こんにちは。当メディアを運営するストラテジーテックコンサルティング編集部です。
ITフリーランス人材の中でも、フリーランスSE向けには多くの案件・求人があります。
フリーランスSE案件の種類は幅広く、案件単価もピンキリですが、中には社内(会社員)SEの給与水準と比較すると目を見張る高単価のフリーランスSE案件も多数あります。
そのため、フリーランスの働き方を選択するSEも令和の現在は増加傾向にあるようです。
本記事をご覧になっているあなたも、フリーランスSEとしての活動を検討していらっしゃるのではないでしょうか?
・案件の特徴
・単価相場の解説
・案件を探せる便利な無料サービス
などを紹介します。
現役フリーランスSEの方や今後SEとして仕事をしたい方はこの記事をお気に入り・ブックマーク登録して便利に使ってください!
目次
- 1 2021年現在、フリーランスSEという働き方が人気となっている
- 2 フリーランスSE向け案件は「常駐」が基本
- 3 高収入・高単価?フリーランスSE案件の単価相場【気になる年収は?儲かる?】
- 4 人気職業のフリーランスSEが高単価・高収入案件を獲得する3つの方法【高年収を目指そう】
- 5 フリーランスSEの案件を探す人気の方法3選
- 6 人気・おすすめSE案件紹介サービス【高単価情報をゲットしよう】
- 7 フリーランスSEのメリット3選
- 8 フリーランスSEのデメリット3つ
- 9 今は人気だけどこれからどうなる?今後のフリーランスSEの将来性
- 10 人気職業のフリーランスSE向け案件の単価相場とメリット・デメリットまとめ
- 11 フリーランスSEの無料スカウト登録はこちら
2021年現在、フリーランスSEという働き方が人気となっている
先ほども少し触れましたが、フリーランスとして活動するSEの数は増加傾向にあります。
増加している背景には次のような要因が考えられます。
- 働き方改革が進み、フリーランスSEとして働くことのハードルが低下している
- フリーランスSE向け案件紹介サービス産業が急成長中
- 国内外企業がDX推進に注力しており、データ活用やシステム導入などの案件数が拡大中
また、各個人としては「自身のスキルアップを図りたい」「より正当な評価を受けたい」といった理由からフリーランスSEとしての活動を決定するようです。
では、データを用いてフリーランスSEの拡大傾向を紐解いていきましょう。
残念ながら、フリーランスSEのみの人口を明らかにするデータは見当たらなかったため、情報通信業におけるフリーランス数を明らかにしたデータを用います(NE/プログラマー/SE などの職種に区分できます)
1⃣情報処理推進機構(IPA)のIT人材白書によると、情報通信業におけるフリーランス数(※一人で事業を行う人材)は、以下の通りです。
2005年 | 59,180人 |
2010年 | 60,960人 |
たった5年の間に、フリーランス人材は1,780人も増えています。
なお、同調査によると、フリーランスSEと契約を結んでいるIT企業数も拡大傾向であるとのことです。
2⃣続いて、案件探しの人気サービス、レバテックフリーランスの登録者数を参考にします。
レバテックフリーランスの登録者数は年々拡大傾向にあり、2020年には2016年の約3.4倍になると予測がされました。
参照:)【2020年12月発表】ITエンジニア動向総まとめ-データで見るレバテック-
数が増えている=フリーランスSEのライバルが増えると同義ではありますが、それ以上にSEをはじめとするフリーランス人材への需要が拡大中ですので「しばらくは、フリーランスSEとしての仕事活動をスタートしやすい」と捉えていただけると良いかと思います。
フリーランスSE向け案件は「常駐」が基本
続いて、フリーランスSEが参画する案件の特徴をご紹介します。
フリーランスSE向け案件のテーマは幅広くありますが、いずれのテーマにせよ基本的にはクライアントのオフィスに出向く「常駐型」での勤務が基本となります。
そもそもSEとは、プログラマーなどと比較した際にプロジェクトの上流(ITシステムの要件定義や設計)を担う職種です。
そのため、SEはクライアントやプロジェクトメンバーと常にコミュニケーションを取りながらプロジェクトを進めていく必要があるのです。
