのがおすすめです。

また、自分がフリーランスとして活動したい職種へ正社員として1度就職し、実務経験を積むのもよいでしょう。

フリーランスを目指しやすい職種

「何も得意なことがないけど、フリーランスを目指してみたい」という人へ向けて、需要が高く・フリーランスを目指しやすい職種をいくつか以下にピックアップしました。

 ITエンジニア
 プログラマ
 Webデザイナー
 イラストレーター
 Webライター
 動画編集

ここで気をつけていただきたいのは「目指しやすい=すぐに稼げる」ではないということです。

スキルや実績のない状態からすぐに稼ぐのは至難の業。

そのため、何もわからない状態で仕事を辞め、いきなりフリーランスに挑戦するのは危険です。

先ほどもお伝えしたようにまずは副業として始めてみたり、稼げなくてもしばらく生活していける貯金を貯めてからスタートするのがよいでしょう。

フリーランスとフリーターは働き方や専門性に違いあり

本記事では、フリーランスとフリーターの違いや共通点についてご紹介しました。

両者ともメリットとデメリットがあり、どこを魅力に感じるかは人それぞれでしょう。

このままでよいのか悩んでいるフリーターは、スキルを身につけてフリーランスを目指してみるのもひとつの方法です。

フリーランスは生計を立てるのが難しく、簡単な道のりではありませんが、うまくいけば正社員よりも稼げるようになる働き方と言えるでしょう。

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