そのようなポジションの場合、常駐しているSEのほうがコミュニケーションを取りやすいです。
また、緊急トラブルにもすぐに対処することが可能なことは安易に想像がつくかと思います。
加えて、とりわけ大企業ではデータが外部に流出してしまうリスクを考慮し、常駐型フリーランスSEのみの採用としていることが多いです。
とはいえ「リモート型」のSE案件も少なからずありますので、こだわりたい方はぜひコンタクトアースマッチングのような案件紹介の無料サービスを利用してみましょう。
高収入・高単価?フリーランスSE案件の単価相場【気になる年収は?儲かる?】
フリーランスSEとしてのキャリアを選択する方の最たる理由が「年収をUPさせたいから」でしょう。
では、実際にフリーランスSEの年収や単価はいくらほどなのでしょうか。
フリーランスSEの年収は稼働率によって大きく変動してしまうため、フリーランスSE向け案件の単価相場を元に計算していきましょう。
レバテックフリーランスによると、フリーランスSE向け案件の月額単価相場は以下の通りです。
フリーランスSE向け案件の平均単価 | 72万円 |
フリーランスSE向け案件の最高単価 | 145万円 |
なお、言語別の単価は以下の通りとなります。
言語 | 平均単価 | 最高単価 |
Java | 69万円 | 145万円 |
PHP | 71万円 | 145万円 |
Python | 77万円 | 145万円 |
Ruby | 79万円 | 125万円 |
JavaScript | 72万円 | 125万円 |
C♯ | 67万円 | 115万円 |
Go言語 | 82万円 | 125万円 |
Swift | 80万円 | 125万円 |
C言語 | 67万円 | 115万円 |
COBOL | 61万円 | 95万円 |
※もちろん、各フリーランスSEが有するスキルや実績に応じて、獲得単価は大幅に変わっていますので目安としてご参考ください。
人気職業のフリーランスSEが高単価・高収入案件を獲得する3つの方法【高年収を目指そう】
闇雲にフリーランスSEとしての活動をスタートすると「単価や年収が上がらない」という課題に直面する方も多いです。そのため
- フリーランスSEとしてのスキルや経験が顕著に不足していないか
- SE業務以外に、コミュニケーションスキルに問題はないか
を吟味したうえで、フリーランスSEとして独立するようにしましょう。
これらの前提をクリアしたうえで、フリーランスSEのとして継続的に高単価・高収入案件を獲得するには次のような項目がポイントとなってきます。
交渉スキルのレベルを上げる
フリーランスSEとして活動する場合には、会社員SEと異なり営業活動~契約までを自身で行う必要があり、契約の際には単価交渉が肝となってきます。
ここはフリーランスSEのメリットでありデメリットでもあります。
自身の強みやSEとして有するスキル・実績を魅力的に伝えることで、交渉がうまくいけばクライアントが当初掲示した額以上での高単価契約を結ぶことも十分可能です。
フリーランスSEとしての経験が浅いうちは、かなり緊張する場面かと思います。また「断られたらどうしよう」といった不安も抱えるでしょう。
ただ、フリーランスSE向けの案件は数多くありますのであまり構えすぎず交渉に挑んでみましょう。
その際に、交渉スキルが必要となってきますので、日頃から意識して磨くようにしましょう。
「交渉が苦手」「めんどくさい」という方はコンタクトアースマッチングなどの案件紹介サービスがおすすめ。
かんたんなプロフィール登録でスカウトが入るので面倒なことがなく気軽に高単価SE案件を探せます。
ニーズのあるSE案件を狙う
フリーランスSEであれば自身で案件を選定することができるので、ニーズのあるSE案件を見極めて参画することが重要となります。
ニーズといっても、単に「案件数が多いか」という視点でなく「参画できるSEがどれほどいるか」をくみ取ることが大切です。
SEとしての需要が高くとも、参画できるSE人材が溢れかえっている領域の案件では、高単価・高収入を狙うことが難しいです。
最近では、自社システムのIT化が活発化しており、Sier系案件へのニーズがひっ迫しているようです。
レベルの高い工程(上流工程)を担当する
ITプロジェクトでは、担う業務内容のレベルが高ければ高いほど単価がUPします。
つまり、高単価案件に参画するには上流工程を担えるスキルや知見を有していることが必須となります。
中には、SEとして所属していた(又はしている)企業が2・3次請けであったため、上流工程の実務経験が殆どない方もいることでしょう。
その際には、フリーランスSEならではの「自身で案件を選定できる」メリットを活用して経験を培うようにしましょう。
多少案件の単価が低くとも、上流工程を担ったSEとしての実績を得られるのであれば、参画してみることをお勧めします。
経験を積んでいくうちに、単価面については挽回を図れますので、まずは上流工程の実務を経験しましょう。
フリーランスSEの案件を探す人気の方法3選
フリーランスSEを目指している方の中には、実際にどのようにSE案件を探していけばよいか不安を抱えている方もいることでしょう。
フリーランスSEが案件を獲得する方法は
- 営業
- リファラル
- IT案件紹介サービス
の3つが主流です。それぞれ詳しく見ていきましょう。
営業
自身で、新規・既存顧客に営業をかけます。SE案件獲得までの難易度は、次にご紹介する2つの手法と比較して高いのがデメリットです。
メリットとしては完遂した際には高い報酬を得ることが可能です。
ただし直接のSE契約となると、クライアント側は豊富な知見や実績を有するフリーランスSEを好む傾向にあるため、SEとしてそれなりの実績が必要となるでしょう。
前職でのクライアントから直接声をかけられるといったパターンも多いです。
リファラル
リファラル(=知人からの紹介)で案件を獲得するフリーランスSEもいます。
フリーランスSEとしての常駐案件に数多く参画する中で、幅広く強固な人脈を形成することにつながり、その結果SE案件を獲得してもらえるパターンも多いです。
IT案件紹介サービスの活用
案件紹介サービスの活用は基本的に必須です。営業から単価交渉までを代行してくれるため、大幅な工数を削減することができます。
その他にも、開業や人脈づくりをサポートしてくれるサービスもありますので、ぜひ活用してみてください。
次トピックで、おすすめ案件紹介サービスをご紹介します。
人気・おすすめSE案件紹介サービス【高単価情報をゲットしよう】
フリーランスSEにお勧めなIT案件紹介サービスをご紹介します。
コンタクトアースマッチング(ContactEARTHmatching)
コンタクトアースマッチングはSE向け案件を豊富に取り扱っている案件紹介サービスです。
利用は完全無料で、かんたんなプロフィール登録をすれば企業があなたをスカウトしてくれます。
100万円以上の高単価SE案件もあり、リモート案件も豊富。
最新の高単価SE情報も見逃したくない方は早めに登録だけでも済ませておきましょう。
レバテックフリーランス
レバテック株式会社が運営する、国内大手のITエンジニア向けフリーランスエージェントです。
業界認知度、登録者数ともにNO.1です。面接対策等のサポート体制が充実していますので、特にフリーランスへの転身初期に活用する方が多いようです。
とはいえ、高単価案件も多く保有しており、登録者の平均年収は、約862万円となっています。
その他、ITエンジニアにお勧めするIT案件紹介サービス8選はこちらでご紹介していますので、ご興味のある方はぜひ目を通してみてください。
フリーランスSEのメリット3選
SEは、システムの基盤を構築する専門的な職業のため、フリーランスとして活躍していけるレベルをお持ちの方は職が無くならないと言われています。
しかし、ある調査では「SEから転職をしたい」と考えている人が69%もいることが明らかになっています。
その実態はどうなのでしょうか。本トピックでは、フリーランスSEのメリットについて紹介します
さまざまな業界のシステムに携われる「やりがい」
ITのシステムを導入していない業界・業種はほとんどありません。金融、水道、官公庁、医療等の多くの業界、ITを支えるSEは、企業と「どのようなシステムを設計し、導入していくのか」をゼロベースで始められます。自身が手掛けたシステムが世の中に生まれるやりがいはメリットの一つと言えるでしょう。
コミュニケーションスキルが上がる
SEは、システムを作る上流工程を担います。クライアントとの折衝を始めチームのリーダーとしてメンバーをまとめる場合もあります。「システムを導入するメリット」「クライアントがどうしてシステムを入れたいのか」など、適切なコミュニケーションスキルが身に付きます。
SE以外のキャリアを目指すとしても、クライアントとの折衝の経験や培ったコミュニケーションスキルはSEとして働くメリットの一つです。
高収入が得やすい
フリーランスSEは高収入を得やすい職業の一つです。
フリーランスSEの平均年収は600万円以上と言われています。DX化の高まりによってSEの案件は拡大傾向にあり、高単価の案件も多く市場に出回っている背景があります
また、最新の国税庁の民間給与実態調査によれば、日本人の平均年収は441万円といわれています。フリーランスSEは日本平均よりも、150万円以上高い収入を得られるメリットがあると言えるでしょう。
フリーランスSEのデメリット3つ
残念ですが、フリーランスSEにはデメリットも存在しています。フリーランスになる前にきちんと確認していきましょう。
なお「そもそも自分はフリーランスに向いているのかな?」とお考えの方は「フリーランスの向き不向きがわかる5つのチェックリスト【あなたは大丈夫?】」はご覧ください!
SE案件によっては年齢の制限がある
IT系のエージェントサイトをみると「20代~30代まで」といった案件だったり「50歳まで」といった年齢制限が設けられた案件があります。そのため、フリーランスSEになったものの年齢制限により案件が受注できないといったケースが起きないとは限りません。もちろんすべてがそういった案件というわけではありませんが、フリーランスになる前に知っておきたい情報の一つです。
事務作業が面倒
フリーランスSEに限った話ではありませんが、フリーランスになると確定申告や社会制度の手続きなど、個人でやらなければならない事務作業が増えます。メイン業務以外にサブ業務が増えると考えてください。自由なイメージがあるフリーランスですが、その実態は細かい作業も多く大変なことも多いと抑えておきましょう。
最新の情報がキャッチアップしづらい
SEとして企業に勤めているときは、教育環境が設けられ、システムに関する最新情報などをキャッチアップしやすい環境と言えます。しかし、フリーランスになると自分から能動的にIT情報やシステムに関する知見を学ばなければなりません。
もちろんこうしたデメリットは自分次第でいくらでも改善できる内容です。特にSEは求められるスキルがトレンドによって変化しやすい職業のため、フリーランスになった場合、会社員よりも自己研鑽を怠らないことが重要と言えるでしょう。
今は人気だけどこれからどうなる?今後のフリーランスSEの将来性
フリーランスSEとして独立すべきかを検討する際に、最も重視するのが、フリーランスSEの将来性でしょう。
結論からお伝えすると、もちろん「フリーランスSEの将来性はある」と言えます。
ですので、フリーランスSEとしてのキャリアを選択するのは合理的であると言えるでしょう。
ただし、生き残っていくためには、ニーズのある分野やSEとして自身の得意領域を見極めることも極めて重要となってきます。
昨今では、AIやクラウドに関する知識が求められていますが、ご自身でキャッチアップしようと行動していますか?
日々、自己研鑽を怠らないことがフリーランスSEとしての市場価値を高め、ご自身の将来を明るくします。
変化の著しいIT業界に位置する職種ですので、常に勉強する姿勢を大切にしましょう!
人気職業のフリーランスSE向け案件の単価相場とメリット・デメリットまとめ
いかがでしたでしょうか。本記事では、フリーランスSE向け案件の単価相場や案件の探し方をご紹介しました。
IT人材不足が深刻化する一方で、ITプロジェクトの需要は今後も益々高まっていきますので、フリーランスSEとして実績を着実に積んて行くことで高収入を実現できることでしょう。気になっている方は、ぜひチャレンジしてみましょう!
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